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人を想う気持ちは、限りなく自由で無限大。
けれど、生きていく為に人は、その自由な心に制約を打ち立てる。
自制心と心の渇望。
考えてみれば、
誰もがその気持ちの制御に振り回されて、立ち止まっては進んでい>>続きを読む
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夏の終わりにピッタリの作品。
小洒落た男は短パンとピストが似合う。
イタリア人は外で飯食べるのが、本当にサマになるなぁ〜。
卵をあんなにおしゃれに食べる必要あるのかな?
ジョン・アダムスと坂本龍一>>続きを読む
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久々の脱獄もの。
はるか昔父親に勧められた作品。
異国の地トルコの怪しげな雰囲気と、
絶望感満載の刑務所の囚人達の演出は、
見事としか言えない。
が、最初から最後まで主人公の自業自得感が目についてしま>>続きを読む
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WKWとクリストファー・ドイルの神がかった魔術から暫く離れる事ができそうにない為、25周年を迎える本作のメイキングを鑑賞。お気に入り作品の裏話は、やはり楽しい。
終わりのない撮影、
いつ帰国出来るか>>続きを読む
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100本目の記録鑑賞なんで、学生時代に夢中になって見続けたゴダール作品を再鑑賞。
まさかの、全くハマらなかった。
映画の内容は変わらないので、変わったのは自分の気持ちとか感覚だと思う。
必死に背伸びし>>続きを読む
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「最高画質版」なるものをU-NEXTで鑑賞出来てテンション爆上がり。
フィルムノワールの傑作。
全体的に薄暗くブルーの色調で統一された
スタイリッシュな照明技法。
それにしても丁寧に作り込んである。>>続きを読む
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ここ最近ドスの効いた映画ばかり見てたので、息休めに選んだ一本。
全然息休め出来ず…
子供達が驚くほど自然体で、
まるでカメラなんか存在してないような素晴らしい演技。
ただ、監督のテーマなんであろう>>続きを読む
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とにかくクセになるこの監督の作風。
ある意味で、この時代にゴダールなんかよりも全然前衛的な事やってる。
撮影技法の見せ方も、編集も。
ボルヘスの幻想怪奇な世界観を、ここまで映像で周到した人はいないん>>続きを読む
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全ては生きるため、
そして、生き残るため。
スラム街ファベーラで殺しや盗みを常套手段とし、悪気もなく
マリファナに手を染めるのは、
まだ10代にも満たない子供達。
彼らの屈託もなく純粋な眼差し。>>続きを読む
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「リトルボーイ」の命題の真意が判明した時、
うわ、ここに繋げてくるんだ!
この後どう展開させるんだろう?
と一瞬度肝を抜かれた。
自らの信じる力が発端に、
いきなり英雄扱いされる少年。
この8歳に命>>続きを読む
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物語冒頭のジャクソンのタップから、
目が釘付け。
それに続くロ・ギスの立ち振る舞い、
スウィング・キッズ達の息の合ったチームワーク。
身体表現で、ここまで人を魅了する素晴らしさ、撮影技法も含めて圧巻!>>続きを読む
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この監督は、
あらゆる分野において、
突出した変態的センスの持ち主というか、
それが仇となって、映画界の中では少しコアな部類に入っている気がする。
3人の脚本家が、
移動中の鉄道内でストーリーを構想>>続きを読む
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たまたま目に付いた本作。
得体の知れない怪物に出会ったような衝撃…
何なんだ、このとてつもない作品。
時間軸の経過を観客に委ねる巧みな演出は、さながらウォン・カーウァイの「花様年華」のよう。
監督が>>続きを読む
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ブラックユーモアと風刺に満ち溢れた作品で、ジャンルとしてはコメディ。
でもどうしてか、見終わった後に突き刺さる悲しみ…何故だか泣きそうになってしまった。
爆薬の解除を命じられた伝書鳩係のプランピック>>続きを読む
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例えて言うならば、真のソウルメイト。
肉親でも、長年連れ合った友人でもない、
互いを支え合う2人の関係性。
チャーリーは、まさにフランクの眼そのものだった。
飛行機の搭乗手続きから始まり、タンゴの場>>続きを読む
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財務省捜査官主任にケビン・コスナー
ベテラン警官役にショーン・コネリー
頼れる右腕はアンディ・ガルシア
映画の衣装はジョルジオ・アルマーニ。
音楽はギャング映画に欠かせないエンニオ・モリコーネ。
こ>>続きを読む
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相変わらずのとんでもない設定が、際立つ作品。
元尼僧が、記憶喪失の男と共に神のお告げによってある日突然曰く付きのポルノ女優を救済する使命に駆られるという…なんじゃこの設定は。
ハル・ハートリーに限>>続きを読む
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実は公開前から気になっていた
透明人間の少年と、
盲目の少女の恋物語。
多少の無理矢理感は置いといて、このメルヘンな設定と現実離れした物語を映画化する勇気と試み。
目に見えない透明人間を、どう視覚>>続きを読む
