やのちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

やのちゃん

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トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

4.2

ヘレンミレン様がイヤミな役やるとこんなに光るだなんてきいてなかったよ!



トランボのメガネにうつる
自身の名前
こんなにも効果的なメガネの使い方初めてみました

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.1

ダニーボイル感がすごいです

疾走感
わたしは走っていないのに息が途絶えそうになる

フェンス(2016年製作の映画)

3.7

想像していたストーリーと全く違った

家の中、映画はほぼフェンスの内側でだけ進められるので
私もすっかり騙されました
フェンスの外側で語られる内容は家庭外の話であるものの、フェンスの内側にも影響を及ぼ
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SING/シング(2016年製作の映画)

4.1

マイクことクソネズミ、ネズミの品位を下げるクソネズミ マイク
最初から最後まで一貫してクソネズミで大嫌いなんだけれど尊敬はしている
それは彼が歌うことがお金の為ではなくて、彼が1番気持ちよく稼ぐ手段が
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ナポレオン・ダイナマイト/バス男(2004年製作の映画)

3.7

日本のスクールカーストがお遊びに感じるくらい
アメリカのそれは厳しいみたい

冴えないナポレオンと
鈍臭い女の子と
掴み所のない親友と
ダサいお兄さんと
胡散臭い叔父さん

ここまでいくとスクールカー
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

監督の怒りが伝わりました
理性、常識、それを凌駕する飢餓
ケイティの行動に涙が止まらなくなりました。



ここからはわたしの仮説で、ちょっとネタバレあるので、お気をつけください。
ダニエルは神ではな
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映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険(2017年製作の映画)

3.2

物語の核となる部分の伏線がとてもうまくて感心しました。
どらちゃんかわいいし
映画になると頼り甲斐がめちゃくちゃあるジャイアンも素敵。
逃げるときは最後、誰かが飛ばされそうになったりするとすぐ反応する
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.6

風が吹けば桶屋が儲かる
諺のようにトリガーは取るに足らない出来事であった
もし、主人公の小四が懐中電灯を手に取らなければ
もし、保健室に出向かなければ
もし、仲良くならなければ
人生こんな場面ばっかり
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

4.5

ディズニーの曲の素晴らしさよ
おばぁちゃんがモアナに言う
「あなたは好きなものでできているのよ」
海と、冒険が好きだけれどそれを選択しかねているモアナの背中をこれ以上ない程に優しく押す
何を選んだら自
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ラビング 愛という名前のふたり(2016年製作の映画)

3.6

ひと組の夫婦がアメリカをかえた話なんだけれど、非常に小さくまとめています
とてもいい意味で

感動を扇動するようなBGMも、登場人物の性格を大袈裟にアピールすることもない
なかでもルースネッガの感情を
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

1.1

全然ハマれなかった

私にはヴィゴ演じる父親がカルトにしか見えなかった
生まれたときから社会と断絶した生活を送り
父親の判断で身につけるもの、行くところ、読むものを制限される

ずーっと恐ろしかったし
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バッドガイズ!!(2016年製作の映画)

3.9

「クリスティーナの世界」アンドリューワイエス
飾られていた絵画の名前です。下半身付随になりながらも克服しようと立ち向かう強く美しい少女の絵。

彼が守ろうとしている少年や女性は果たして本当に弱かったの
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.8

のっけからワンカットの長回し
カラフルでドラマチックな映像にその世界に引き込まれます
こんなに素晴らしいものを最初にやっちゃってこの映画大丈夫?最後までもつの?という心配をよそに
さらにそれを上回るキ
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.2

キチジローはメタファーである
どんな瞬間でも意地汚く生きていこうとする人間の本分と最大の欲求の。

はじめはキチジローを受け入れ、赦したパードレたちは
キチジローにこそ赦しが必要であるとは言っていたが
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.9

映画業界、最近マットボマーの使い方雑じゃない?(褒めてる)
イケメンの無駄遣い!

