サリンジャーさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.5

JOKERの予習ぐらいの気持ちで見てみたけど、末恐ろしい映画だった🙀

夢や目標を実現するためには成功体験を想像しろとはよく聞くが、彼の場合、現実と妄想が混合できずに狂気に変わる恐ろしさ。

タクシー
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ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

-

あまりはまらなかった前作のムーンライトとスタイルは同じですが、こちらの方が雰囲気や間が良かったです。
服や家具の色合いも👌

荒野にて(2017年製作の映画)

3.9

叔母を訪ねて三千里。
前作のさざなみ同様、主人公の心情の表れを丹念にそして丁寧に描いている。

スティーヴブシェミがじいちゃんになっちゃって、見終わった後、どの役なのか気づいたww

リトル・フォレスト 春夏秋冬(2018年製作の映画)

3.9

これはこれで良いと思います。ですが邦画版が好きすぎる!
邦画の方が料理は美味しそうだし、田植えや栽培のシーンを多く見せててそちらの方が断然好み。

しかし日本とは違い、韓国で育つ食材で韓国料理を見るの
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私が、生きる肌(2011年製作の映画)

4.2

見入ってしまった!話が想像の斜め上を越えてった❗️クレイジーだ🤪
色々な話をしたらネタバレになりそう。北島康介じゃないけど、何も言えねー。

新作レンタルの時から見ようと思ってたけど見るまでに8年もか
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トップガン(1986年製作の映画)

4.0

音楽も含め、80年代のダサさが詰まった王道の良い映画。
空中シーンはクールな映像で素晴らしい。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

70年代、実力を発揮したアルパチーノ。
80年代、活躍したカートラッセル。
90年代、旬だったディカプリオとブラッドピッド。
00年代、子役スターのダコタファニング。
10年代、絶頂期マーゴットロビー
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

4.1

赤いハンチング帽を被ったホールデンが大嫌いだ!

鬱屈して捻くれてて映画嫌いな彼に共感なんて全く出来ない!
それが、ライ麦畑をつかまえてを読んだ時の感想です。

真面目な自分にとってはホールデンは真逆
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鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

4.1

少ししか出てないのに、加瀬亮の存在感!
そして岸部一徳の安定感!

家族の繋がりは切っても切れないもの、亡くなってもずっと家族を思うもの。
終始暗い感じでありながら、時々小まめにシュールな笑いを見せる
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.6

宮崎駿監督は、天才ではなく、
多岐に渡る情報収集と、多くのアイデアを次から次に試して考える努力の塊だと思います。

全編ちゃんと見たのは初めてです。
キャラの良さと、一コマ一コマを丹念に作られているの
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ピンク・フラミンゴ(1972年製作の映画)

3.3

かなり腹括って観たけど、ひどいなこれはww
これ以上の下品な映画を見ることは後にも先にも決してないと思う。

セリフ回しや歩くシーンや音楽などテンポよく見易く好きなんだけど、お下劣すぎる。でも見てよか
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.8

これが30年代の映画?
クオリティ高すぎ!
当たり前だが、CGでなく手作りなとこが凄く良い(^^)
ただ自分は童心を少し忘れてしまっているww
次は、風と共に去りぬだ!

ポエトリー アグネスの詩(うた)(2010年製作の映画)

4.1

イチャンドン作品は、少しの希望もなくどん底に落としてくれる。
でも見終わった後、人間の情けと諦めない希望というものをなぜか少し感じてしまうんだ。
鑑賞後、警察のおっさんが凄い良い人に見えてきた。

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マドモアゼル(1966年製作の映画)

-

採点不能。
性悪のジャンヌモローが凄い!年齢的にも丁度良い感じ。
正義が勝つ作品やハッピーエンドばかりの作品を見るのもダメだな。
世の中は不条理。人は信用するな。
気をつけて生きていかないといけない。
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冬冬の夏休み(1984年製作の映画)

4.2

静かで良い映画ですね。
田舎のばあちゃん家を思い出す。
たまたまそこにカメラがあるだけ、とても言いたげな程、一般市民の日常風景をあたかもリアルに見せている。

80年代の日本、中国、香港の映画を見ても
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ライフ・イズ・ミラクル(2004年製作の映画)

