ブッチさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.7

素晴らしい映画。

掴みは軽く、最後は深く響く。

主人公を今の自分に置き換えて考えてみてほしい。
戦争が背景であるが、どんな時代のどんな場所でもあてはまる「生きる」ということが描かれているのが分かる
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舞妓 Haaaan!!!(2007年製作の映画)

3.7

昨日、初めて京都の舞妓さんとお会いした。
一元さんお断りのバーでお座敷遊びも経験させて貰った。
百聞は一見にしかずという言葉どおり、本当に楽しい時間を提供して貰える、素晴らしい体験だった。

この映画
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.9

堤ワールド全開!

ブラックジャックから始まったあのタイプの堤作品の良作。

クライマックスの篠原涼子の演技がすごくいい。

ジェニーの肖像(1947年製作の映画)

3.7

古い作品であっても、つかみから引き込まれて一気に見てしまえる。
逆光の使い方や特撮はけっこう迫力があり
味わい深いストーリーと共に楽しめる。

蛇のひと(2010年製作の映画)

4.0

脚本が出来た時点で、その作品はほぼ完成している。 を 見本で行くような作品。

TVベースなので、わかりやすくする為にくどいフィードバックや音楽あるけど、それを差し引いても、作り手の気合いが充分に伝わ
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

車は三十台ぐらい乗った。

買って良かったなぁと思った車の大半はMT車。

NAのツインカム車はエンジンがアドレナリンと直結している。

世の中ダウンサイジングでターボ化が進みあの気持ち良さは今のエン
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

この映画、グエムルのセルフパロディですか?
煙りの中1人平然と内職するソンガンホは、グエムルのクライマックスに煙りの中、平気で怪物と戦うシーンと、お母さんがメダル獲ってるのはペジュナがメダル獲ってるの
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.7

アメコミを現代アート風に崩してアニメーションにしたような作品で脚本が上手い。

自宅ではこのくらいの評価になるかな。

一連の作品からは独立している。

処刑山 -デッド・スノウ-(2007年製作の映画)

3.9

安っぽくない笑えるホラー。
雪山が舞台で何か目新しく感じる。

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.8

過去に近未来SFという舞台に描かれた名監督たちの才能を感じる作品レベル。

アクションシーンのカメラワークも好き。

義兄弟 SECRET REUNION(2010年製作の映画)

3.7

アクションあり、コメディありのスッキリ見れる映画。
主役の2人が好きになる。
落ち込んでいる時に元気貰える映画。

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.1

大きな事件が起こるわけではない。

しかし先日見たウィンドリバーなんかと比較して、この作品は問題提起に合わせた脚本、リアリティある画作りされている。

これは、現在の日本でも起こっているし、この先更に
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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

3.7

面白かった。

残されたものの悲しみから、家族に愛情を注ぎ続ける話。

昨年、我が家の年老いたネコが逝った。
それまではネコがスリスリしてくるのは、
甘えてるのだと思ってた。
でも、スリスリしてくるの
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シークレット・ミッション(2013年製作の映画)

3.7

韓国の俳優さん、どの役者さんも上手いし、カッコいい。
教官なんか渋すぎる。

バンブルビー(2018年製作の映画)

3.7

お父さんとの関係がくどいセリフまわしがあるが、それ以外は良質な作品。
ヘイリースタインフェルドは、スウィート17モンスターと同じような役だけど、上手いので引き込まれる。

吹き替え派なのでそっちを見始
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.5

下地を知らないで見ると普通のサスペンス。
シティオブゴッドなんかと比較して、リアリティから一歩下がって撮られてる様な印象。

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

4.1

孤児院、子供。

一見、自分とは関係ない設定のようだけど、この話は人種差別や多くの人にある心の傷に焦点を当てた我々のストーリー。

孤独に身を置かないと、なかなか学ぶことが難しい。

伝えたいことは、
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俺達に墓はない(1979年製作の映画)

3.7

アマプラに降りてきたので鑑賞。

あっさり見れて、生々しい。

優作がカッコいい。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.3

いろいろあるけど、本当に大切なことが書物という形で残されていたこと。

ジュダイに関するデータがなぜ電子データでなくアナログで残されたのか?

