サリンジャーさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

4.5

再鑑賞。湯川さんの曲、久々に聴いてたら見たくなった。

この映画、ツボです。
自然な会話が心地よく、ペドゥナがかなりのハマり役!
前田亜季の笑顔が自然体でいい表情!
前田亜季が「言えなかった」と言った
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

4.2

それはもう過去の話。過去の話は忘れて前を進んでいこうっていうのは、簡単なことじゃない。
なかなか消えることのないトラウマ、傷。
もうその過去を背負って生きていくしかないのだ。

ノードイツ、ノー土足の
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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.9

思ってたよりも良い作品でした。
地方でも、都市でも、職場でも、どこで住もうが、どうしようが、自分の切り開き方、考え方次第で楽しみにも悲しみにも変えられる。
ラストのタイトルクレジットはなんとも哀しさ漂
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.6

言い方は悪いけど、
メリーポピンズが美人になって帰ってきたww
それだけでも2割増しで楽しめる。服装もこっちの方がお洒落だし、アニメの融合もこっちの方が違和感を感じない。
でも前作と同様、途中で飽き
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

3.4

「昔見たけど内容忘れたシリーズ3」

小さい頃観た記憶はあるんだけど、傘で空飛ぶぐらいの記憶しかなかったので久しぶりに母親にあった時に聞いてみた。

自分「メリーポピンズ、幼稚園の頃、見せてくれたよね
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

4.5

言葉で表すのは難しい、なんとも不可思議な映画でした。だけどそこが凄くクセになる😊
奇妙で不可思議で色々とズレまくっている感じがなんとも堪りません。
陰影や、このシーンにこんな音楽や効果音流す?みたいな
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暴力脱獄(1967年製作の映画)

4.3

終始、哀愁や悲しさが滲み出ている良い作品でした。主人公の生き様をとくと見よ!

何と言っても、ポールニューマンが良い!めちゃくちゃいい❗️男が惚れるというような感じ。
日本では、ポールニューマンと言っ
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情婦(1957年製作の映画)

4.2

期待値をかなり上げて見ましたが、面白かったです!

トークばかりの構成にも関わらず、役者を動かしたり、小道具を多様に使って飽きさせず、見易く楽しめるビリーワイルダーの万人ウケの演出、カメラワークの手腕
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ラリー・フリント(1996年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ここまで勝手気ままなラリーフリントの振る舞いや行動に自由の表現という信念を貫かれても、ちょっと共感をあまり得ない感じ。
しかし貫く真っ直ぐな信念は尊敬します。

伝記映画ではよくありがちの逮捕したり、
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知りすぎていた男(1956年製作の映画)

3.9

知りすぎていた男というよりは、ちょっと知っちゃった男。
スタイル良くハンサムなジェームズスチュワートが、少しドジで少し情がある感じの役が多いが、とても好き。

映画自体は、ちょっと雑なところもにあるが
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チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

3.8

ハロルド作石の漫画「BECK」でチャイニーズブッキーというバンドが出ていたが、当時はなんてダサイバンド名なんだと思って見ていたが、バンド名ここからとったのか!

ベンキャザラ、そして映画に終始漂う雰囲
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クライ・ベイビー(1990年製作の映画)

4.0

冒頭から面白さが滲み出ている。
50年代のサウンド合わせての映像も見易く楽しく見れる。
イギーポップの使い方ww
そしてジョニデの若い頃の顔、本当にカッコいい!

(1965年製作の映画)

4.1

「遊び心あるな」というセリフで有名な車のCMをよくみるが、それとは真逆の遊び心が全くない男、シドニールメット!
真剣に映画を撮るからこそ、彼の持ち味を発揮する!この作品も見応えあり。

冒頭のロングシ
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海獣の子供(2018年製作の映画)

4.6

空、海、陸、宇宙、生命、全てがつながっている。
映像美のオンパレード!映像の圧倒的美しさ、迫力、音楽、酔いしれました。

五十嵐大介の作品を見ると、ここにいてはいけないような、自然のあるどこか遠くに住
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突然炎のごとく(1961年製作の映画)

4.2

三角関係の話の中でも斬新な作品。
奇妙で不思議な三角関係で、しかも好きな終わり方。

意気投合する親友の深い関係性があるからこそ、この映画の面白さが増してくる。
関わりたくないけど、カトリーヌの支配欲
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地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

3.3

少し苦手なアメリ的な感じと、テンポのあまりの早さにのめり込めず。
でも女の子の自由奔放な可愛いキャラ、服装、車、家の内装、映像がお洒落で素敵でした。
ストライキすると渋滞することがわかった。

シークレット・ヴォイス(2018年製作の映画)

3.8

終始不気味さ漂って、カメラ固定しているシーンが多く良かったです。
終わり方、個人的には好みではないのですが全体的には良い作品だと思います。

リラのオーラ感、カリスマ感。
ヴィオレッタの一般人感、低所
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パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