4.4

この映画は人間賛歌❗️
クストリッツアは、おそらくヒト、動物、音楽、愛、この世の全てが大好きなんだ❗️(戦争以外)

田園に死す(1974年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

感性の化け物ここにあり!
ワンシーンワンシーンいちいち感性が凄い。それだけでも楽しめる!
この映画を見て、感性が凄いホドロフスキーのリアリティのダンスをを思い出す。
寺山修司、エルトポを絶賛してるみた
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山椒大夫(1954年製作の映画)

4.2

悲しいぜ😢
あの有名な入水シーン、構図が素晴らしい。
この年の銀獅子賞が「七人の侍」「道」「波止場」「山椒大夫」って凄いな、名作しかない。

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.7

題材も話も良かった。
それだけに欲が出てしまいますが、
もっと面白くできるのでは無いかと思ってしまいました。

悲夢(ヒム)(2008年製作の映画)

3.6

韓国人スゲー!オダギリジョーの日本語を全員理解できている!

普通はキム・ギドクとオダギリジョーのコンビだったら、速攻見るんだけど、あまりの評価の低さに見るまでに7年程かかってしまった。

思ってたよ
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

なんだ!これは⁉️

これだからフランス映画は溜まりません。
そして色彩が超好み。



以下、ネタバレ↓















ロバートアルトマンのザプレイヤー同様、完全なハッピーエンドなの
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FRIED DRAGON FISH(1996年製作の映画)

3.6

ついに、
岩井俊二監督作品、完全制覇!

Helpless Focus ピクニックなどの90年代半ばの浅野忠信の独特の雰囲気がヤバイ。この歳にしか感じられない彼の色気漂う良さが充満している。

この作
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キートンのセブン・チャンス/キートンの栃麺棒(1925年製作の映画)

4.2

チャップリンと双璧をなす男、三大喜劇王の一人、バスターキートン!

笑顔を貫くチャップリンと違って、無表情のキートン、逆にシュールで面白い!この映画を見るまでは、喜劇俳優、舞台芸人という印象だったけど
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.9

ベルパウリーちゃん、調べたら二十代後半というのは驚いたが、今後も屁理屈な彼女が主人公の映画を持って見ていきたい!

日日是好日(2018年製作の映画)

4.2

この映画を観るまで忘れていたのですが、うちの亡き祖父は普通のサラリーマンでしたが、休日の土日は茶道の先生をしていました。祖父の家に数人の若い女性やってきて茶道を教えていました。
早く亡くなったので教わ
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ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)

3.9

メリッサマッカーシーと、リチャードEグラントが、ダメダメなキャラクターをしっかりと作られていてとても良いです。
魂が宿ってそのキャラクターが今、存在しているかのような立ち振る舞い。

女流作家で小さい
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.8

「時をかける少女」「サマーウォーズ」を見て、宮崎駿の次は細田守で決まりだなと思ったのだが、それ以降は出せば出すほど少し失速していくという感じ。

映像は良いし、迫力もあるし、楽しめるのになぜ失速するの
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天国の門(1980年製作の映画)

3.7

西部開拓時代、法も秩序もしっかりとされていないアメリカの闇がここにある!

仄暗い照明と日の反射が1890年代にいるような雰囲気を完全に作り上げている。音楽も雰囲気をあげる。
この映画ほど、煙と砂埃を
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恋人たちの予感(1989年製作の映画)

4.2

脚本が良いな。会話が良い。ワンシーンワンシーンが長く場所をあまり変えずに長いセリフのやり取りが魅力的な映画。

世代なんだけど、初メグライアン!
ビリークリスタルの無表情な感じも良い。
見終わった後、
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アラビアのロレンス/完全版(1988年製作の映画)

4.0

スピルバーグ、ポールヴァーホーヴェンが1番のお気に入りという本作!

壮大なスケールの映画であり、1人の孤独なカリスマの実話。緻密に作られた構図、冒頭のシーンは圧巻。

デヴィッドリーン監督の技量は凄
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バハールの涙(2018年製作の映画)

3.4

映画「パターソン」
あの仲つつましい夫婦を演じきっていたパターソンの奥さん、ゴルシフテファラハニ。あの映画では幸せそうな役だったが、本作は悲劇のリーダー。眼に悲しさが滲み出ている。別人!

この2作品
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