SyonLさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

処女(2001年製作の映画)

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不気味な時間配列と予想を遥かに越える幕切れ。
これ程の終わり方は他に見当たらない。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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生も性も素晴らしいものだと思う。しかしながら大画面で・・・。
ちなみにウィレムデフォーの好きな映画は鬼婆。

猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

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徐々に彼女の性質が露呈してくる工夫が良かったところ。

666号室(1982年製作の映画)

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映画論。
ミケランジェロが存外イケオジ。
靴下脱ぎ出すおっさんと、電話のシーンは意味不明。

果しなき欲望(1958年製作の映画)

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軽妙なタッチでサクサクと進んでいく。
因果応報。

他人の顔(1966年製作の映画)

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顔を社会的、心理的、形而上学的に分析。
小説と比べると、大衆化されている印象。わかりやす過ぎるぐらい。

千年女優(2001年製作の映画)

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カオスが北方失踪時に一直線になる。
パーフェクトブルーと同様に、日本アニメーション映画屈指の作品。

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

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こういうのも良いとは思うのだが、流石にモザイクが多過ぎる。

一人息子(1936年製作の映画)

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小津らしい。誰もが共感するものなのではないか。

メランコリア(2011年製作の映画)

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重力的影響を静かに描く。
音楽がタイタニックチック。

甘い生活(1959年製作の映画)

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デカダン。
鑑賞中はそうでもないが、記憶に浸っていると、良い作品を見たと感じる。

フェイシズ(1968年製作の映画)

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冒頭で、ジーナローランズが振り向いた瞬間に、傑作を確信したのだが・・・。

サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

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先人への愛と尊敬と色彩がふんだんに詰まった一作。
最後は場面から絶対にアレだと思った。

不安(1954年製作の映画)

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戦後の神懸かり的なものとは一線を画するのも事実だが、個人的にはコンパクトにまとまっており、楽しめた。
何といっても、モノクロの使い方が上手いと感じる。

ことの次第(1981年製作の映画)

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何となくヴェンダースのやりたいことがわかった。