ふみぃぃeeeeeさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

4.5


60分の中にWKWが炸裂。
プラトニックラヴ。
切ないがめちゃくちゃ良い。
2人の結びつきの深さに泣いてしまった。
そして、やはりチャン・チェン大好きだよ、かっこいい。

[2023年 95本目]

アニー・ホール(1977年製作の映画)

4.0


面白かった〜。
ウディ・アレンの恋愛観、人生観。
生と性は密接する。
人生は悲惨かみじめかのどちらか、でも愛は信じたい。
過去の自分を今の自分が観察、本音が文字で並行する空々しい会話、観客に問いかけ
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ヒア・マイ・ソング(1991年製作の映画)

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Blu-ray購入してたけど観てなかった一本。
愛を正直に伝えるって大事。
序盤、主人公のプロモーターとしての明らかに商売を意識した視点は好きじゃなかったが、全てを失って、アイルランドの地で当てもな
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逆噴射家族(1984年製作の映画)

4.0


臨戦態勢に入ってからの家族大戦争が最高。
80年代の悪ノリ。
所々でヒヤリとしながらも笑えた。
結局、家族全員がどこかぶっ飛んでいて良き。

[2023年 91本目]

TAR/ター(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


不思議な鑑賞後感がある映画。
面白く観れたし、なんと言ってもケイト・ブランシェットの演技。
常人には考えの及ばない天才の苦悩。
芸術は突き詰められ過ぎると狂気にもなっていくのだと思った。
序盤の学生
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ほらふき倶楽部(1926年製作の映画)

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猫のなる木が1番欲しい。
ほらふき倶楽部で紳士たちの話が滑っててやべぇってなってたけど、チャーリー・バワーズの小噺で持ち直したのかもしれない。
何故か話のオチで紳士に「調子乗るな」と言われて、大砲に
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全自動レストラン(1926年製作の映画)

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『とても短い昼食』実写版⁈
牡蠣が意思を持って歩くの可愛い。
あの機械すごいけど、バワーズが1人神みたいな動きしてたから彼は仕事が出来る人なのかもしれない。
爆発オチ②。

[2023年 86本目]

たまご割れすぎ問題(1926年製作の映画)

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たまごを調達する方が難しいのかい!
邦題素晴らしくて、これは観たくなる。
ケイオス孵化と大爆発オチ。

[2023年 85本目]

とても短い昼⾷(1917年製作の映画)

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近くの映画館だと1日限定上映だったから観に行って来たよ、チャーリー・バワーズ。
絵が可愛いのと終盤の美女と踊りたい3人が堪りません。
料理が通ってくる管はちゃんと掃除してるんだろうかね?

[202
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EO イーオー(2022年製作の映画)

3.5


イエジー・スコリモフスキの映画は『早春』と『出発』みたいな童貞の情熱大爆発映画しか観たことなかったから、今作のロバの一歩引いた視点からの淡々とした人間模様の語り口には驚いた。
インスパイアもとのブレ
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ジュリア(s)(2022年製作の映画)

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良かった。
エブエブっぽさもあるけど、少し違うような気もしている。
ベルリンへ行けないジュリアがベルリンへ向かうジュリアが乗るバスを窓から見送るショットから鳥肌。
様々なジュリア(s)が連なる訳だか
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アフター・オール・ディーズ・イヤーズ(2010年製作の映画)

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こちらもリム・カーワイ監督特集上映にて。
正直なところ非常に難解だった。
そして、めちゃくちゃ長回しあった気がする。
エドワード・ヤン味。
話によると3つのパラレルワールドで展開されていたらしい…
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いつか、どこかで(2019年製作の映画)

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福岡市美術館で行われたリム・カーワイ監督特集上映にて。
今まで観たことあったのは『あなたの微笑み』のみ。
今作はバルカン半島を旅した気分にさせられた。
いきなり、『みんなのヴァカンス』でも出てきた車
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汚れた血(1986年製作の映画)

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モダンラヴ。
自分にとっては間違いなくトラウマ恋愛映画だな。
最低で最高なドニ・ラヴァンに感情移入する。

[2023年 79本目]

超能力学園Z(1982年製作の映画)

5.0


最後のプロムすごっ(笑)
めちゃくちゃで笑える。
なんとも馬鹿馬鹿しい感じが元気貰えるから個人的にはこういうのまじで待ってた!
締め方も斜め上を行く…最高。
主人公たちカップルはまともに恋愛していく
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イメージの本(2018年製作の映画)

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ものすんごく難解で詰んだ。
切り取られた映像、音声にところどころハッとさせられたんだけどね。
いつの日か理解できるようになるだろうか?

