やかじょさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

やかじょ

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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.5

また感想書きそびれていたのを人の感想読んでて思い出した。
本にまつわる物語が好きだけど、ひとたび映画になると期待以上の作品ってあんまりない。
最近サリンジャー関連の作品が多いね。
私はフィッツジェラル
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帰らない日曜日(2021年製作の映画)

4.0

なんてことない映画だが、時間が経ってもずっと思い出す。まるで彼女みたいに。彼の去り際、彼が服を着て、何か言い訳じみたこと(彼女が何かを食べたとして、それが自分が食べたんだって言うよ。いや、何も言う必要>>続きを読む

ウィークエンド・アウェイ(2022年製作の映画)

3.4

Netflix製作映画って面白いんだけど今一歩みたいな立ち位置の映画が多いな、私の中で。クロアチアが舞台でその辺も興味持ってみたけど、結構中東とかっぽい感じの街並みに見えた。

友達に会いにクロアチア
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カフェ・ソスペーゾ ~優しさがつなぐ一杯~(2017年製作の映画)

3.1

ほとんど観ないけど、たまにその後に影響を与えるドキュメンタリーに出会う。
残念ながら今作はそこまでではなかった。
一杯のコーヒーが繋ぐいくつかの優しさの物語。表題は、2杯分のお金を払うと、1杯はお金に
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.4

ジョニーデップからマッツに変わるとやっぱりちょっと雰囲気は変わるよね。やばそうなやつ感は減退した。
そしてこのシリーズ結構好きだけど、ハリーポッターで明かされなかったダンブルドア最大の謎って明かされた
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.0

ワンダが強すぎて謎だった。
ウォン率いるチームが弱すぎなのか?
これで至高?
(でもあとでワンダヴィジョンの中で彼の力も凌ぐと言及してたね)
ワンダってそんなに強かった?

別の次元でアベンジャーズな
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わがままなヴァカンス(2019年製作の映画)

2.8

ヴァカンスに憧れがあるので、ヨーロッパのこういう映画はついつい観てしまう。

観てる途中でアマプラの他にはこれがおすすめ!っていうのがちょっとピンクっぽい映画が並んでて、これ大丈夫かな?と思って不安に
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マリー・ミー(2022年製作の映画)

3.2

一緒(の時間)に映画を観ないかと誘われ、同じ時間にやってる映画を調べていて、題名から無視していたけど、オーウェン・ウィルソンが出ていることに気づき、チョイス。
そう!オーウェン・ウィルソンはちょっと面
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.9

ギレルモ・デル・トロといえば、『パンズ・ラビリンス』が結構トラウマだったので、いつもおそるおそる見るが、だからかもしれないが、大丈夫だった。むしろ面白かった。今まで観た監督作品の中で1番好きかもしれな>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.4

シングルマザーが1人で子育てすることが不安になったとき、息子より年上の女の子たちに彼を導いてくれるよう頼む。子育てを1人で背負い込まずそういった発想ができるのは素敵だし、そういうふうに頼まれる素敵なお>>続きを読む

英雄の証明(2021年製作の映画)

3.9

新作が出る度に必ず観に行くのはファルハディ監督ぐらいかもしれない。ここ数作品はヨーロッパ舞台のイラン色弱めの作品が多かったけど、今回はかなり『彼女が消えた浜辺』とか『別離』のような雰囲気があった。音楽>>続きを読む

ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

3.4

物語も映像も美しかった。
例えばグッバイと呟く別れのシーンやなんかが。
読書会に秘められた秘密はそんなに驚くことではないけれど、ヨーロッパの本屋や読書をテーマにした映画の中では結構好きだったように思う
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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

2.9

また感想書きそびれてた。
宮崎行った時に観た。出来立ての木の匂いがする小さな映画館だった。

飛行機事故のとき、ブラックボックスを回収できるかどうかという話を聞くけど、機体がバラバラでも回収できるもの
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エブリデイ(2018年製作の映画)

3.8

バットマンを観て帰ってきて、なんか映画を観た楽しさの気分じゃないなと思ってアマプラをうろついていたら、もうすぐ終了の中にクリップしてた映画があったので。

高校生の女の子と同い年の人間の体を1日ごとに
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

2.7

鑑賞マナーの悪い客が近くにいて、上映時間の7割くらいはスマホを開いてて、おまえ何しに来たの?って感じでイライラしながら観たという条件のせいかもしれないけど、
面白くはなかったな?
ヒーロー映画なのに盛
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アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.0

バットマンを映画館で観たかったのだが、仕事終わりには間に合わず、では、パティンソン補給のためにトワイライトシリーズを観るかと探していたところ、こちらを先に見つけて、100年目の恋だし未見のヴァンパイア>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりにリアルタイムで感想を書いてる…最近はTumblrに書いたやつのコピペばっかりで、それさえ時間かかってたから…

ワクチン打って久しぶりに昼間から家で映画を観る時間が取れたのでので、ちょっと疲
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.5

