sattonさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.8

マイナーだけど、これ良い映画ですね。
序盤から???がいっぱい。事実は徐々に明らかになりますが、これがまた予想外の方向のもの。けっこう意表を突かれると思います。
エンディングの解釈も単純ではなく、うっ
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アラジン(1992年製作の映画)

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オリジナル版も見直してみた。
こちらの良いところは、悪役ジャファーの存在感!悪役がかっこいい映画というと、ダイ・ハード、ザ・ロック、ライオンキングなどが思い浮かぶけど、これらに肩を並べますね。変装まで
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アラジン(2019年製作の映画)

3.8

オリジナル版よりも、ジャスミン(王女)にスポットが当たったリメイクだと感じました。それが、今の感覚にあっていますね。
そして、予想通りというか、ウィルスミスの存在感は圧倒的でした。歌もめちゃ上手い。ア
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奥様は魔女(1942年製作の映画)

3.7

同じ邦題「奥さまは魔女」でも、有名なドラマ版は "bewitched" この映画は "I married a witch"

設定や話の展開は、最近のドラマといっても通用する感じ。深い感動を得られる
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オースティン・パワーズ(1997年製作の映画)

3.5

これは多分、英語を聞きとれて、非シリアス路線の007を見たことがあって、かつ、低俗なものを含めた文化・流行もわかった人じゃないと、完全には理解できない映画だな。
というわけで自分にはなかなか難しかった
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キング・コング(1933年製作の映画)

3.7

白黒だし、コングの動きなんてカクカクしてるんだけど、それでも十分面白いから凄いな。演出に工夫が凝らされていて、チープさを感じさせない。
エンパイアステートビルに登るシーンは、知っていても、おおっ!とな
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八月の鯨(1987年製作の映画)

3.6

妹役のリリアン・ギッシュ、当時93歳?若すぎる。
とても映画らしい映画だけど、個人的には若干パンチ不足。もう少し歳を重ねて見ると、また印象が変わるかもしれない。

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.9

大昔に見たときはちんぷんかんぷんな印象だったけど、今見ると普通に面白かった。髪の色で時系列を表すって斬新!
ジムキャリーの最後の一言に感動しました。

それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

3.8

画面に美女が多すぎる笑
ウディ・アレンは、街を魅力的に撮るのがとても上手いね。オビエド、行ってみたくなりました。

マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

4.2

2019/5/18
いやー、この映画は心に沁みました。
誰かを愛した経験は、短いものであり、つらい終わり方をしたとしても、その人の心をずっとあたためてくれるものですね。

2023/8/27
この映画
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或る夜の出来事(1934年製作の映画)

3.8

軽妙洒脱なコメディ。雰囲気はローマの休日に似てますが、こちらはさらに20年も前の映画ですね。会話やそこににじむ心理描写が繊細で、全く古さを感じさせません。
一見ダメ男で口も悪いけど、気骨があって、驚く
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LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)

3.7

設定が面白い!同じ時点に、異なる思惑を持った自分が2人存在すると、こんなカオスな状態になるんですね笑。
評価低めですが、SF好きなら存分に楽しめる映画だと思います。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.2

2019/5/1
有名作ですが、初見。衝撃を受けました。
主人公が狂っていく過程にもぞっとしますが、そういう狂気を生みだしてしまう時代の空気感もヒシヒシと感じられる。
狂気はやがてある事件に結実するわ
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.8

いやー、イーサンホーク素晴らしい。
まさに一歩一歩という感じの回復の過程を見せられているから、ラストのバードランドのシーンが沁みますね…。

キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

3.7

よくある青春映画に見えて、一風変わってます。素敵なジャケット写真からはキラキラしたひと夏の思い出みたいなものを想像しちゃいますが、実際は色々とダサいし、美しい友情とはとても言えない笑。でもそこが共感ポ>>続きを読む

草原の実験(2014年製作の映画)

3.8

これはなかなかの衝撃作。
セリフは一切ない。そのことが、主役の子のビジュアルと相まって、時代も国も不明という独自の世界観に繋がっている気がします。
そこで営まれる人々の生活は、時に荒々しいけれど、美し
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.7

PC画面上で全ての話が完結する斬新な構成。意外にすっと物語に入り込めたのは、脚本の上手さ故かな。
二転三転する展開を楽しみながらも、現代人(特に若い人たち)が置かれている環境の危うさに寒いものを感じて
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イカロス(2017年製作の映画)

3.8

ドーピングして自転車レースに出てもばれない!という人体実験的ドキュメンタリーだったはずが、ロシアという国家主導のドーピングの告発へと繋がっていく。
尿のすり替えの手口とか、ソチ五輪の金メダルラッシュ後
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.0

