三陸わかめさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

三陸わかめ

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トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)

4.3

トリコロール3部作の白。

青の愛とうってかわって、ドタバタ劇から始まる今作。性的不能を理由に離婚した男女の裁判から始まり、そこから崩れていく男の人生。

あまりに惨めで冴えない男だが、復讐の仕方がユ
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裸のランチ(1991年製作の映画)

5.0

これはシュールな世界観で大好きでしたね。
麻薬中毒の男の見る幻影?という解釈でいいのかな。

とにかく登場するクリーチャーの見た目が想像の斜め上にいく感じで、見るものを飽きさせない。タイプライターのゴ
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バーバレラ(1967年製作の映画)

4.4

いろいろ創意工夫がなされた楽しい作品でした。

お色気要素満載だが、バーバレラへの拷問の仕方が工夫がなされているし、発想豊かで逆に好感しかない。ピアノに飲み込まれる拷問は笑った。

背景や世界観の作り
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狼の血族(1984年製作の映画)

4.2

グリム童話をもとにした少女の性の目覚めを描いた作品らしいが、人間から狼への変貌のシーンがあまりに衝撃すぎて、これだけで映画を見る価値がある。

遊星よりの物体xと狼男の題材をミックスした、不気味な映画
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トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

3.4

途中何回も挿入されるオーケストラが大袈裟すぎて笑ってしまった。

夫を失った女性が夫の不貞を知りながらも、その事実を受け止め、夫が生前書きかけた曲を完成させようとする。

献身的で、ひたむきな愛を感じ
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ルトガー・ハウアー/危険な愛(1973年製作の映画)

3.9

嵐のように過ぎゆく過激な恋愛を描いた作品でした。内容は下品、きたない、臭い、変態、エロのてんこもりですが、人間の本質なんてこんなもんだよと言われてるような感じがして、逆に爽やかさを感じました。

激流
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ラブ・クリニック(2014年製作の映画)

3.5

韓国のラブコメはやはり面白い

しかしいつも思うのが後半の失速具合。

シリアス展開と急に真面目な雰囲気でお互いも向き合おうとするのも、まあわかるっちゃわかるんだけど、初めから終わりまでくだらないセン
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

2.8

終始「誰だこれ」って感じでいちいち突っかかって、感動感があまりなかった。
仕方ないにせよグリンデルバルドは配役変わってるし、ヒロインは髪型を変えてちょろっと出てくるだけ。色々と混乱した。

どうもファ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

大作!!予想よりかなり面白かった。

リドラーの思惑通りに徐々にゴッサムシティの闇が暴かれていき、相手はリドラーではなく、ゴッサムシティそのものになっていった。

バットマン自身も例外でなく、ゴッサム
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

4.4

かなり面白かった!

ミステリなので内容は触れずに。
女性は美しく妖艶で、そこにエジプトの神秘的厳かさが加わって、とにかく絵が豪華。ミステリ映画は容疑者の情報を絞り込む意図で、どちらかと言うと密室だっ
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オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体-(2021年製作の映画)

2.7

うーーん、微妙。

ミンスミート作戦に焦点を当てた映画ながら、フォーカスが絞れてない気がして取り巻く人間模様のどうでもいい箇所が多めで、そこじゃないだろ物語の割くべきところは…という気持ちになった。
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

個人的にはあまり響かなかった。

妻の死と不貞の事実を知って、過去を受け入れて前に進む系の映画としては、Demolitionが僕の中で最高傑作でそれを超えてこない。

演劇で、それまで避けてきた役を熱
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Still Dreamin’ 布袋寅泰 情熱と栄光のギタリズム(2022年製作の映画)

3.5

布袋200%

布袋さんは飽くなき探究心と野望を持つ人なんだな。まあ究極のナルチシズムといったところだが、別にそれを見ていたいとかは思わない。布袋さんはバンドのメンバーやスタッフに対して穏やかで、物腰
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.4

