最近観たホラーではダントツ。
性欲ホラーだった『X』とはまた違う欲望ホラーで面白かった。
躍動するミア・ゴスに様々な感情が沸いて出てくる。
とりあえずアバンタイトルのセンスの良さだけでテンションがブ>>続きを読む
人生讃歌だし、群像的だし、笑えたしで好き。
今が楽しかったら良いなっていうのに実感がこもってるし、よく分かる。
何を捨てて、何を残すかは各々自由で良い
し、それを他人に委ねることがあっても別に良いの>>続きを読む
水の流れが気持ちいい。
いつかピクニック行って、草の上の昼食はやってみたい。
基本的に楽しい人たちの気の抜けたおとぼけコメディで良かった。
しかし、紳士的な印象だったあの男の必死感、あわよくば感はよ>>続きを読む
かなり諦念的な人生観の映画を観せてもらった気がして自分は好みだった。
ある意味"らしさ"に囚われている男の話か。
主人公の以前の人物像が掴みきれていないから想像でしかないけど、他人に対しての無関心、>>続きを読む
いつ感情が爆発するかもしれない会話を聞いたのは久しぶりだったからひやひやする。
いや爆発はするけど、そんなに大事にはしないっていう。
全盛の頃を過ぎても、また新しい事を始められることは素敵。
考えと>>続きを読む
原題通り何?って感じではある。
全編夜の香りな館を想像していたけど、ほとんど昼なリゾート地みたいで驚く。
面白いかは別にして、掴みどころのない感じは夢の中っぽくて良かった。
[2023年 126本>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
まさしく『after sun』と同じモチーフだ。
ある朝、娘は父親との日々を回想する。
本作では父親の謎について明確に答えが出てくる訳ではないけど、最後は父親の故郷である"南"へ向かう事になった主人>>続きを読む
イスラエル産ハイスクールコメディ、珍しい!
主人公のグイグイ具合が凄い。
今こんなことやってしまうと捕まりそうだ…
図書室で生野菜食ったらデートOKしてくれるシュールな世界線。
古いな〜という描写も>>続きを読む
詩や友人、恋人との出会いそして、触れ合いが閉ざされていた主人公の人生に灯をともしていくようで心地よかった。
彼が故郷の美しさに気付いてからがすごく良い。
[2023年 123本目]
周囲が変な人達だらけで楽しい。
そんな中、普通な主人公の思考に感情移入できた。
平凡な日常の中でも楽しみを見つけられそうな気がしただけですごく良かった。
日課の公安体操がひたすらに可愛い。
[20>>続きを読む
ペドロ・アルモドバルの母親に対する尊敬や愛の眼差しが見える…というより全女性に捧げられている人生讃歌と言っても過言ではない気がする。
まだ未見の作品を鑑賞するたびに、好きが更新されていく、アルモドバ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
墓場でのプロレスは忘れない。
これぐらい馬鹿馬鹿しい方が好き!
神聖な葬儀や結婚の場での性格の悪い(もはや)コントが最高に面白かった。
話としては極限まで追い込まれた男たちが苦しみながらも結局は抜け>>続きを読む
気になっていたけど、観る機会を逃していた一本。
凄く好みだった。
画面の構成が何もかも美しすぎる映画。
映画内映画の『フランケンシュタイン』で感じる疑問を現実の体験によってより増幅する。
今上映され>>続きを読む
ヨーロッパ企画らしいタイムループもの。
ドロステは以前鑑賞していて、そういえばあれも2分間戻る設定だった。
モニターを介していた分ドロステの方が複雑さと驚きを感じたけど、今作は直球で分かりやすい。>>続きを読む
さらば、フィリピン娘。
ジャック・ロジエを貸し出してくれる図書館って最高じゃないか?
撮影が結構独特で観ていて楽しかった。
想像してた以上にBGMがガンガン鳴るし、軽快さを持ったコメディで見やすい。>>続きを読む
見たことない顔面のクローズアップの多用。
倦怠期の夫婦が互いに浮気する話。
娼館やクラブでのテンションだけ高い空虚な会話が苦痛でしかなかったけど、あのキレキレのラストシーンまでの前振りならば許される>>続きを読む
うわ、なんかあまりハマらなかった。
予告がピークか。
終盤は盛り上がるんだけど、正直序盤からほとんど退屈してた…
ホラーに物語性を求めてはいないものの新しさは感じなかったし、それにしてもまったく怖く>>続きを読む
誠実な作り上がりのクィア映画。
同性間の性的な逸脱行為が禁止されているモロッコでは自身のアイデンティティを抑え込み、異性と偽装結婚している人々も多いんだそう。
それでも今作からは夫婦間の愛が嘘ではな>>続きを読む
面白い。
今まで観たアルモドバルの作品の中でもかなり良かった。
物語自体に推進力があって飽きない。
昏睡状態の女性が妊娠する奇妙な話。
肉体と精神の愛は違うものだとは思うけど、どちらも有する側の一方>>続きを読む
表現を根底から覆され、色々と衝撃的。
アイデンティティを巡る旅。
しかし、これは地獄巡りでもある。
自分自身と向き合うのには遅すぎたと自覚していく姿はあまりに辛い。
眠気に誘われ、休み休みの鑑賞にな>>続きを読む
なんとなく『子供はわかってあげない』に似ているなと思っていたら、同じ原作者さんだったー。なるほど!
