映画ケーンさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

エマニエル夫人(1974年製作の映画)

1.6

ムフフな美女が登場してはムフフな事をして消えていくのは良いんだけど(皆さんスタイル良い)、話がとことんどうでも良い。
そのショット居る?ってショットが結構あって冗長

フロム・ビヨンド(1986年製作の映画)

4.1

科学者の作った共振器で人間の第六感が刺激され、あちら側の世界と繋がってしまう…

どっかで見たヤツが再び研究者(『死霊のしたたり』より)。

クリーチャーが出てくる素晴らしい映画なんだけど、期待し過ぎ
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プライベート・ベンジャミン(1980年製作の映画)

4.0

甘やかされて育った主人公ベンジャミンが騙されてまさかの入隊!?

ゴールディ・ホーンの可愛さと美しさ全開で描く彼女の自立の物語。

好きな物は何でも買ってもらえた彼女が自分で稼ぐ為に軍に残ると決意する
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メトロポリス(1927年製作の映画)

4.9

未来都市メトロポリスでは権力者が労働者を支配し、権力者、地下で働く労働者、と世界が二分されていた…

3万6千人のエキストラ、壮大なセットと大金をかけ作られた超大作。
テンポが良くて退屈せず、色褪せる
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

5.0

犬好きとしては可愛い犬達の輝かしい演技姿が見られるから最初からニヤニヤ。

クリーチャー映画として一級品なだけでなく、サスペンス要素を要所要所に盛り込む。

グロキモモンスターにニヤニヤ感心するも、誰
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ボクと空と麦畑(1999年製作の映画)

3.6

冒頭からセンスの塊。
ただ、『ビューティフル・デイ』を観てから今作に振り返ると、何か気をてらっている感じだな〜、と思ったり。

でも!お風呂のシーンは凄く良い。

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

2.9

良くも悪くも短編映画を引き伸ばした様な長編映画。
なぜなら、何もない「間」が今作の重要な感情表現だから。でも、同時に「間」ばかりで、良く言えばシンプル。控えめに言えばそれ程多くを語っていない。

それ
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裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

4.0

映像がとにかく異常

こんなサイレントが活きた映画は初めて観た。
現代の映画でも悲しみの表現として、日常的な音が無くなり、音楽のみが流れるという演出は使われるけど、今作は映像が音楽を引き立て、それによ
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ゾンゲリア(1981年製作の映画)

-

序盤、中盤は超ダレダレの冗長で、というか演出力の無さだと思うけど、退屈。
主人公の「そんなー!!」感も合わさって終盤は良かった。

脚本自体は悪くないと思うんだけど、やっぱ演出なのかな。

ゴースト・ハンターズ(1986年製作の映画)

2.8

ポスターから、宇宙を支配する悪漢率いる幽霊、怪物軍団が沢山出てきて、それをカート・ラッセルが倒しまくる映画かとワクワクしてたけど、よく分からない中国の話で残念。

ただ、妙に弱い(ただのトラック運転手
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シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

5.0

殺人、薬が横行する淫靡で地獄の様なブラジルの現実を、スコセッシ風の情報量過多な作劇法と、入り組んだ複数の話を巧みに語るジェットコースター映画。

警察は機能せず毒で毒を制す政府が介入しない混沌世界、ブ
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切腹(1962年製作の映画)

5.0

開始数分で「あ、これはそんぞそこらの映画とは全然違うな」と思った。観終わったらその考えは正しかったと思う。それどころか更に「只者じゃない」と思う。

とにかく演出力と演技力が凄い!

会話と回想のみで
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