Love actually is all around.
いい言葉、そしていい映画。色々な愛の伝え方があって、それぞれに共感できるところがありました。夢物語でもいいよね、クリスマスなんだから。
それに
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.1

心がじわっと暖まる良作でした。
人種差別がテーマになっているけど、全体的にとても楽しい映画です。何度もクスリとくる場面があり、自然と笑顔になれる。描き方が軽やかなので物足りない人もいるかもだけど、自分
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輝ける人生(2017年製作の映画)

3.9

うん、これはいい映画でした。
35年連れ添った夫がナイトの称号を受け念願のレディとなったその時、夫の浮気が発覚。人生諦めムードの主人公が、疎遠だった姉との関係を回復する中で、大切なものを取り戻していき
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

掴みどころのない印象がずっと続いていたのだけど、終盤になって物語がぐっと立ち上がってきた。これは、故郷を離れて思い返す青春と家族の姿だったんだ。綺麗事だけではない家族の愛情を確かに感じられました。

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.8

中弛みのない130分。この映画から受け取るメッセージは人それぞれだと思うけど、まずはエンターテイメントとしてすごく面白かった。俳優さんと役柄もマッチしてて、説得力あります。

ライアー ライアー(1997年製作の映画)

3.6

伏線の張り方が強すぎてストーリーをほぼ予想できちゃうのだが、とりあえずとても楽しい映画である。「真実は気持ちいい」みたいな台詞があって、これにはすごく同意!

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

3.7

2人の人生がそれほど深く掘り下げられているわけではないけど、とりあえずテニスというスポーツの面白さは存分に感じられたな。
最後に紹介される後日談も、当時を知らない自分からしたらへーっ!て感じ。ビジュア
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ディザスター・アーティスト(2017年製作の映画)

3.7

"史上最低の映画" the roomの製作過程を描いた映画。
シニカルなコメディだけど、意外にも「映画一本作るのって凄いことなんだ」という感慨が湧いてくるのが面白い。作り上げたものがどう評価されるかっ
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.7

目を覆いたくなるような醜悪さと、その奥にある悲しみを描きつつ、全体としてはコメディというすごく不思議な映画だった。
超広角レンズ?で撮ったような宮廷内部の画が印象的。ラストシーンも心にずしりときた。

あなたに降る夢(1994年製作の映画)

3.5

お金の絡む話って素直な気持ちで見れないのだけど(なぜこの映画をチョイスしたのか)、なかなか楽しめました。何といっても主演2人が素敵です。
「素晴らしき哉、人生!」を彷彿とさせる夢のあるラストもgood
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アメリ(2001年製作の映画)

3.8

今見てもまったく色褪せない、オリジナリティ溢れる映画。
アメリの小さないたずら心が、いつも人の幸せに向いているのが素敵ですね。証明写真のエピソードがお気に入り。

2019年10本目

トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

3.8

"ROMA"のキュアロン監督のSF映画。
長回しのインパクトが強烈だが(どうやって撮ったんだ?)、メッセージ性も強い映画である。子どもが生まれるのって、とても奇跡的で神聖なことですね。

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.9

オープニングから、これまで見たどんな映画とも違う。1つ1つのシーンが、全く知らない世界の連続である。そこにはまるでタイムスリップしたかのようなリアリティがある。
というのが前半の感想だが、後半はストー
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最後の恋のはじめ方(2005年製作の映画)

3.8

邦題がどうしても覚えられない映画
それはともかく、内容は印象的なシーン沢山のラブコメで、結構面白いです。ラストもハッピーで、前向きな気持ちになれること請け合い。
主人公よりもアルバート&アレグラの恋の
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タグ(2018年製作の映画)

3.5

ハングオーバー!を彷彿とさせる悪趣味な笑い(褒め言葉)が満載で、中盤ちょっと中だるみもあるんだけど、ラストは意外とじーんときました。こういう映画も良いな。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.1

なんて優しく温かい映画なんだろう。
主人公だけでなく、彼を取り巻く人たちの視点も描かれるのが良いところ(それぞれのキャストや物語もとても魅力的なのだ)。
現実はこんなにいい人ばかりではなく、綺麗ごとだ
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グラディエーター(2000年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ホアキンフェニックスの歪んだ感じの演技が役にどハマりしてました。ラッセルクロウと対峙させても全くひけをとらない素晴らしい存在感でしたね。
ラストシーンはある意味ハッピーエンドと言えるのだろうが、皇帝が
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