琵琶さんの映画レビュー・感想・評価

琵琶

琵琶

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.0

なつめとコウは2人の神という立ち位置なのかな?
コウの傍若無人な振る舞い、コウに依存していくなつめにあまり好感を持てなかった。
ジャニーズWESTの重岡大毅くんが演じた大友がとにかくいい。純粋で太陽の
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セブン・イヤーズ・イン・チベット(1997年製作の映画)

3.0

ブラピの役柄がなんだか掴めなかったし、嫌な奴で困惑した。
そのせいで全体が軽い印象になっている感あり。
クンドゥンの方が、中国侵攻によるチベットの危機がうまく表現されていて好みかな。

バケモノの子(2015年製作の映画)

3.5

熊鉄と九太の絆に泣いた。
ただ、一郎彦の闇はあれで終わり?ちょっと唐突な気がした。

トゥルーノース(2020年製作の映画)

4.5

そこそこの階級の家族が、ある日強制収容所に連行される。
ホロコーストと同じ狂気の世界。
支配側に回った人間の残酷さは底知れず、本当に恐ろしい。

最初のスピーチが思っていた人と違って驚いた。どうか鉄柵
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ユナイテッド93(2006年製作の映画)

4.0

結末は知っていたので胸が痛かった。
計画通りの場所に落ちていたら、アメリカの打撃は相当なものになっただろう。英雄たちのことを忘れてはいけない。
知床遊覧船の事故があったばかりなので、絶望的な状況に陥っ
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.2

ずっと気になってたけど、やっと視聴。
さすがスティーブン・キング。
ミザリーのようなヒヤヒヤ感がたまらない。
ジャック・ニコルソンの迫真の演技も素晴らしかった。
私の大好きな「最高の人生の見つけ方」の
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スティーブ・ジョブズ(2013年製作の映画)

2.0

スティーブ・ジョブズの信念と熱意は、間違いなく世界を変えたと思う。
しかしこの映画の中では、人間的な魅力を感じることができなかった。

ジョブズを演じていた人はどっかで見たことがあるとモヤモヤしていた
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人数の町(2020年製作の映画)

3.1

現実の人生を捨てて、別の世界の住人になる不思議な話。
主人公は中村倫也以外考えられないくらい、役にハマっていた。
前半の面白さに比べると、後半ダレていった感じが否めないのでこの評価で。

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

4.1

アメリカ人監督が日本人目線で描いた硫黄島の戦い。
憎き敵国を描く場合、視点の偏りが見られるのが普通だと思うが、日本人監督が作ったと言われても違和感がないほど戦時下における日本兵の心情を理解して作られて
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エベレスト3D(2015年製作の映画)

4.6

65000ドルのエベレストツアーの実話。
下山のリミットを決めていたにも関わらず、下山が遅れたことにより、酸素不足や凍死などで8名もの犠牲者を出した。
理由の一つとして避けられなかったハプニングもあっ
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シンデレラ(2021年製作の映画)

4.5

シンデレラのミュージカル映画。
ポップで可愛くて、見ていて最高に楽しかった。
本作のシンデレラよりかなり好き。

ニルマル・プルジャ:不可能を可能にした登山家(2021年製作の映画)

5.0

8000m級の14峰を7ヶ月で制覇するという、ニルマル・プルジャ率いる「project possible 」は、今まで仕事として登山家のサポートをしていたネパール人達の、登山スキルの高さを世界に知らし>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.8

弱いものを守るのが強く生まれた者の責務

煉獄さん…。


めっちゃ泣いたけど、庶民が観るマンガにハマったわけではない。

Netflixで一気見などしていないし、続きが気になるから漫画本を読もうなど
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.6

「人は自分のことが嫌いになると
自分の周りも嫌になって
新しさを求める
でも自分を愛することを知れば
古い生活も新鮮に見えてくる」
結婚式でのスピーチの後のシャシの言葉。

英語を話せないことで家族に
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

4.8

自分が鹿野さんならあんなに自分に正直に、明るく、夢を持って生きられなかったかも知れない。
自分を曝け出し、本音をぶつけ合うのにはたくさんのエネルギーを必要とする。傷つける以上に彼も深く傷ついてきただろ
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ホワイト・ガール(2016年製作の映画)

1.7

とにかくゲス。
バカでクソビッチな女と、そんな彼女を心から愛してしまうドラッグディーラーの話。

刑務所に入ったブルーにビッチが会いに行ったシーンで、Orange is the new black に
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

5.0

原作を読んでいたので、様々な人の視点で紡がれていくこの物語を、映画でどう表現するのか非常に関心があった。

結果は期待以上。
片道2時間かけて観に行った甲斐がありました。
原作を読んだ時のように泣きっ
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

5.0

死を目前にした2人の男の物語。
1人は孤独で皮肉屋の大金持ち。もう1人は家族に愛される善良な男。
死の淵で偶然出会った彼らは、人生でやり残したこと、やってみたいことを「棺桶リスト」に書き出して旅に出る
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クンドゥン(1997年製作の映画)

4.2

ダライ・ラマが輪廻転生により継承されていることも、チベットが半強制的に中国に吸収合併されていたことも非常に興味深い。

非暴力は暴力に劣るのか。
答えが出る日は来るんだろうか。

描かれている中国は狡
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.8

「チャラチャラしたミュージカル映画なんだろうなー」と思っててマジごめんなさい。

計算され尽くした、奥行きのある映像!音楽!!ダンス!!!

相手より相手の夢を理解していて、あんなにお互いを思いあって
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ずっと気になっていた映画。
最初の20分を見逃してしまったのが心残りだ。
音楽と映像との合わせ方が秀逸で、かなり楽しめた。超派手でよろしい。
あれだけ無慈悲だったボスの、突然の心変わりに疑問。伏線を敷
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K-9/友情に輝く星(1988年製作の映画)

3.5

むかーし観た映画。
記憶の中では、主人公はエディ・マーフィーにすり替わっておりました。
ベタだが笑える。

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.4

犬として生きる目的を探して転生するお話。
英題の「犬の目的」がストレートすぎて味気ないが、邦題をつけた人はセンスある。

ベイリーもバディも良いけど、私は警察犬が一番印象に残った。
私も日々幸せをもら
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.1

ドキュメンタリーのような映画。乗客の命を救ったヒーローが一転
、容疑者として扱われる。
やるせないストーリーだがこれが現実であることに驚いた。
それだけ責任が重い仕事であるということなんだけど。怖し。
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パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

3.8

ほっこり系かと思っていたら、意外な展開に。
3人の女性の幸せを願わずにはいられない。
菅野美穂・小池栄子・池脇千鶴それぞれの演技が光っていました。

パディントン 2(2017年製作の映画)

4.4

久々にシネマトーラスで鑑賞。
日本語吹き替え版だったのが残念。英語で聞きたかったなぁ。

子供と一緒に安心して鑑賞できる、ハートフルな映画。
観た後優しい気持ちになれます。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

希望は素晴らしい

最後に天を仰ぐシーンに心が震えました。
強い雨が降るたび、あのシーンを思い出します。

シクロ(1995年製作の映画)

2.6

重い。
スッと入って来なかった。
時間が経ってからもう一回見よう。

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

4.0

映像美が際立つ映画。
むせ返るようなねっとりとした南国の風を感じる。

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