広島出身で子供の頃から原爆に関する英才教育を受けてきた。
毎年夏休みに学校に集められ、動画を見たり被爆者の話を聞いたり、平和資料館には何度も行った。
そんな自分がトリニティ実験のカウントダウンにワク>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
良くも悪くもちゃんと「仮面ライダー555」でまずは一安心。
そもそもファイズは作品としての明確なテーマやその解答が特になく、その状況下で各々がどう生きるかという人間讃歌な作品なので、極論続編も何しよう>>続きを読む
赤ん坊の取り違えがエンタメになるわけ無いでしょ悪趣味が過ぎる。
厳しい掟に縛られた生活をしているが故に、同じ日に出産した平々凡々な家族に憧れるのはまぁ理解できるんですけど、その憧れの家庭を取り違えとい>>続きを読む
劇場版名探偵コナンもびっくりな本格ミステリー。
推理に必要な要素は全て劇中で提示され、後出し情報も一切ないフェアな視聴者への挑戦が行われます。
私は普通にネネちゃんにもしんのすけにも推理で負けました。>>続きを読む
クレヨンしんちゃんというタイトルに最も真摯に向き合った作品。
いつものクレイアニメとは異なり、ストーリーの進行とともにスタッフクレジットを行うOPはトップクラスのワクワク感がある。
ラクガキをすれば>>続きを読む
ひまわりやひまわり用の荷物の重さに触れることで、それらを背負って冒険する母親の凄さを描写。とはいえ、よく考えたらこれまでもずっとそうだった。
これまでの26作品を全て観てきたからこそ、ずっとそれを感じ>>続きを読む
教えを受け特訓し挫折も経験しつつ成長し、教えを超えた独自のカンフーで力に溺れた兄弟子を倒す王道ストーリー。
限られた時間の中で綺麗に「守破離」の段階を描く構成が見事。
しんちゃんがいつもやってる技が実>>続きを読む
チチシリは特に反省も成長もすることなく、シリリとの確執を残したまま終了。
そこの関係性に変化が無いので特に教訓や感動も得られない。
そもそも宇宙人が地球を平和にする意味もよく分からない。
細かい点だ>>続きを読む
歴代作品でも5歳児をどう敵と戦わせるかについてはずっと苦労してる印象があるが、夢の世界なら想像力のある子どもの方が大人より強いってのはしっくりくる。
水を得た魚のようにのびのびと戦うかすかべ防衛隊が可>>続きを読む
ロボとーちゃんでも泣かなかったのに、オラの引越し物語は耐えられませんでした。
本作品、実質最終回なお別れをめちゃくちゃ丁寧に行います。それも序盤に。
冒険に世界地図を持っていく様な風間くんが、メキシコ>>続きを読む
亭主関白云々って父親像の話と、本物とコピーの差は何かって話は全く別で、それぞれが独立してしまっているのが、本作品の残念ポイント。
敵に魅力が全く無いのがもったいない。
本物とコピーに差なんて無いはず>>続きを読む
かすかべ防衛隊がひたすら可愛いだけの作品。
珍しく涙を流しながら喧嘩して、かすかべ防衛隊が解散するシーンには心動かされましたが、それまでの時間は「無」。
とはいえ、親に内緒でちょっと遠くまでの小さな>>続きを読む
それっぽい理屈で思想を侵食するカルト教団の狂気を、子ども向けにマイルドに描きつつ、最終的には兄妹愛の話に落とし込んで問題を全部解決し、気持ち良く終える構成が美しすぎる。
ヒマワリ星人と地球人の認識の>>続きを読む
ずっと変なことやってるのに、急に真面目に「ママもパパも変だと思わないの?世界がオナラ臭くなっちゃうんだよ?なんかおかしいよ!大人のくせに分かんないの!?」って言い出すのには、流石にめっちゃ笑った。>>続きを読む
オトナ帝国ではかすかべ防衛隊で唯一大人になりたいって言ってたのにも関わらず、今作では逆に唯一ずっと子供でいたいって言ってたのが気になる。
しんのすけの考えって脚本の都合で作品毎に変えちゃって良いんです>>続きを読む
2009年の子ども向けアニメで、環境保護団体を悪役にして良いんだという率直な感想を持った。
散々環境保護団体を悪役として描き、結構バカにして皮肉ってるのに、最終的には地球に優しくしないとこんな変な奴ら>>続きを読む
めちゃヘンダーランドっぽいと思ったら、ヘンダーランド以来12年ぶりに監督が戻ってきたらしい。
夜中への憧れや不安、妥協を想像で補う精神等の、あの頃確かに持ってた子どもの感性を思い出させる描写は凄いと思>>続きを読む
素材は良いのに構成や演出が下手。
犠牲を前提とした全体最適にどう立ち向かうかというよくある話に対する、しんちゃんなりの解答を期待してたのに、途中で爆弾が外れた結果、時雨院時常がただの計画守りたい人に成>>続きを読む