ライアン・ゴズリングとラッセルクロウの相性がこんなに良いだなんて知らなかった。


昔ながらのドタバタバディムービー
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.9

脳内に直接流し込まれるような映画でした

だんだんと周りの音が消える感覚
ずっと同じ音量で聴いていたはずの音楽が急に鮮明になる感覚
0.1秒間の出来事なのに20秒のように長く感じる感覚
現実には起きて
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僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

3.3

ラスト3カット、これが撮りたくてこの映画は作られたんだろうな
というほどグッとくるラスト
見事な伏線回収

数学が好きだったのですが
全然わからない問題と証明ばっかりでしたけれど、その証明の美しさは伝
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エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

3.2

彼の作品は大好きですが、決して自室に飾りたいとは思いません
「あなたに、わたしの描きたかったことはわかるかな?」と問いかけられ、試されているようだからです
シーレの作品の前では、私は感受性の欠けた人間
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.7

戦闘シーンがかっこよかった。
各人の得意なジャンルで人を殺しまくる爽快な時間

馬で曲乗りしながら銃を操るデンゼルワシントンかっこよ過ぎて
一瞬呼吸が止まりました


女のためかよ!とか私怨かよ!とか
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タンジェリン(2015年製作の映画)

3.6

面白い!
カメラの撮影方法や音楽の種類がコロコロと変わって行く様が新しくて斬新でした
特に、DJのように綺麗に音楽を繋ぐのではなく、クラシック調の音楽を流しつつあえてその上からEDMぽい音楽を乗せると
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.2

サミュエルL・ジャクソン最近悪い役ばっかりね
とても似合うけど

とてもいい意味で御伽噺の枠を超えない映画でした

ティムバートンらしいグロくて可愛い表現もありましたが、現代の設定もあって面白かったで
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ラヴレース(2013年製作の映画)

3.0

前半はアマンダの可愛さとおっぱいで乗り越えたけど
そこまで新しさは感じられなかった

後半、旦那の暴力が次元を超え
リンダを物として扱い売春を強要する姿
相談しても実の両親からも守ってもらえないリンダ
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アバター(2009年製作の映画)

3.4

ジブリ感(自然を守りそれと共生する原住民族の地を
人類文明の発展の為に破壊し開発しようとする民族が侵し
自然が破滅しそうになるが自然の力が勝ち
原住民と開発民が境界を保ち共生する)がすごい!!

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.6

4Dで見てたら酔って吐いてたと思う
2Dでさえちょっと酔った

カメハメ波を出す特訓を重ね
ムーンプリズムパワーでのメイクアップ練習を怠らず
自分の念のタイプは何なのか考え
チャクラの鍛錬を続けたわた
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天使にショパンの歌声を(2015年製作の映画)

2.8

主題が多すぎる
少女たちの成長
潰れそうな寄宿学校の再建
校長先生の過去
音楽の追求

どれが1番伝えたかったのかわからなくて
不完全燃焼だったけれど
原題をみたら校長先生が主人公だったのね
あーー原
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.0

邦題ステキ
原題より良い

泣けるって聞いていたけど主役のとこでは泣かなかった

愛はお金で買えないけれど
教養や育ちの差を埋めるのは現実的にとても難しい
それでも、忘れられなくて
後悔し続けていた
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.6

清廉なエルファニング演じる16才の女の子が都会に単身で渡り
モデルとして名をあげる
容姿のみが売り物であるその世界で若く美しい彼女は嫉妬の標的になる
他者から認められる快感や
認められたけれど認められ
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花様年華(2000年製作の映画)

4.3

同情なのか共感か
お互いのパートナー同士が不倫しているふたりもまた
惹かれてしまうのは自明の理の気がします

お互いに、お互いのパートナーの好きなものを食べあい
好きな食べ方も教える場面はまるで、自分
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人魚姫(2016年製作の映画)

4.0

人魚のお姫さまの涙は見えません
海の中で泣くので涙と海が一緒になるからです
アンデルセンのなかでも人魚姫が1番好きです

この映画の人魚のお姫さまに足はありませんがスケボーがあります
石垣佑磨に似てい
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スモーク(1995年製作の映画)

4.7

これは、私のための映画だ

他の人もそう思ったかもしれない
けれど、これは私のための映画でした
人を信じることや助けること
ポスターの秀逸さ
きっと、この映画を作った人は私のために作ってくれたんだとい
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.2

この邦題…あやしいぞ…!
邦題探偵としての血が騒ぎました🕵️
やっぱり、原題は「オーヴェという男」でした

幸せ とか ひとりぼっちとか勝手に決めないで欲しい
そういう映画だと感じたよ

国際結婚、ゲ
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.1

カイザーソセ
予想は外れたけれど
私が予想してた人の方が面白いと思うんだけど!(負け惜しみ)

スキップ・トレース(2015年製作の映画)

3.0

ファンビンビンの美しさ!!

失敗して怪我してるのに
撮影するジャッキーが1番かっこいい


去年見たのにレビュー忘れてた