4.4

主人公の恋愛感に共感するとかしないとか、響くテーマだとか、響かなかったとか、個人的にはこの作品に関してはそういうことは関係無く、この映画の空気感にやられました。

会話のシーンや、無音のシーンなど、ま
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.2

イーストウッドはクーパーにガガの起用はやめた方いいとアドバイスしたみたいだがそんなことはなく、素晴らしい適役でした。

思っている以上に映像に深みがあり、セリフの間も深みがある。悲しみも溢れ出た良い作
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放課後ソーダ日和-特別版-(2018年製作の映画)

3.7

少女邂逅のスピンオフ作品。

良い作品だと思うし、音楽も良かったと思うんですけど、映画って感じがしなかったかな。

ウェブドラマからの特別版なのでしょうがないけど。
でも森田想さん、やはり良かった

蒸気船ウィリー(1928年製作の映画)

-

世界初のトーキーアニメ。7分でサクサクと見れるかなり仕上がった作品😊

ミッキーの動物虐待がかなりヤバイ!
ミッキー、人間として、いや、動物として、酷いぞww

大いなる幻影(1937年製作の映画)

3.7

そろそろジャンルノワールの映画、見てみようと思って調べたら、家から一番近い映画館で1日だけ上映されるやん!って事で鑑賞。

若い頃のジャンギャバンかっこいい!
作品は、大脱走が影響受けたのがよく分かる
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

4.0

ある一夜、物足りない何か、不明確な何かを探しにいく青春映画。
余計なことはあまりセリフには出さず、余韻を残す全体的な構成がGOODです。

世界で一番ゴッホを描いた男(2016年製作の映画)

-

私が幼少の頃、父親が絵画が好きなため、よく美術館に付き合わされていました。
小学生ということで感性も低かったのか、あまり美術にはのめり込めていませんでした。しかし、記憶に残る印象的な絵をいくつか覚えて
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ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)

4.0

冒頭、父親が小さい子供達に真剣に教える。
乗車時に警察に停車を求められた時の対処法を。
この時点で、日本との環境の違いを痛感させられる。

全体的にとても見易く共感しやすい作品でした。

少女邂逅(2017年製作の映画)

3.8

見えない物。
それが見えてくると、とても深い映画だと気付かされる。鑑賞後、徐々に胸にしめつけてくる。

淡い夕景、淡い田舎畑、淡い電車内、電波塔と「リリィシュシュ」と「花とアリス」感半端ないけど、枝監
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カランコエの花(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

色々な映画をよく観てるので、LGBTについて勝手に理解してると思っていた。
しかし、急に知人がLGBTだといったらどう対応したらいいか非常に悩むし、難しいところだ。

この尺の短かさで心に響くシーンが
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E.T.(1982年製作の映画)

4.5

「昔見たけど内容忘れたシリーズ2」

傑作!良い作品はずっと良い!

幼少の頃、見たけどあまり覚えてなかったので見てみた。主人公の家族構成も覚えてなく、前半の30分まで覚えてるシーンがなかったので、本
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フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)

4.3

20年程前、テレビでタレントさんがある映画をお勧めしていた。(誰かは覚えてない)

あらすじは、厳格で几帳面な中年サラリーマンが、ある日、車で渋滞にあい、車のエアコンもきかず、イライラする。他にもギャ
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菊とギロチン(2016年製作の映画)

3.8

どんな時代にも、悩みや葛藤があり、不器用ながらも反旗を翻そうとする者たちがいる。
熱量が伝わる一本でした!

山田真歩さん、いつもちょい役だけど、存在感あっていい!
木竜麻生さん、去年、彗星の如く現れ
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.6

女性の失踪理由にあまり興味が湧かなくて、それより家賃滞納が気になって仕方なかったww
あの謎の作曲家、マジの天才だ!ww
観終わって日が経つと徐々に良い映画と思える気がする奥深い作品でした。

悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

4.2

序盤は、ダルデンヌ兄弟ぽい撮り方で少し苦手だなと思っていたが、見慣れてくると見やすく落ち着いて観れる。

こどもの自然な葛藤や感情がリアルすぎて圧巻。胸しめつけられる。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.1

母、娘の顔、怖っ!
幽霊とか怪物よりも怖いわーww

光の演出の見せ方、ミニチュアの表現など魅力的な映像が多かったです。
勝手に物凄いオチがあると思って、期待してしまった私には、最後ちょっと肩透かしな
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.3

映画のジャケット。
こんなシーンなかったと思うけど、この楽しそうな2人の表情を見るとなんだか悲しくなる。


幸せになりたいっすね。
と若葉竜也が演じるナカハラ君は言う。

何が幸せなのか、しっかりと
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