456京都公式さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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非常宣言(2020年製作の映画)

5.0

いやぁ凄い映画だった(特に前半)。
生まれてから3回しか飛行機に乗ったことのないアタクシでも、この映画は怖かった(特に前半)。
韓国映画のテイストはほとんど昭和の東映映画なんだけど(個人の感想ですよ)
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母性(2022年製作の映画)

5.0

もったいないもったいない。
日本のミステリー史に残る傑作小説を
こんな映画にしてしまってもったいない。
決してつまらなくはないのよ。
原作者がテーマに選んで
359ページの文章にして伝えたかったのは
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

5.0

この作品は松本隆が松田聖子に書いた歌詞でできているの知ってましたか?

冒頭は
夕なぎ満ち潮足跡だけ消し去る波(SUNSET BEACH)

子供時代は
ゆれる船でただようの(パイナップルアイランド)
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

5.0

「帰りにチーズバーガー食べました」的なレビューだらけだけど
なんにもわかってないんだなぁ
どうせ大手ファーストフードで食ったんだろうと
アタクシは決めつけているのだけど
それは作品のチーズバーガーと真
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シーフォーミー(2021年製作の映画)

5.0

車椅子ユーザーが車椅子ユーザーを演じた「RUN」、聴覚障害者が聴覚障害者を演じた「CODA」、でもって視覚障害者が視覚障害者を演じた本作。いちばん必然性がないのが本作でした。障害者ならではの「ひねくれ>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

5.0

「ビーバップハイスクール」の電車内アクションも「キルビル」の日本ヤクザも「機関車トーマス」の哲学も超えられなかったけど、鼻くそほじりながら鑑賞するには完璧な映画でした。登場人物が全員カッコいいうえに、>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

5.0

アタクシがエルヴィスをはじめて知ったとき、彼はデブでした。例のサングラスをかけて、オーバーなジャンプスーツを着て、はっきり言ってダサかったのです。
ささきいさお氏や本郷直樹氏の「和製プレスリー」時代を
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グラインドハウス(2007年製作の映画)

5.0

みんなフェイク予告とデスプルーフばっかり褒めてんじゃねーぞ
というわけでまずはプラネットテラー
冗談の通じるおともだちでさえおもしろさを理解するヒマがないくらいのテンポ
あれ?このひとの目的なんだっけ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

5.0

はっきり言っておく
庵野秀明という人のことは知らない
彼の名前で検索して、ヒットする作品を観たことがないのだ
はっきり言っておく
鑑賞前に愕然としたのだ
「え⁈113分しかないの?」と
はっきり言って
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

5.0

昨日「シン・ウルトラマン」を観たので
口直しにきちんとした作品を観てきました
12歳の第二次性徴近辺の子どもが
ヨーロッパキリスト教圏のタブーと無意識に向き合います
大人がいろいろなルールを子どものた
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

5.0

ロバートパティンソンだと知ってたら
観てないかも知れません
危ないところでした
「タクシードライバー」に似ていましたが
(たぶん監督も意識して作っていると思うのですが)
バットマンがトラヴィス(デ・ニ
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白い牛のバラッド(2020年製作の映画)

5.0

キリスト教映画は非信者にわかりにくいけど、イスラム教映画は親切に作られていますね。
地味といえば地味ですが、そんなシーンがとてつもない緊張感を強いてきます。
イスラム圏で虐げられてる女性のうえに、劇中
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

イーストウッドが「ノマドランド」を撮るとこうなりました。
もうちょっと自分の頭で考えてから行動したらどうなの?と言いたくなるような人たちばかりが出てきます。
鶏があんなに活躍するならラファエルくんは調
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.4

奇抜すぎるエピソードもイヤなシーンもありません。身勝手なキャストもみんな愛嬌があふれてる。いい意味での最大公約数映画。
へんに困難や壁に跳ね返されるより、このくらい甘くゆるゆるに「うまくいく」ほうが作
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.0