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とにかく笑える。
ハル・ハートリーはどこまでツッコミがほしくてこのネタを仕込んだのか。
登場人物達の動作、会話劇にいちいちツッコミ入れたくなる要素が満載なのに、
何故か切ないギターの音色が流れて、
そ>>続きを読む
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ジュード・ロウもノラ・ジョーンズも、
センスある音楽と共に雰囲気はあるのに、なんだろうこの味気なさと物足りなさ。
結局のところ、
絶妙な距離感ですれ違い続ける人間模様の描き方。
その語り口が鮮やか過>>続きを読む
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勝手な想像ながら、武侠アクションものをウォン・カーウァイがどう切り刻むのかと思ったら、複雑な恋心、人間模様の群像劇を描いたいつもの語り口とスタイルで、終始落ち着いて見れる作品。じっくりと見入ってしまっ>>続きを読む
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これまで完全にノーマークだったミケランジェロ・アントニオーニとモニカ・ヴィッティの組み合わせが、極私的にツボ。
個人的には白黒の「太陽はひとりぼっち」のほうが、都会の空虚さや俳優陣の心象心理の描き方>>続きを読む
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ウォン・カーウァイ作品4Kレストア版を新しい順から遡って、
たどり着いた本作。
懐かしい…
フライドポテト、マック、コカコーラ、
深夜のTV映画鑑賞。
90年代に確かに存在していた浮遊感。
まるで>>続きを読む
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光輝く香港のネオン、
全編に渡るワイドレンズの撮影、
とにかく自分の撮りたい画を撮る。
ストーリーとかそっちのけで、
若さと勢いで突き進むこの感じ…
荒削りだけど、
可能性が無限大でいいな〜。
ミ>>続きを読む
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ウォン・カーウァイは、
人間の情感的な部分を「水」に喩える天才だと思う。
「欲望の翼」「花様年華」は雨の映画。
本作は、滝。
物語冒頭のイグアスの滝、
2人の部屋に流れ落ちるランプの光の滝。
荒れ狂>>続きを読む
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いつまでも見ていたいウォン・カーウァイ作品の珠玉の傑作。
まさかの4Kレストア版が動画配信で見れて感激の嵐が止まらない。
全てが秀逸。
主演2人の仕草、会話一つ一つのやり取りも、絶妙過ぎる動きの渦>>続きを読む
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家族とは…
分かり合えるとは、
一体何なのか。
血が繋がっているとは言え、
心から通じ合えるわけではない。
気持ちを言葉にしたところで、
相手は分かってくれない。
伝わっているようで、まるで伝わって>>続きを読む
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ロードムービーの傑作として名高い本作。
初めて見たのは確か14歳の頃。
あまり記憶に残るものがなく
流石に若過ぎたかと再鑑賞、
したものの結果変わらず…
画の美しさ云々の前にストーリーについていけず>>続きを読む
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とにかく最初から最後まで抽象的な男女二人の心象心理劇。
それでも魅せられてしまうのは、
アラン・ドロンとモニカ・ヴィッティという2人の美形名役者を際立たせる
静けさの中の動きの作り方だと思う。
証券>>続きを読む
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細かい説明は一切省き、自分の見せたい演出技法で過去と現在を交錯させる手法は、ベルトルッチならでは。
暗殺された父親も、事件を追う息子も、同じ名前で同じ役者が演じている為、過去と現在の見分けは衣装とち>>続きを読む
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退院後、初の映画鑑賞。
まだまだ騒がしい日常についていけず、
この位ゆるい作品が今はちょうど良い。
主人公のジュール、
いくら熱烈な音楽好きとは言え、
追っかけしてるディーバの歌声を秘密録音し、衣装>>続きを読む
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出だしから、
何だか狐に包まれたような始まりで拍子抜けしてしまったのだが、物語が進むにつれ、これがとてつもなく素晴らしい作品である事に気づいてしまった。
とぼけた調子のトム・ハンクスの司会も、
人形>>続きを読む
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原作の「若草物語」
はるか昔に読んだ記憶はあるのだけど、
もうぼんやりとしか覚えておらず。
まだ古めかしい男性優位の時代に、ほとばしる熱意を持って社会に立ち向かった姉妹達のお話。
ジョー役のシアーシャ>>続きを読む
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序盤15分くらいのただならぬ緊張感と演出は、見事としか言えない。
鳥の囀り、椅子の軋み、風車の音。
ガンマン達の撃ち合いまでが、一番印象に残ったシーン。
その後中盤は中だるみしてしまい「ワンス〜アメ>>続きを読む
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振り回されるのは、いつも子供。
子供はものではないのに、
親ならばどんな手を使ってでもいいなりにできる。そんなわけないだろ。
子供って、本当によく親のことを見てる。
親に余裕がない時こそ手がつけられ>>続きを読む
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昔見たうすら覚えの作品、再鑑賞。
冒頭の空へダイブする逃亡からロープで捕まえられる所まで、記憶に焼き付く印象的なシーン。夢に出てきそうだ。
どこからこの発想が生まれるのか。
スケールとカメラワークも>>続きを読む