Faeryさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

デリー・ゲリー(2011年製作の映画)

3.3

コメディタッチですが、あまり面白くなかったです。
ストーリーや展開も読めてしまったからかもしれません。

天地明察(2012年製作の映画)

3.6

今では当たり前のように使っている暦。それは、先人たちの研究の積み重ねの成果だったんだと実感。

計算と観測という途方もない作業を繰り返し、天の理に近づきたい人の情熱・・・。

算哲のキャラクターはとて
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

過去の作品を知らずに鑑賞。
それでも充分面白かったです。

近未来の世界を作るSFは、映像だけがすごくて中身や設定がイマイチなのが多い印象にありますが、こちらの作品は、しっかり世界観が作り上げられ描か
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.5

他の方のレビューで書いてくださったように、登場人物のことは全く知らず、「市民ケーン」を未視聴だったため、よく分からないまま物語が進行。

その中でも、マンクという脚本家が当時のハリウッドに存在していて
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The Soul: 繋がれる魂(2021年製作の映画)

3.8

これは面白かったです。
最初からどんどん引き込まれました。

オカルトや宗教的なジャンルの映画と思って怖々観ていたら、思わぬ展開に。

魂の繋がりってそういうことかと・・・。

どんでん返しが何回も起
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失くした体(2019年製作の映画)

3.6

不思議な感覚の映画でした。

何を伝えたかったのか?はあまり分かりませんでしたが、身体から離れた手が記憶を思い出しながら、身体にたどり着く道程は興味深かったです。

ストーリー性というより感覚や感性で
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愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)

3.8

タイトルは知っていて観たことがなかった映画。

リチャード・ギアが若くてカッコいい。
白い軍服姿もサマになっています。

士官養成学校で励まし合いながら訓練に励む若者たちの姿が良かった!
この時代、軍
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.7

続編と知らずに鑑賞。💦

それでも、結構面白かったです。
時間ある時に1も観てみます。

夢追い人(2020年製作の映画)

3.4

インドの古典音楽を初めて聴きました!
どんな音楽?と、興味が湧いて観た映画です。

映画としては、派手な展開などはないので、集中力が必要です。

インドの古典音楽を知れたことが良かったです。

ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

3.7

親友のコリンとマイルズは、黒人と白人。二人を通して、黒人が社会では不利な立場であることを映し出していました。

同じことをしても白人なら大丈夫で、黒人なら逮捕されてしまう。

色んな映画を観ますが、人
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ラリー・フリント(1996年製作の映画)

3.8

裁判で、ポルノはダメなのに、戦争はいいのか?というラリーの熱弁に思わず心を掴まれた。

ポルノや性の話しに神をもってきたり、はちゃめちゃだけど、妙に説得力がある。

ラリーの生き方は周囲の人にはかなり
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2046(2004年製作の映画)

3.5

トニー・レオンがセクシーでした。
出てくる女性たちも妖艶さがあります。

個人的にはSF小説のくだりが、とても興味をそそられ、そこに出てくる木村拓哉さんがいい感じに魅力を出しています。

三部作と知ら
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ザ・ゴールドフィンチ(2019年製作の映画)

3.8

暗くて長いですが、それを感じさせない映画でした。

テロで母親を失った主人公が辛い人生に巻き込まれながらも、助けてくれる人に出会い、ちゃんと大人になったことはまず安心。

絵画のくだりは後半だんだん浮
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.8

なんて素敵な女性なのだろうと観ながら思いました。

宮沢りえさんの演技も自然にはまっていて、美しさとともに映画の中に引きこんでくれる魅力がありました。

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.1

何とも救われない映画でした。

ただただ酷い母親でしたが、その母の感情面の苦しさや辛さは表現されず、酷さだけを全面に出しています。

映画にするなら、母親がそんな生き方しかできなかった背景や心の葛藤な
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クイーン&スリム(2019年製作の映画)

3.9

この映画すごく面白かったです。

クイーンとスミスが逃亡を続ける中、反発していた二人の間の空気が変わって行くのが上手く演出されていました。

そして、二人の逃亡が次第に黒人たちの自由や権利の主張になっ
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ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

3.9

子どもの頃に見たサーカスの綱渡り。その魅了にはまり大道芸人にまでなったフィリップ。
彼の綱渡りへの挑戦はNYのトレードセンターまで。

そんな彼の挑戦に向けどんどん周りを巻き込んでいくのが面白い。
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ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

3.5

こんな母親がいたら大変・・・

人生の岐路で、母親の面倒に巻き込まれてしまったのに、なんとかして母親に向き合おうとしたJDは凄い。

そういう自分にとって大切なタイミングだからこそ、自分を作り上げた家
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RENT/レント(2005年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