この監督は前作があまりピンと来なかったのでやや不安だったけど、今回も期待ほどはという感じ。期待はすごいさせるのよね。俳優のチョイスが良いのか。
劇場の入り口でポストカードをもらって、写真だけ見て、ジム
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

私は父と仲が悪い、というか表面上は別にそうでもないけど、こちらから一方的にリスペクトしていない状態なので、とても父の老後の面倒が見られそうにない。
しかも施設に入ってもらうのもできるかどうか分からず、
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.7

めっちゃ好みの見た目なんだけど、連勤退社後の土曜の夜に行ったので、途中から睡魔との戦いに。ウェス・アンダーソンの作品っていつもそうかもしれない。
90分以内くらいでお願いしたい。あるいは30分以内なも
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ムンバイ・ダイアリーズ(2010年製作の映画)

2.5

アーミル・カーンが出ていると思って。
インド映画は歌って踊るばかりじゃないと分かってはいるが、歌って踊るインド映画が観たい気分の方が多い。歌って踊らなかった。陰気なアーミル・カーンだった。私が見るアー
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恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜(2020年製作の映画)

3.5

昨年見損ねた台湾映画。
好きな映画かと言われるとそうでもないけど、何かのきっかけでこの映画のことを割とよく思い出してしまう。
強迫性障害で潔癖症のふたりが出会い、お互いに補い合いながら共同生活を始め、
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ムクドリ(2021年製作の映画)

3.0

久しぶりにマイリストに入れてる作品を観ようと試みた。メリッサ・マッカーシー、何に出てた人かなと思ったら、ゴーストバスターズか。それなりの年齢なんだと思うけど、とてめキュートな顔立ち。絶対良い人だなって>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.1

私はスパイダーマンファンではない。
それでも興奮しすぎて逆にもう話すことはない。
もしも私が生粋のファンだったら生きてきて良かったなのレベル。

公開日初日に高校生みたいな若い男の子や外国人が過半を占
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.1

2022年映画初め。
こんな幸福な映画体験が続いていいのか、と思う。

人生に希望を持てた。
偶然が人生を救ってくれたり、見方を変えてくれたりすることもある、偶然に遭遇するためには恐れずに人に会ってい
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ハッピーアワー(2015年製作の映画)

4.2

2021年映画締め。ずっと観たかったけど、ソフトレンタルとか見かけないし、もちろん配信もない、上映館を見つけても遠かったり、オールナイトだったり。やっとチャンスが回ってきた。
確かに上映時間が長い感じ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.1

キングスマンの何が良いって、コリン・ファースのセクシーさと監督のやりたい放題具合なので、前者がなくても楽しめる?と思ったけど、後者は健在で楽しかった。
特にクラシックとアクションの掛け合わせは、1作目
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羅生門(1950年製作の映画)

3.0

21年の目標に黒澤明を観るというのがあって、駆け込みで。
羅生門、そういえば大学の授業でやったような気がする。木の葉を通して太陽を撮るショットはこの作品が世界で初めてと言ってたような気がする。
あと風
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.5

なぜこれが観たい映画としてクリップされていたのか分からぬまま観に行く。観に行ってNetflix映画だと気づく。別に私はNetflixを応援したいわけじゃないのに、と思いながら見始める。
観終えた後、コ
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ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。(2016年製作の映画)

2.8

ひたすらりんちゃんが可愛い映画。日本人が台湾で撮った映画ってなんか今ひとつ自分にはまらない気がする。あと、日本人男と外国人女のカップル映画って日本人男のダメさが引き立つような…
途中コンビニで電話する
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完璧な他人(2018年製作の映画)

3.8

もとはイタリア映画?ヒットして各国でリメイクされているみたい。日本版もあるね。各国見比べるのも面白そう。
室内劇は内容で勝負なので、結構好き。これは回想とか多少あるので、完全ワンルームドラマじゃないけ
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ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

自分に対する映画みたいだなと思って観に行かずにいられなかった。

どの女性の人生もそれなりに辛く、正解は分からない。まぁ、出てこないけど男性の人生もね。私たちはたくましく生きていくしかないのだろうけど
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エターナルズ(2021年製作の映画)

4.2

私は今年劇場公開されたマーベルの中で1番好きだった。とにかく愛でいっぱいにしようとする姿勢が感じられ、それはエターナルズだけじゃなくて、人間に対しても注がれ、観終えた私は自分の人生をもっと愛せそうな気>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.3

なんというかTENETがやってた頃から予告編やってて、すごーく期待値が上がってしまったことと何部作かの1作目だと認識せず観たので、途中からなんか長いな?長く感じるな?これ本当に終わるんかな?ということ>>続きを読む

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.3

レイプされた妻、レイプした本人、レイプされた妻の夫の目線で描かれる。3人の視点を順番に見せるので、それなりに時間がかかるが、編集の仕方がうまく、必要なところだけが見せられ、それなりに長かったはずだが、>>続きを読む

北へ(2018年製作の映画)

2.5

Netflixでノリウッド映画というのを知った。
ナイジェリアは今やインドのボリウッドを超える勢いで映画製作をされているらしい。まだインド映画ほど成熟していないけど、結局のところ質の向上にはある程度の
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