志乃さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

志乃

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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.5

何があっても側にいて、真正面から自分と向き合って愛してくれる人って、そういないと思う。

相手のことをリサーチしたり、駆け引きしてみたり…
恋愛テクニックって言うけれど、私はそういうのが凄く苦手。する
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.8

単なるコメディ映画じゃなく、女性が抱く心の傷や、女性の強さが今作では描かれていた。
キャラクターも1人1人確立していて、アクションもとても楽しく観れた。

ロックでポップかつぶっ飛んだ、予測出来ないハ
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

私自身もピアノを弾くので、とても楽しく観れた。

「春と修羅」におけるカデンツァが、それぞれの性格、才能を上手く表現していて魅せられる。

そして、月光に照らされ、ドビュッシーの「月の光」を心から楽し
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.7

リアルな人間の心情が生々しく描かれていて、心が苦しくなる。
人間は弱くて脆いんだということを改めて気付かされる。

徐々にお互いの間に生じた考え方や感じ方のズレは、気づいた時にはとっくに手遅れで、どう
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シークレット・チルドレン 禁じられた力(2015年製作の映画)

2.0

ティモシー観たさに鑑賞。

うーん…。
結局何が言いたいのか、疑問だらけであんまり楽しめなかった…。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

毎回を大切に生きようと思える。
どんな些細な事でも幸せに感じて生きていきたい。

自分の持つ能力を、自分の為だけに使うんじゃなくて、他人を救うため、他人の幸せのために使えるティムは、とっても優しく強い
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あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

3.5

青春や初恋の美しさや儚さが描かれていて、とても懐かしい感じがした。
とても懐かしいって言っても、私にとってそんなに昔の事じゃないけど、いつも青春って一瞬の出来事だったなぁって思ってしまう。

思い通り
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.0

日にち的に上映終了ギリギリだったけど、何とか映画館にて。
どうしても、ティモシーを映画館のフルスクリーンで見たかったので…。

思ってた以上の美しさで、終始、表情筋ゆるゆるだった。
本当にマスクがあっ
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.7

曲がストーリーとリンクしてて、凄く楽しめたし、感動した…。

「この曲ってBeatlesの曲なんだ!」
って、何度も…。
恥ずかしながら、Beatles自体はあまり知らないけれど、知ってる曲ばかりで、
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ノア 約束の舟(2014年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

神話を基にした話。

人にお薦めされたので鑑賞。
方舟は本当に制作しているらしく、壮大だった。

お父さんが途中本当に嫌いになりそうだったけど…笑

でも、神に従わなくちゃいけないって思って、神を信じ
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

"Language is the foundation of civilization. It is the glue that holds a people together. It is the >>続きを読む

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.7

好きだなぁ…。
なんと言っても、最後の会見シーンがたまらなく好き。
そこまでは、モヤモヤしたりするんだけど、そのシーンで一気に晴れる。
爽快感がたまらない。笑

公園のシーンもいいよね、素敵。

あと
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天国は、ほんとうにある(2014年製作の映画)

3.2

実話を基にしてるって知ってびっくり。
本当に特別な体験だな…と。

子供に対する両親の愛情がとても素敵だし、両親だけじゃなくて、周りの人々もとても温かくて、コルトンのためにみんなが祈るシーンは感動。
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ReLIFE(2017年製作の映画)

3.0

「記憶は消えてしまっても、一瞬一瞬は確かにあって、何もかもが無くなる訳じゃない、残せるものもある。」

「今を大切に」

単なる恋愛映画じゃなくて、前向きになれる言葉で溢れてる。
明日からも頑張ろう、
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.5

あまりにも有名な作品で、名前ばかりを知っていて作品を観たのは初めて。

オードリー・ヘップバーンの美しさたるや、息を飲む程…。

ストーリーはタイトルからは想像つかないもので、(良い意味でも悪い意味で
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

理想を追い求めること、決して妥協はしないこと、そのための努力を惜しまないこと…
この映画は、生きて行く上で大切な色々な事を教えてくれる。

人が何を求め必要としているかを超え、自分のために決断できる
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一枚のめぐり逢い(2012年製作の映画)

3.5

一枚の写真がきっかけの運命的な出会い。
王道ラブストーリー。

美男美女…
あんなイケメンに見つめられたら、鼻血出るわ。
…とりあえず、楽しく見れた。

劇場(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

言葉で表すことの出来ない独特な雰囲気の作品。
全ての感情が自然に、丁寧に、繊細かつ力強く描かれていた。
セリフやナレーションに使われている言葉も、この上なく選ばれていて、キャストの皆さん、特に松岡茉優
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.8