携帯でなんでも出来てしまい、軽薄短小になりがちな生活に、
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ファイナル・スコア(2018年製作の映画)

3.7

スコットマンはウォルターヒルの正統な後継者。
名優達が彼の作品に脇で出演するのも、映画作りに筋が通っているからだと思う。

愛すべき3.7映画!

犬猿(2017年製作の映画)

4.0

最近、別れた奥さんと一緒に居てる時、大ゲンカした。

そして、感じた感情は・・・・・!

この映画では、その感覚が丁寧に描かれる。

以下ネタバレ

















何度も繰り返しこん
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Laundry ランドリー(2001年製作の映画)

5.0

窪塚くんは天才である。
その天才が自分のすべてをかけて演技をする。
たぶん、世界という単位でみてもトップクラス。
彼自身は客観的にそのことを理解してるのであろか?
ラストの小雪さんのショットは彼が引き
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レオン(2018年製作の映画)

3.9

評価がそこそこなんでどうかと思ったけど、極上の浪花節ポップコーンムービーでした。

結構いろんな映画のパロディ入ってるし、目新しいものは何一つ無いにもかかわらず、最後まで笑って泣かせての演出はお見事と
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.7

今の日本でこの話はあまりに日常過ぎて暗い。
映画自体は予定調和。

宮本から君へ(2019年製作の映画)

5.0

DVDで再観賞。
この作品を作り上げた全ての人達にその熱量が伝わっている。
どの役者も凄いが、やはり蒼井優が凄すぎる。

映画史に残る。



熱い、熱い、熱い映画。


これから鑑賞される方へ。
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.2

「目で見、耳で聞き、心に感じることは間違わない。間違うのは判断。」
「考えるな、感じろ!」
「頭なんか無ければいいのに」
いづれも有名な言葉。
心で感じたことを最良と心得、その感覚で行動すること。それ
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ゾンビ-日本初公開復元版-(1979年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

話題だったので中学卒業して高校行くまでの春に友達数人と鑑賞。肝心の残酷シーンが、ストップモーションで色つき白黒になってて、なんだかなぁと思いながら家路に着いた。
しかし何故か数ヶ月経ったある日、急に体
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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

4.1

この作品と怪物は、裏表みたいで面白い。
どっちも日本のメディアの影響あり。

映画はラブストーリーのところだけでも抜きん出ているのに、それに青春を被せてくるのでかなり強力。

ピースオブケイク(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

多部未華子目当てで鑑賞。

いつもの恋愛邦画のつもりで観始めたけど、あまりにリアル。結婚前に自分がしてたような恋愛で笑った。舞台も下北とか本多劇場とか出てくるし、ドンピシャすぎる。

今なら主人公の心
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

オタクが一般的に世の中の一部であると認められている現在。
ネット社会により様々な表現方法が可能となり、普通と特化の線引きも良い意味で薄れてきている。
だからこそ、伝える側のモラルが受け取る側に大きな影
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未来のミライ(2018年製作の映画)

4.0

自分自身も含めて、公衆の中で人の目を意識せずに子供と接している親はかなり少ない。
現在の日本で多くの人が無くしてしまった自然な愛について言及した作品。
観ていて我が身の嫌な部分や過去の記憶と重なるので
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パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

3.7

先日、大分香りの博物館で香水を作った。
とその時、そういえばこの映画を凄かったと言ってたなぁと過去を思い出す。

悪魔崇拝的な内容?
香りの魔力に取り憑かれた天才。
歴史的にも香水のはじまりは催淫的な
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

3.7

知り合いの方に進めて頂いた作品。
たまたまレースで訪れた別府ブルーバード劇場で上映していたので鑑賞。

やっと訪れることが出来ました、映画ファンの聖地、ブルーバード劇場❣️
ロビーには訪れた数々の映画
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まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

4.1

4Kデジタル修復版ブルーレイが本日届いてたので、ちょろっと鑑賞。

こんなに美しい作品だったんですね。
いろんなシーンが懐かしく愛おしい。
ラストは自分の観たのより先があり、最後の一言がいいです。

マーターズ(2007年製作の映画)

3.7

はじめの方はありきたりなホラーかと思いきや後半からエンディングまでは主演の方の女優魂に感銘を受ける。
日本の映画ではあそこまで見せれないよなぁと思う。
我々には理解しにくい話なのが残念。