ウォーレン夫妻の愛情物語になっている。

悪魔の犯行を法廷で立証する、って内容だとエミリーローズの方が好きかなあ。

ホラー要素はあんまなくて、ちょっと現実離れしたおどろかし要素が頻発する印象。

つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.5

絵が味わい深い。

水の中に沈んだ家々が、おじいさんの記憶を表してるって感じかな。

ナレーションがあった方がわかりやすくて自分は好き

オーディション(2000年製作の映画)

3.8

キリキリ侍参上。

内容がえげつないので敬遠してきた本作だが、かなり面白かった。

親父がたぶんめちゃめちゃいいおっちゃんなんだろな。息子との絆もグッド。

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

3.8

おいおい、平均スコア低すぎやしないか…。割といいと思ったんだけどなあ。

現在時刻が表示され、緊迫感が常にあり、じわじわくる感じが良い。
ハンバーガートラック親父のハンバーガーの再現度が素晴らしくて、
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

5.0

アウトレイジシリーズ始動

「リアリティ」とゴア描写がクスッとした笑いと共に提供される

母なる証明(2009年製作の映画)

4.0

結末には色々な解釈があるらしい。

笑っていいのか悪いのか、よくわからない不気味さがポンジュノ監督の良さだ。

さがす(2022年製作の映画)

4.0

ミニシアターで鑑賞。

思ってたのよりは15倍暗かった!
佐藤二朗のコミカルな感じが逆に不気味で引き込まれた。

岬の兄弟もそうだけど、監督は貧困をテーマに書くことが多いらしい。

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

5.0

アウトレイジ 最終章。

一作目を「リアリティ」、二作目を「エンタメ」とするなら、本作は「ギャグ」だと思う。

最終章を他と比べて面白くないと感じる人も多いような気がするが、それはこの作品を暴力映画だ
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

5.0

再鑑賞。北野武監督の作品群、blu-ray買っちゃった。

アウトレイジ ビヨンドはほんとに面白くて、当時上映してた時は3回劇場に観に行きました。

前作、アウトレイジの続編で、アウトレイジ シリーズ
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.2

どうせならと思って、上中下巻に分かれた最長版をチョイス。この映画の見方としては、物語が章立てされていて一個一個は短めなので、1日の終わりに1章ずつ見ていくのがおすすめかもしれないです。僕はそうしました>>続きを読む

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

3.7

ヒーローが大集結して、ステッペンウルフが地球を支配しようとするのを阻止する話。

4時間規模の映画として、その長さをあまり感じさせないのがいい。小難しい哲学とか覚えるのが難しい背景とか、あまりない。話
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

4.0

シャロン・テート事件のあった頃、カルト狂信者が家に襲撃してきたことをきっかけに、家にあった人形に悪魔が乗り移る。

人形が怖い、というより、その周辺で起こる怪奇現象がひたすら怖い。結構あまり見ないよう
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

サム・ライミ版のスパイダーマンに衝撃を受けた小学生くらいの時、志村けんがスパイダーマンのパロディギャグやってゲラゲラ笑ったあの頃を思い出しました。

確かに、今までの映画スパイダーマンに登場するヴィラ
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マイPSパートナー(2012年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

前半はかなり面白いラブコメで、後半から普通のラブストーリーになる。

コメディ要素は豊富で笑ってしまう場面がふんだんにある。

メインキャラがみんな魅力的でよい。

最後の歌を歌うくだりは恥ずかしくて
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死霊館(2013年製作の映画)

3.1

死霊館シリーズは似たような内容が多くて頭がごちゃごちゃになる…。

印象が薄い。

死霊館のシスター(2018年製作の映画)

4.2

あるシスターの自殺の原因を調査するために、神父と見習いシスターが教会を訪れたらとんでもないことが起こる話。

新鮮な恐怖演出もあったし、お化け屋敷館満載でエンタメとして楽しめた。

最後の悪魔の封印の
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

2.8

え、これで終わりかい!?って感じに終わってしまった。

死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

4.5

怪奇現象が全ての人間がしっかり認識できて、夢オチとか何も起こらないとかくだらない演出がなくて良かった