子どもの頃に感じていた大人に対しての違和感を久しぶりに思い出した。
そして家族の問題を織り交ぜつつ>>続きを読む
このヒリヒリ感は台湾映画って感じするなー。
片方の認知で終わっていく群像劇もなんか新鮮。
ルドワイヤンのようなミューズか現れなかった『カップルズ』みたいな雰囲気だからなかなか厳しい。
昔、ああいう雰>>続きを読む
想像以上にファンサムービーだが、ゴタガレ民なのでもちろん最高です。
さらばの2人が暴力的に可愛い且つ、光石研さんと花梨さんも魅力的で雰囲気良き映画。
[2023年 109本目]
それぞれの女性たちの主張を無宗教で男性だからという点で取りこぼしがちな立場だったからこそ観て良かったと思える。
"メノナイト"について軽く調べてから鑑賞して正解。
投票の手順をその時初めて知ったとい>>続きを読む
家族の纏まった時間も、思い思いの時間も均質に大事だと捉えた場面の描写が愛おしくて最高だった。
それぞれの個性がありつつ、力強くも優しい登場人物たちが好き。
ノスタルジックに浸れて、少しヤンヤン味も感>>続きを読む
夢と現実の境がなくなっていき、精神的に追い詰められていくニューロティック・ホラーであり、徹底的にグログロしてるゴア映画。
クラウンカフェの曲も最高だし、現場の地獄絵図。
とりあえずあれがあの状態で出>>続きを読む
ゴダールの中でも結構気になっていた作品。
笑って良いのか、悪いのか非常に気まずいコントを見ている気分。
最初の田舎へ向かう一本道の長回しで天才だっていうのは分かるし、前半は特に笑えるシーン多くて楽し>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
視点を変化させることで、多面的なものを見せる邦画決定版というイメージ。
まあ『羅生門』スタイルに近いし、既視感といえば既視感。
しかし、脚本含めやはり緻密に作り上げられ最後までヒリヒリとした空気が纏>>続きを読む
2のために予習。
こういうの久しぶりに観たなー。
ストーリーは特にないけど、ひたすらゴアで楽しい。
久々にハーシェル・ゴードン・ルイス観たくなった。
[2023年 103本目]
このレビューはネタバレを含みます
題名に惹かれて鑑賞。
全編音楽が流れる。
何度か同じ曲流れていたなぁ。
個人的にはなかなか話が掴みづらい印象があった。
最後の泣き笑いの表情が絶妙で素晴らしい。
[2023年 102本目]
主人公の女の子がめちゃくちゃ可愛いです。
ヴァカンス映画好きだし、そんなに悪い映画だったとは思わないけど、少なくとも自分の中では父親の想いを汲みとることで感動に導かれる映画ではないと思った。
父親の>>続きを読む
ミア・ハンセン=ラヴは初鑑賞。
自伝的なんだね。
立場や環境、考え方で好き嫌いがはっきりと分かれそうな作品だとは感じるが、自分は結構好きだった。
個人的には自身が満たされていないと他者(身内も含む)>>続きを読む
全編で渋いロックが流れており、どうやっても乗せられる。
荒くれ者でどうしようもない奴だと思っていたが、自分の意思を曲げない、周囲に屈さない姿がだんだんと好きになってきた。
選択が右翼or暴走族ってい>>続きを読む
夢か現かわからなくなってしまう神秘性のある描写が美しかった。
動物達が良い演技してるクストリッツァ映画。
特に七面鳥ちゃんの熱演はどうやって撮ったんだろう?
主人公の能力が『超能力学園Z』のあれだっ>>続きを読む
最高。
能天気でめっちゃ良いじゃん。
ひたすら心地良い楽しいコメディに仕上がってる。
主演の二人が可愛い過ぎるのはもちろんだけど、登場人物が皆いい。
[2023年 97本目]
オールタイムベスト。
"映画が発明されて人生が3倍になった"
ものすごくわかって、少し泣いてしまった。
自身の人生だけでは見えてこないもの、感じ得ないものを体感する機会が自分にとっては映画を観ること>>続きを読む