チック・チック・ブーンを観た後に鑑賞。

感動のミュージカル!
さびれた都会の中で病にかかり夢を抱き、人生を模索している若者たち。

生きること、夢も恋も、友人を大切に思う気持ちも、すべてに、愛あるこ
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パピヨン(2017年製作の映画)

3.9

脱獄劇にハラハラします。
そして、囚人たちに課せられる刑罰があまりにひどい。

パピヨンの生き抜く、生き抜けた強さとガビとの繋がりが映画をドラマチックに展開していました。

もうガビのことは諦める?そ
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.9

面白かったです!
アナがかっこよく美しい。
彼女の美しさに自分たちの立場を忘れて、愛してしまうのも頷けます。

ストーリーも進めば進むほど、裏を返されていくので、どんどん引き込まれました。

ラストま
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そして俺は、ここにいない。(2019年製作の映画)

3.5

クンビアを愛するウリセス。

周りでは暴徒が起こり、争いに入ることで自分を保っているようにも見える人たちとは違い、ウリセスには彼の情熱を注ぐクンビアがあった。

どんな状況でもクンビアを踊っていられる
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母が教えてくれたこと(2016年製作の映画)

3.2

余命が僅かになった母のために家族が協力しあう。

母親も何とかしてモチベーションを保とうとも、闘病の辛さに家族に当たってしまったり。
それでも何とか逃げずに母のために、という姿は家族の愛情の深さを感じ
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イカとクジラ(2005年製作の映画)

3.4

両親の離婚が原因で、二人の兄弟たちが両親に振り回されてしまうのが辛い。

両親はお互い自分の正当性をぶつけ合い、都合の良いように子どもたちに振る舞っているように見えました。

子どもたちも、どんな親で
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サンド・ストーム(2016年製作の映画)

3.4

父親が二度目の妻を娶ったり、結婚相手も決められてしまうなんて、なんて差別的。

日本ではそういう文化は遠い昔の話し。イスラエルではまだそうなのでしょうか。

女性でも凄く優秀で才能に溢れた人もたくさん
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.6

ジュディの人生はとても孤独で寂しい・・・。

いくら成功しても、周りの期待に応えるために、たくさんのことを我慢して、自分の選択で生きられないのは辛いですね。

悲しい印象が残った映画でした。

マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

3.2

マーの行動が興味深くて、楽しんで観れました。
ストーリーは特に深みがなくマーの復讐劇。

長年燻っていた悔しさや恨みが抑えが効かなくなってついに行動に・・・。

した方は覚えていなくても、された方の心
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セレナ(1997年製作の映画)

3.8

ジェニファー・ロペスの声に魅了されました!

セレナという歌手はほとんど知らなかったので、この映画を通して存在を知ることができて良かったです。

メキシカンの音楽や、家族に愛され一緒に成功の道を歩んだ
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.9

自由気ままにバイクに乗りアメリカ西部を楽しむ二人。

流れる音楽や壮大な景色を観ていると、同じように旅をしている気持ちになります。

心浮かれた二人が、旅で出会う人たちとの会話やエピソードも面白い。
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消えない罪(2021年製作の映画)

3.5

ルースの妹を探し求める姿に、どうか二人が出会えますように、という気持ちに・・・。

けれど、ルースが犯した罪を考えると、彼女に冷たい態度を取る、周りの人物たちと同じような複雑な気持ちが生まれました。
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.5

すっごく良かったです!

30年以上も昔の映画ですが、面白さは昨今の映画に引け目を取らない。

若かりし頃のケビン・コスナーはとてもカッコよく、その上スタイリッシュで渋さもある。
ショーン・コネリーと
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ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

3.5

毎回、アランの先が読めない行動や無鉄砲さには驚嘆。拍手ものです。
けれど、アランがいなければこの映画はリードされないので、かなりイケてるキャラですね。

ラストのファイナルもさらにさらに驚きが、マック
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マーウェン(2018年製作の映画)

3.6

フィギュアたちが繰り広げるストーリーと、マークの世界が折り重なっていて、面白かったです。

重度なトラウマを受けたマークがフィギュアたちが活躍する世界で自分の強さを思い出していく。

周りの人たちもそ
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ゆれる(2006年製作の映画)

3.6

兄弟間の愛情や嫉妬、そして、片田舎っぽい場所での暮らし。近隣との関係が密であるがゆえの生きにくさ。

そんな田舎から都会に出て、カッコよく成功している弟。

その中で起こった兄の事件とともに、奮闘する
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