なんと言っても、メアリーが可愛すぎる。
大人になったら、もっと綺麗になるのかな…なんて考えてしまった。

さて本作は、本当の幸せとは何なのかを考えられる作品。
親はいつだって、何よりも子どもの幸せを願
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ひと夏の美しい恋。
この作品に出会えてよかったと心から思う。

お互いに名前を交換することは、相手の一部になることであり、最大の愛情表現だと感じた。


hearts and bodies are g
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退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

私の大好きな、今泉監督の作品。

今回は、恋愛だけでなく「生と死」についても描かれていた。

人を埋めるという序盤の展開には
「今作はさすがに今泉監督の作品でも、理解出来ない、共感出来ない…。」
と思
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.7

セリフが少ない。しかし少ないことで、この映画がより一層美しさを増しているように感じる。
映画は映像作品である。
そんな事を、直に感じられる。

観終わったあとに、自分の理解を補足するために、レビューを
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知らない、ふたり(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

今泉監督の作品だったので鑑賞。
世界の狭さとか、はっきりと言い表せない感情で溢れてるところとか、狭い世界での展開なのに皆がいい感じにすれ違っているところとか、最後の方に伏線みたいなものを回収してくれる
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ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた(2018年製作の映画)

3.8

音楽好きにはたまらない。

瞬間瞬間に生み出される言葉で書かれた歌詞は、とても美しく強く感じられた。

日常においての些細な感情から、劇中でサムが抱いたような愛しく悲しい忘れられないような感情まで、ど
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暗く不気味に静かな日(2014年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

タイトルにあったように、暗くて不気味な画面に不思議なストーリー。

人の心の黒い部分が露骨に描かれている。

ラストの部分で何かを見逃したのかと思い2回ほど観たが、見逃しなどなく…
鑑賞者に解釈を委ね
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

まるで動く絵本を見ているかのよう。
おじいさんの、奥さんや家族を想う心がとても優しく温かい。

ひとりぼっちで寂しいんじゃないかと思っていたけど、あの家にはおじいさんの今までの思い出がたくさん詰まって
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或る旅人の日記(2005年製作の映画)

3.8

美しい曲に柔らかく優しいイラスト、そして穏やかなストーリー。
それぞれの物語に出てくる言葉1つ1つが詩のようで、美しい。

細かなセリフやナレーションがなくても伝わるストーリーは、言語が違って言葉が通
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ロンドン、人生はじめます(2017年製作の映画)

3.8

街並みが凄く素敵で、ロンドンに行ってみたくなる、ほっこりする映画。

ヒロインは多くの人々と関わりがあって生きがいがありそうだけど、実は空っぽで、男の人は便利な生活では無いけど、自給自足していてとても
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

4.0

ゲームを通じてのコミュニケーションもありだなぁ…と。
ドラマは前に観ていたが、劇場版のほうが感動した。

家族との関係性や、交差する時間軸。そして、過去に果たせなかった想い・約束を大人になった今果たし
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九月の恋と出会うまで(2019年製作の映画)

3.3

よくあるストーリーラインで、そうだろうなぁ…っていう感じの展開。
…だったけど、楽しかったし、感動した。

高橋一生さん演じる平野がとにかく好き。
可愛いし、面白いし、頼りなさそうだけど、いざという時
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

社会的地位の低い人、マイノリティの人々は元から無かったかのように扱われ、見向きもされない。
それが、いかに辛く人を狂わせてしまうのものか…。
しかしこの屈辱は、実際に当事者になった人にしか分からない。
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

題材の割にポップで見やすく、でもしっかり伝わってくる映画だった。

靴紐で大事な人を表している…。
なるほどと思った。とても素敵。


Let everything happen to you
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「なんて厳しいおじいさんなんだ…」
最初に抱いた思いである。

「昔は優しかったのに、人って変わるんだなぁ」
何度かの回想シーンでこう思った。

でもそれは全て間違っていた事に最後は気付いた。
彼はず
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デトロイト(2017年製作の映画)

3.8

言葉に出来ないくらい悲惨…
こんな悪夢が本当にあったなんて信じられないけれど、今も残っているのが現実で。

自分には何も出来ない不甲斐なさを感じた。
でも、何も出来ないからって、何も知らないままでいた
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

4.0

Except...you know your own future, which means you can change it if you want to.
You still have a ch
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おとぎ話みたい(2014年製作の映画)

3.5

どうしようと思った時には心はいつもどうしようもなく、足りないと思った時には満ち足りていたものがあったという証左に他ならない。いつも不在だけがその人の輪郭を型どるように、今私が手にしているのもなど何も無>>続きを読む