序盤中盤と本格ホラーを見せられる。クレしんでこれやって良いんだ…
そうして散々びびらせられたのを、終盤のサンバゴリ押しで全部忘れさせる構成には感服。力技過ぎて笑う。
自分だけのサンバに気付き、サンバ>>続きを読む
何が言いたいのかよくわからん作品。
怪獣と戦う誰よりも、母としてモーニングルーティンをこなす野原みさえが一番ヒーローしています。あのシーンめちゃくちゃ好きです。
序盤は退屈なものの、かすかべ防衛隊の活躍する終盤はだいぶ爽快で面白い。
これまでの作品で、「5歳児を敵と戦わせるにはどうすれば良いか」という点に、様々な解答を用意し苦労していた様に見受けられるが、本作>>続きを読む
ずっと何が言いたいのか分からない作品。
あれが洗脳でも何でもないなら、序盤の春日部市民は結構なクソ野郎共だし、熱海の潰れた旅館経営者が警察組織やメディアを自由に動かせる凄い力を持ってたことになっちゃう>>続きを読む
しんちゃんを題材に、真正面から戦争描いてるのは凄いと思うが、雲黒斎の野望で時代的な新鮮さは半減した印象。
戦争による生き死にという大きな事を描くけど、長い歴史を俯瞰すると、別に過去に戻ったことで何も変>>続きを読む
やっぱり圧倒的な作品。
チャコの「どうして?」に「大人になってお姉さんみたいな綺麗なお姉さんといっぱいお付き合いしたいから」と、肯定で返すのがしんちゃんならではで好き。
「最近走ってないな」の一言で、>>続きを読む
アクション仮面の設定が一作目と異なり混乱。
1作目のアクション仮面は、本物の超人が撮影の為にこちらの世界にやって来ているという設定であったが、本作品では普通の俳優。
普通の俳優が子どもの夢を守るために>>続きを読む
怪作すぎる。
過去5年で一番笑ったと言っても過言ではない。自分はここまで笑うことができたんだと謎の感動を覚えた。
あれから脳内BGMはずっと「私のささやかな喜び -A motion for a lo>>続きを読む
ロボが完全に20世紀少年の血の大晦日だなあって観てたら怪獣大戦争だしゴジラのテーマ流れるしで無茶苦茶です。
心理作戦に怖気づいて後退する戦車も面白いし、それに向かって「逃げるなあれはゴジラじゃない!」>>続きを読む
これまでの作品の中で一番面白い。
シリアスな作画でエヴァっぽい演出と声優を揃え、ハードなストーリーを展開しつつ、ちゃんとしんちゃんらしいギャグを混ぜている、そのバランスが良い。
ぶりぶりざえもんに泣>>続きを読む
何が言いたいのかよく分からない作品。
おそらく、ひまわり初登場で兄としての成長を描きたかったんだろうけど内容が散らかりすぎてて雑な印象。
東松山よねの存在意義も不明。
弾が当たらない理由も特に無く、>>続きを読む
ここまでの作品と比較しても頭一つ抜けて面白い。
ヘンダーランドという劇場版特有の非日常にずっといるわけではなく、定期的に家に帰るシーンを挿入することで日常が異質に侵食されていく恐怖を演出してるの凄い。>>続きを読む
今までステレオタイプなオカマしか描いて来なかったにも関わらず、急に男性として生きる運命を背負い、「私は女ではない」と泣きながら髪を切って反撃する女性が出てくるなんて時代の先取りが過ぎる。
そんな大変魅>>続きを読む
インディ・ジョーンズ+アラジン。わりとストレートにオマージュするので落ちまで読めてしまう。
小宮のえっちゃんがサインを貰いに来た魔神の取材をするシーンが好き。
日常シーンが伏線になってて1作目の反省>>続きを読む
しんちゃんの映画全部観ようと思います。
まず一作目。日常シーンが長すぎて構成間違えてないかと邪推したが、伏線なんて無いただ5歳児と幸せに過ごしているだけの描写が、何でもない日常の尊さを象徴しているの>>続きを読む
劇場で7回、配信で2回視聴。
仮面を被り、カリスマ性を持った先導者として、真社会性の実現やウイルスによる人類の選別、理不尽や暴力のない世界の構築という、それぞれのやり方で幸福を追求するSHOCKER>>続きを読む
狂人たちがそれぞれの狂った手法で暴れまわってる様子が、ティム・バートンお得意のゴシック調の世界観で美しく描かれててずっと眼福。
特にペンギン。おかしな造形に狂った精神でやりたい放題やっているが、どこ>>続きを読む
ストップモーションという技法が特撮の中でもトップクラスに空想を「本物」として見せられる手段であると再認識。
どれくらい本物かというと、マルセルの必死な人生をエンタメとして消費していることに罪悪感を覚>>続きを読む