「コンニチハ」
「ゴテンバ」
レディガガはすこぶる上手でしたが、マウリツィオに対するパトリツィアの思いの時間的な変化がよく理解できませんでした。マウリツィオがすべてを失った時も彼を愛していましたからね
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

5.0

高齢者介護に関する映画だけど、正確にいえば後見人制度を悪用する高齢者介護に関する映画。なのに劇場はいつもより高齢者の観客が多かった。だいたい彼らの子ども世代といっしょに来てましたが、どこで情報が捻れて>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

5.0

ストーリーも編集もセリフもキャストもSFXも何もかも素晴らしかった!
アメリカ映画だけど元ネタやアイデアや予備知識は日本人向けでしたからね
今年のベスト作品候補であります
でもタイトルは覚えられなさそ
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

5.0

チャンス大城!
やっぱりスコセッシは繊細やなぁ
レイリオッタが陰じゃなく陽な役なのに繊細
流れてくる曲はアタクシのiPodに入ってる曲ばかり
ギャング映画でフィルスペクターがかかるとは!
ま、彼も殺人
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

5.0

ジョディフォスターにハマりました
彼女だけじゃなく
登場人物の人間レベルが高すぎます
冒頭で
実話に基づく(based on a true story)
じゃなく
This is a true sto
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アンテベラム(2020年製作の映画)

5.0

ところで
差別される側は
差別する側より
差別に対する意識が高いと言い切れますか?
あと
スマホの音は劇場の客じゃなく
スクリーンからの音なので
これから鑑賞するひとは
ムカっとしないでください

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

-

「敵の撃った弾丸は当たらなくて味方の弾丸だけよく当たる」系の映画はあまり得意ではないのですが、本作は長さを感じずに鑑賞できました。セルフパロディ、先祖返り、掟破り、伏線回収、ファンサービス山盛りで6代>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

4.5

ひっくり返るかと思ったらひっくり返らなかった。ガイリッチー監督が盟友ジェイソンステイサムに寄っていったらこういう路線になったのかな?

オールド(2021年製作の映画)

4.0

主役の母親が最初から最後まで千原ジュニアさんにしか見えませんでした。

ウィッカーマン final cut(2013年製作の映画)

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キリスト教徒に向けたホラーサスペンスなので、ペイガンでもクリスチャンでもない鑑賞者にとってはどちらの態度も不気味。双方の宗教観のズレがアンジャッシュのコントのように笑えてくるのです。1973年の作品で>>続きを読む

クリシャ(2015年製作の映画)

-

いつ爆発するのかわからない時限爆弾のような作品でした
画面の幅が広くなったり狭くなったり
カメラも寄ったり引いたり
とにかくずっと安定しないのです

たまたま「ファーザー」を観た翌日に鑑賞
どちらも子
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

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この2人って「トガニ」のコンビですよね。あれから10年、あんまり変わってない。
すこーしサイコスリラー要素的な緊張感があってそれがなかったら凡庸なストーリー。
でもそれだけに、女性の地位を向上させるた
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

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Netflix映画。オープニングの映像なんかは時代とその顔を知っていないと置いてかれますね。そのあとキャラ紹介があってようやくタイトル。そこからのテンポは抜群でした。たぶん事実との差異は小さくないんだ>>続きを読む

DAU. ナターシャ(2020年製作の映画)

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演劇セミナーの即興劇のような「救いのようない」感じが苦しかった。他人を支配して人を殺したり大金を奪い取るようないわゆる「洗脳」のテクニックを垣間見てしまった。あと13本、こっちのメンタルが持ち堪えられ>>続きを読む

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

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パルプフィクションを単純にしたようなドラマ。ホテルのテレビに注目してればもっとはやく気づけたはず。原作は日本の小説。明日買って読もう。

ノンストップ(2019年製作の映画)

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美男や美女がたった1人たりとも登場しないけどリーアムニーソンの「フライトゲーム」より良かった。アタクシのようなアホにはこの程度のエンタメが心地よいのだ。