バリバリ島さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

マシニスト(2004年製作の映画)

3.2

痩せる前との差が凄すぎて「お前変わっちゃったよ」って言われるレベルの変化どころではなくて笑ってしまう…そら同僚から引かれるわ クリスチャンベールの役者魂が半端ない
主人公の名前、ナインインチネイルズの
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バーニング(1981年製作の映画)

2.6

リック・ウェイクマンの劇伴いいな〜

ホリー・ハンターどこ??????

インランド・エンパイア(2006年製作の映画)

4.0

もう複雑すぎて初見じゃ理解不能なんだけど、分かるまで観たいとも思わされる不思議な魅力がある 一つ一つ整理しながら見ると、全く分からんというほどでもないな、ということに気づく 

とはいえ過去のリンチ作
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ミディアン(1990年製作の映画)

3.5

クローネンバーグが殺人鬼役似合いすぎててもうニコニコしながら観た 「HE'S GOT A GUN!!!!!!」のとことレコーダー投げるとこ好き
夜族もみんな魅力的なデザインしてて良かった

劇伴元オイ
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

4.3

ツライ

ハエ人間の造形がとにかくグロテスクで凄い
生暖かくて臭そうな感じが…

本作についてクローネンバーグがインタビューで『ビデオドローム』までの集大成と言っていてなるほどな、と思った 自分の運命
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.3

監督にバカにされてるような映画「自分らこういうの好きやろ」って 胸糞って聞いてたけどなんかまた違うというか…

暴力的なシーンをあえて映さなかったりするとことか長回しの淡々とした感じとか黒沢清のCUR
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スティグマータ/聖痕(1999年製作の映画)

2.7

スマッシングパンプキンズのビリーコーガンが音楽担当ってだけで面白いしビョークとかマッシヴアタックが全然合ってないのも面白かった snatchでも思ったけどマッシヴアタック使っとけばかっこいいみたいなと>>続きを読む

Diner ダイナー(2019年製作の映画)

1.8

横尾忠則みたいな絵があると思ったらマジで横尾忠則だったので笑ってしまった 
劇伴も大沢伸一て

スフレ完食で発狂するとかいうトンチキ設定やめて めちゃくちゃ客層限られてるんだからボンベロはカナコに接客
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The Amputee(原題)(1974年製作の映画)

3.0

丸太おばさんとリンチ本人

フィルムのテストのために撮った作品ということで、他の短編のようにバキバキに尖ってるってほどではないんだけど、やっぱりリンチ特有の設定とか状況のシュールさみたいなところはある
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ザ・ショートフィルム・オブ・デイヴィッド・リンチ(2002年製作の映画)

3.7

怖いけどかっこいい
フランシスベーコンの影響を強く感じる
初期の尖り方好き

ニューヨーク セレナーデ(2001年製作の映画)

2.9

ベタベタにロマンチックなポエム読んでるギャロ新鮮

まともな奴が1人もいなくて疲れる

ファミリー・プロット(1976年製作の映画)

3.5

劇伴好きだなと思ったけどジョン・ウィリアムズなのか 凄い

車暴走するシーン、ブランチがひっくり返ったり大袈裟な動きしてるのがめちゃくちゃアホで良い
ラストもお茶目可愛くて好き

双生児 GEMINI(1999年製作の映画)

4.4

モッくん凄すぎる
みんな眉毛なくて怖いんだけど田口トモロヲがずば抜けて怖かった

良い意味でアクの強い作品だった NIN繋がりで鉄男のサントラとか聴いたことがあったので、塚本作品はインダストリアルな劇
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gerry ジェリー(2002年製作の映画)

3.5

段々景色のスケールがデカくなっていって、自然に飲み込まれていくようで良かった 塩湖綺麗〜だんだん明るくなるところとか好き 状況がどんどん絶望的になっていくのに反して景色はめちゃくちゃ幻想的に アンビエ>>続きを読む

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.3

不憫な役がとにかく似合うブシェミ
クラッシュのジョー・ストラマーも良かった、動揺して顔が固まるとこがめちゃくちゃ面白い

スタッフロール見てたら鋤田正義の名前があってビックリした スチル写真担当かなる
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誘う女(1995年製作の映画)

3.0

誘う女とか言うからエロティックサスペンスかなと予想してたけど全然そんなことなく 割と軽い感じ 邦題からくるイメージと全く違う
ラストはめちゃくちゃ好き

クローネンバーグどんな役で出てくんの?と思った
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書を捨てよ町へ出よう(1971年製作の映画)

3.5

青臭すぎるというかエネルギッシュすぎて観てて疲れてしまった 
画はカッコいい…何故かあんまり古臭く感じない
部屋にキングクリムゾンのジャケとめちゃくちゃデカいロバートプラントの顔あって良かった

ミラーズ・クロッシング(1990年製作の映画)

3.5

渋い マフィアものだけど泥臭くもなく牧歌的
コーエン兄弟の作品の中では硬派な方らしいけど確かに…
どんよりとした感じの色調が良い

ジョン・タトゥーロの演技と存在感がすごい 流石

ヒトラーを殺し、その後ビッグフットを殺した男(2018年製作の映画)

2.5

ビッグフットと対峙するところだけやたらB級臭かったのは面白かった
軍人としての自分を葬ってやっと普通の人間としての生活を得られたから良かった、みたいな解釈でいいんかなこれは サム・エリオットめちゃくち
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狼たちの午後(1975年製作の映画)

4.0

前半のグダグダ感が笑える
アルパチーノの眼力…


社会問題や人種差別、LGBT差別と色々な話題が絡んでくるけどメッセージの主張が激しいとかではなく物語の中で起こる出来事として自然に描かれているので観
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.6

妄想や幻覚の演出がめちゃくちゃ好み
ヤクでトリップってカッコいい!みたいな超キマってる映像じゃなくて、現実と妄想の区別がつかない感じにしてるのが良い

主人公のキャラクター像が凄い好き ちょっと頼りな
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戦慄の絆(1988年製作の映画)

4.1

ビジュアル的なエグさは薄いけど終盤の展開はかなり強烈 
初期はグロテスクなSF、’00年代後半からはサスペンスやヒューマンドラマというイメージのクローネンバーグ監督作品、本作やクラッシュなんかはその中
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シリアル・ママ(1994年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃ面白い

ママだけがヤバいわけではなくママ以外の一般人達も攻撃性なり汚い部分を持ってて、そこが結構しっかりと描かれてるのが好き テッド・バンディのこともっとちゃんと知ってると面白いんだろう
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ナンシー(2018年製作の映画)

3.0

サイコサスペンスかと思ったら切ないヒューマンストーリーだった ポスターとのギャップでビックリする人多い印象

まともに話ができる人が周りにおらずひたすら孤独で、ただ注目してほしいがために大袈裟な嘘をつ
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

なんでこんな適当なんだ〜適当だからいいのか…
ノリは嫌いではないけど普通のゾンビ映画を期待して観ると拍子抜けする感じ 現代社会(物質主義)への憂いというのはまあなるほど、と思った 白人至上主義の堅物お
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ラ・ヴァレ(1972年製作の映画)

3.5

ヴィヴィーヌの目指すように「人間皆同じ」となればいいかもしれないけどやっぱり文化や人種の壁はあって、そのへんオリヴィエは冷静だなと思う 
未開社会と西洋社会ということでレヴィ=ストロースを思い出した