456京都公式

ザリガニの鳴くところの456京都公式のレビュー・感想・評価

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)
5.0
この作品は松本隆が松田聖子に書いた歌詞でできているの知ってましたか?

冒頭は
夕なぎ満ち潮足跡だけ消し去る波(SUNSET BEACH)

子供時代は
ゆれる船でただようの(パイナップルアイランド)
旅行鞄思い出詰めればもうさよならね(林檎酒の日々)
私裸足のマーメイド小麦色なの(小麦色のマーメイド)

テイトとの時間は
水色の朝に包まれ目覚めれば鳥の声(水色の朝)
Ah彼は英語のteacher(Private School)
突然回るスクリュー白い波をけるの(スピードボート)
4月からは都会に行ってしまうあなた(制服)
真面目に「キスしていいの?」なんてムードを知らない人(秘密の花園)
塩辛いキスをしたでしょ濡れた砂に横たわった満ち潮の時(ピンクのモーツァルト)
水の底に潜りながらそっとかわす秘密のキス(MAUI)
今日が誕生日だと覚えてて誘ったのねの(P・R・E・S・E・N・T)
自由に飛べばいい夢を諦めないで僕の手のひらから羽ばたいていけばいい(Canary)
古い本破るように(黄色いカーディガン)
遠く離れていれば心も冷えてしまう(凍った息)

チェイスが登場して
「かわいいねキミ」離れてるから「ねぇひとりきりなの?」知らない人が声かけるのよ(真冬の恋人たち)
単語が意味不明辞書がなきゃデートもできない(ハートをRock)
違う彼女を連れているたび急に悲しい思いするけど顔に出さない(わがままな片想い)
悪い男と知ってるくせに追いかけた熱あげて(薔薇とピストル)
あなたの車の中でカーステレオ黙って聴いた(雨のリゾート)
あなたをなくせば空っぽな世界ね(ガラスの林檎)
白い貝殻拾い集めながらブレスレット作るわ(セイシェルの夕陽)
プロポーズされても困るのよ答えられない(Silvery Moonlight)
バスの時刻表を調べてる(ひまわりの丘)

テイトと再会してからラストに向かって
魔法の絵本をあなたにも見せてあげるさあ表紙開けてごらん(妖精たちのTea Party)
アルバムの最後の色あせた押し花ご海辺に誘うの(続・赤いスイートピー)
自由に愛して自由に生きてわがままな私のこと許してね(Rock'n' roll Good-bye)
哀しみのボートで涙に漕ぎ出そう悲しみのボートで流されても運命ならいいの(哀しみのボート)

ほかにも
密林少女(密林少女)
緑の梢は小鳥のコーラス(モッキンバード)
風を切るディンギーでさらってもいいのよ(白いパラソル)
あの娘の噂など信じたくないけど本当だったらはっきりさせてね(ハートのイヤリング)
はじめて出会った瞬間に傷つく日を予感した(マイアミ午前5時)
知らない都会で生きてる夢みた(抱いて…)
蛍が飛んでいるわ無数に星のように小さな命燃やし2人の行方照らして(蛍の草原)

でもテイトの行動
というか本質のラブストーリー部分は
おなじ松本隆でも太田裕美の
都会の絵の具に染まらないで帰って(木綿のハンカチーフ)でしたね
まぁこの曲がなければCBSソニーの松田聖子はいなかったのですからいいんじゃないでしょうか