いくたさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.7

●原爆の父が犯した大罪

科学者としての矜恃と罪悪感のせめぎあいに感情が揺さぶられ続ける。

▶感想
"連鎖反応"の可能性

ラストのアインシュタインとの対話。ここにこの映画のもつ意味が凝縮されてて、
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.9

●癖になるシュールさ

想像と違う展開で、不思議で深いような考えさせられる映画

▶感想
低予算でもSFは撮れる

月からどうやって脱出するのか的な話かと思いきや、まさかの展開になり、そういう感じかぁ
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

4.1

●忍び寄る影からの贈り物

こういうのが好きで好きでたまらん
予備知識無しで見たいね

▶感想
"過去は君を忘れていない"

いや、別に特別どんでん返しがあるとか、とんでもない殺し合いをするとか、そん
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.0

●本と現実が一致しちゃう

めでたい900Mark記念㊗️
マシューボーンめちゃくちゃ好きです。

▶感想
小ネタ満載

キングスマンに勝るとも劣らない、マシューボーンの新作には外れがないと痛感。
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変な家(2024年製作の映画)

2.8

●違和感のある間取り

原作が有名らしい話題の邦画
ただのつまらんホラー映画でした

▶感想
序盤がピーク

オカルト系のYouTuberが違和感の多い間取りの家を探求していくうちに、根深い闇に引き込
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.9

●静かなる殺人

殺し屋という仕事の流儀をゆっくりと味わう118分、良作だった。

▶感想
"Empathy is weakness"

殺伐とした雰囲気の中、淡々と仕事をこなす殺し屋に密着したドキュ
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オキシジェン(2021年製作の映画)

3.7

●密室の極低温ポッドで...

低予算ながら、とんでもない方向に話が進むワンシチュエーションスリラー。

▶感想
閉鎖的で壮大

うーん、酸素が限られてるっていう状況は結構ハラハラで良かったんだけど、
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[リミット](2010年製作の映画)

4.2

●箱の中に拉致された男

90分間ずっと棺桶の中で展開される

▶感想
閉所恐怖症はお断り!

おっかねぇ設定、よく思いついたものだ。94分ずっと同じ場所、しかもライターひとつで仄暗い砂の中。

もし
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眠れる森の美女(1959年製作の映画)

3.7

1959年とは思えないくらい綺麗

夢の中で会って一目惚れするのメルヘンすぎて好き。夢はひそかに。

ディズニーランドにアトラクション無いのかわいそう😅

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.3

●売り出し方に問題アリ

学園祭の出し物なら褒めれるけども、ちょっと雑すぎませんか。

▶感想
本格ミステリー?サスペンス?

まじでミステリー要素もサスペンス要素もないやろこれ。

個人的には「ハッ
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.6

●雰囲気は好きだけど...

この話題作、多くは語らない優しさ純度100%の映画でした。

▶感想
ゆっくりな119分

高評価は納得できるが、個人的に好きかと言われれば微妙。

15mmフィルムの暖
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ピーター・パン(1953年製作の映画)

3.8

●空を飛んでネバーランドへ

「ビリーヴ!」でピーターパンだけ知らなくて、早く観たかったんです。

▶感想
You can fly!!!!!

小さい頃に観ていたら、きっと空を飛びたくなるんだろうなぁ
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.7

●サッカー最弱の島

ワイティティが作るフットボールの話なら問答無用で観るよね〜

▶感想
伝説の『31-0』を映画化

以前アンビリーバボーかなにかでこの話は知ってたので、結末も知ってたけど良かった
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

●怪死した母親を探す旅

ぶっ飛んだ作家性のアリアスターの新作

▶感想
always with water

おもしろかった。なぜボーが恐れているのか。気持ち悪いし訳わからんとこ多いけど、緻密な映画
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ふしぎの国のアリス(1951年製作の映画)

3.8

●摩訶不思議な世界

想像以上に理解不能すぎて楽しかった
オチにも納得した!

▶感想
painting the rosese red!

ディズニー映画の中でも、超異端で奇っ怪な作品であると思う。
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

●トイレ清掃員の日々

評判良すぎて期待高まりまくってたのに、ちゃんと良すぎて感動した。

▶感想
10段階で9ぐらい好き

怖い役も悪い役もいいけど、こういう不器用だけど愛くるしい役の役所広司が1番
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カラーパープル(2023年製作の映画)

2.8

●解放を叫ぶ歌声

好きじゃないタイプの映画がしっかりと好きじゃなかったパターン。

▶感想
どっちつかず

スピルバーグの原作を観ていないから、こんなこと言うの烏滸がましいんだけど、エンタメなのか社
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シンデレラ(1950年製作の映画)

3.8

●王道プリンセス映画

絵本とか実写とかしか見たこと無かったので、実は新鮮だった。

▶感想
Bibbidi-Bobbidi-Boo!!!

シンプルにシンデレラが美人すぎる。アナスタシアとドリゼラが
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バンビ(1942年製作の映画)

3.6

●自然と人間の残酷さ

1942年公開の5作目
ずっと人間が悪いんだもの

▶感想
小学校で見せるべき

とんすけとかはランドでよく見かけるけど、作品自体の予備知識はなく、まっさらな気持ちで鑑賞した。
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.5

●失われた王国の正体

単体作品としては好きだったアクアマンの二作目でしたが、内容は...

▶感想
ゴキブリバーガー

DCEUの13作品目にあたる。なんとこのユニバースは本作が最後とのこと。

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ダンボ(1941年製作の映画)

3.4

●空飛ぶ異端なゾウ

例のアトラクションに乗るJKにぜひ見てほしい長編4作目。

▶感想
ティモシーの安心感

この時代の作品は、時代柄かかなりダークで重々しいものが多い印象。

特にステレオタイプな
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ピノキオ(1940年製作の映画)

3.7

●本当の子になるために

こんな話だったんだ〜
ダークファンタジーすぎませんか

▶感想
When you wish upon a star

原作『ピノッキオの冒険』をより優しくディズニーらしい王道
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白雪姫(1937年製作の映画)

3.9

●90年前の長編アニメ

まさに、1937年から始まるディズニーの歴史をみる映画でした。

▶感想
heigh-ho!!

4年の歳月と巨額の資金で製作されたディズニーの記念すべき長編映画の1作目。
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.6

●バズのオリジン

え、バズがバスじゃない。
新年トイストーリー祭りも終わり!

▶感想
無限の彼方へ

アンディがバズを買うに至った元ネタ映画ではあるものの、当時1995年に流行ったとは思えないよう
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.6

●新たな旅立ち

1回目 AEON CINEMA (2019/8/18)
2回目 Disney+ (2024/1/2)

1~3を一気見して5年ぶり再鑑賞
最後、涙が止まりません

▶感想
内なる声を
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.4

●願いが叶う奇跡の王国

100周年記念とは
生田絵梨花の吹替が最高

▶感想
何度目の物語か?

なんでも願いが叶うロサス王国に住むアーシャが王の悪事に対峙していく話。

提出期限ギリギリ間に合わせ
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.2

●泡銭からマフィアへ

スコセッシの代表作。好きなギャング映画のひとつになりました。

▶感想
Funny how?に鳥肌

ベストムービーの『ゴッドファーザー』を連想しつつ、ワクワクしながら覚悟決め
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