[2023年 77本目]

出発(1967年製作の映画)

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おー、予期してない爽やかなラストだったし、後半付近からだいぶ良かった。
『早春』以来のイエジー・スコリモフスキ。
『バッファロー'66』に影響を与えてそうな感じ。
車を盗難するぐらいには素行が悪い主
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

4.0


普段、白城さん側の世界で生活する自分にとってはぬいぐるみとしゃべる行為自体は理解できない。
それでも、多少なりとも生きづらさを抱え、偽った自分で社会に放流されているような気分になる時もあるので、こう
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(1951年製作の映画)

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オリエンタル調。
ジャン・ルノワールの水。
初恋を扱っているだけに瑞々しいし、成就しなかったときの悲しみも分かる。
ある場面で大人になっていくのはグロテスクだと再確認。
気持ちよく捨てられる手紙。
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クリクリのいた夏(1999年製作の映画)

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沼地での愛おしい日々。
クリクリが四、五歳の頃の思い出なので、最後、伝聞や想像なんかも混じりながらと告白していたこともなんか良かった。
それにしても沼地には良い人たちが集まってくる。
雨の次の日、エ
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サテリコン(1969年製作の映画)

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フェリーニやっぱり面白い。
とてつもないエログロエネルギー。
欲望にまみれてばかりで人間っ!て感じ。
ずっと悪夢でもみせられているかのような退廃的な世界に迷い込んだ。
今作は豪華なセットを見るためだ
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抱擁のかけら(2009年製作の映画)

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途中、めちゃくちゃ怖かった。
富や権力よりもやはり自分は芸術が好きだと思うからこそマテオ×レナ推し。
単純に女性に対しての執着とか怖いけど、芸術を壊していく復讐は中々思いつかないな。
男目線になると
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ファスタープッシーキャット キル!キル!(1965年製作の映画)

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やっぱりお洒落。
プッシーキャットのヴィンテージT欲しくなる…なぜこんなに高い…
とりあえずは極悪非道なプッシーキャット達が好き勝手しまくるぜ映画。
体感では暴力、暴力、お色気、暴力な割合。
友達と
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てなもんやコネクション(1990年製作の映画)

5.0


こういう頭をぶん殴られた気持ちにさせられるエネルギーに満ちた映画がもっとたくさん作られて欲しい。
今作で山本政志作品三作目の鑑賞だが、最もぶっ刺さった。
日常を描いているはずが、どうしてもカオスな映
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます


今作が好きな方が読まれていたらすみません。
面を被ったら落ち着くおまじないかかってるんじゃないの?
全然落ち着かないじゃん。
ヤクザと家族でも感じたけど、数年前に作られたものならまだしも"今"作られ
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ダークグラス(2021年製作の映画)

4.0


めちゃくちゃ良いやん。
音楽のノリだけで観れてしまう。
最近『サスペリア』を鑑賞していたおかげか、終盤に少し泣きそうになってしまった。

[2023年 66本目]

ガール・ピクチャー(2022年製作の映画)

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登場人物たちの友情も恋愛もそれぞれのペースで進んでいて見ていて心地良かった。
一般的に女らしい、男らしいみたいなイメージのキャラクターはあまりいなかった気がする。
このまま仲違いになるかもしれないっ
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聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

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社会で醸成されていく嫌な同調圧力にゾワっとする。
なんていう空間…
文化的な背景があるとはいえ、あまりにも感覚が違い過ぎ胸糞。
ミソジニーは男性だけの感情ではなく女性も同性に対し抱くということが表出
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


見ていて辛かった…
妻と娘を見捨てた過去への悔恨や恋人を失った悲しみとか…重すぎる。
途中、余りにも本音を欲する姿が少し怖かった。
絶対に人間らしい姿だと思うけど、今の自分にとっては分かり得ない境地
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.0


4DXにて。
素晴らしすぎた。
コナンの事を色々知ってた方がもちろん良いと思うけど、そんなに知らなかった自分でも大興奮できてしまう最高エンタメ。
すでに再見したい気持ち。
IMAXも気になる。

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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.0


前半ウトウトして、大事な場面を見逃してしまった??
久しぶりにどう咀嚼すべきか分からなかった映画で困惑してしまった。
説明のつかない不条理さが怖かったけど、考えても結局、納得はできそうにもない。
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます


全体を振り返ると、個人的には無印の方が好きだったかもしれない。
さらっと変な展開になり驚かされた。
前作との差別化を図るためさらにヤバ目なサイコパスをぶつけてくる辺りの発想は面白い。
そして、今回も
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