456京都公式

母性の456京都公式のレビュー・感想・評価

母性(2022年製作の映画)
5.0
もったいないもったいない。
日本のミステリー史に残る傑作小説を
こんな映画にしてしまってもったいない。
決してつまらなくはないのよ。
原作者がテーマに選んで
359ページの文章にして伝えたかったのは
こういうことなのだから。
でもね
ミステリー小説から
ミステリー部分を削ぎ落としてしまっては
さすがにもったいないでしょう。
もし西村京太郎氏のトラベルミステリーを元に
ほっこりした「路線バスの旅」が作られたらイヤでしょ?
だからねアタクシはね
この作品は
大地真央さんの「そこに愛はあるんか?」が
ベースになった映画だと思うことにするわ。