ふみぃぃeeeeeさんの映画レビュー・感想・評価

ふみぃぃeeeee

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身代わり忠臣蔵(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


意外と笑える。
生首ラグビー。自分には面白かった。
桔梗と遊女の扱いの差。
女遊び=男の友情クリシェ的ものを多少ながら感じるし、そこは男が単純化されているみたいで嫌だった。

[2024年 45本目
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます


文字通り悪夢みたいな3時間で疲れた…
個人的には長く感じたな。
毒親の試練が一番きついっす。
結局、アリ・アスターの母親に対する想いってどないやねんってなる。
チャンネル78でボーの行く末が見えるし
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マッチング(2024年製作の映画)

3.5


これマッチングアプリを題材にする必要あったか?って展開になるので引っかかるところはあるが、手足ぐにゃぐにゃ死体なんかも登場し、なかなかに容赦ないところは良かった。
続編が作られるにしても次回はもう少
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テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

4.5


映画館で観れたことがなによりも嬉しい。
シスターフッドの金字塔。
リドスコは様々な作品を世に送り出しているが、彼のフィルモグラフィで最もエポックメーキングな作品はやはりこの『テルマ&ルイーズ』だと改
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ノスタルジア 4K修復版(1983年製作の映画)

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寝ては覚め、寝ては覚めを繰り返す映画体験で、自分には難しかったけど、劇場で観て良かった。
4K修復版の映像が素晴らしい。
絵画的な画面はきまっている。
特に水面の光…美しかった。
そして、心地良い水
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

5.0


人に優しく、自分にも優しく。
この映画が構築する世界が優しくて何度か泣いてしまった。
三宅唱作品は『ケイコ 目を澄ませて』を鑑賞していたのみだが、監督らしさなのか静謐な画面と、その中でもそれぞれのシ
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インナースペース(1987年製作の映画)

3.0


普段観ないような映画をオススメしてくれるのは良い機会。
今作はルックのバチバチ80'sな感じと、ラストの爽快感だけは好き。
子ども向けに作られている印象を受けたが、正直自分の子には見て欲しくないかも
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彼方のうた(2023年製作の映画)

4.5


ほとんど説明を排しているので、想像しながら観ていく楽しさがあるが、別に考え込まなくても良いと思えるワンシーン毎の軽やかさもあり大好きな映画になった。
人と人との繋がり、特に何気ない会話やご飯を食べる
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.0


寓話感はあまり感じられず、"今の"ビクトル・エリセが撮る映画。
ドライヤー亡き後、映画に"奇跡"は起こらないという件。
本作において映画が奇跡を起こしたのかどうかは分からないが、映画に宿る力を彼がこ
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過去のない男(2002年製作の映画)

5.0


アキ・カウリスマキのフィルモグラフィの中でも屈指の傑作ではないかと思ってしまう。
最新作『枯れ葉』が彼の映画らしさを詰め込んだ集大成となる傑作だったが、今作『過去のない男』はその源流に近いものを感じ
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ラヴ・ストリームス(1983年製作の映画)

3.5


雰囲気点。
ジョン・カサヴェテスのダンディさでなんとか保っているクズ男なのよ。
ジーナ・ローランズの重い女感もなかなか。
ただ、この"愛の流れ"は難しい。
自分の経験値ではよく分からない。
現実と虚
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ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

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ケリー・ライカート作品。
絶妙な人間関係の描かれ方だし、主人公リジーの機微がリアル。
鳩を媒介とした人間関係っていうルックだけでも教訓話になりそうだ。
自分は芸術家ではないし、個展の日が近い時の焦り
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


観ていたら心細さを覚えながら初めて祖父母の家に泊まりに行った頃の事を不意に思い出した。
そんなノスタルジーと共にコットに注がれる親戚夫婦のまなざしに優しさが溢れ出る。
父性とは?母性とは?といった事
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ターキードロップ! 最悪なジンクス(2019年製作の映画)

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少し遠くへ行ってしまう友人からのオススメ。
アメリカらしい王道のラブコメだったけど、こういうのはほぼ何も考えずに観れるから良い。楽しかった。
物事が変化していく事自体は大いに歓迎するけど、塩梅が難し
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女と犬(1991年製作の映画)

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フランスの短編。
ロメールっぽさある。
フランスの街並みと共に二者択一ゲームをするだけの映画。
徐々に相手が自分の事をどう思っているのか探る質問になっていくが、性愛的な感情がないんだなと分かってしま
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ゲーム(1997年製作の映画)

2.0


(いちおう)オススメされた作品。
釈然としない、騙されたともならない、何これ?
自分が映画に求めていないことばかりやっていて驚く。
どんでん返し系は本当に向いていないと実感。
今まで見ていたものを無
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

5.0


劇場でIMAXでの鑑賞。
監督は『羊たちの沈黙』のジョナサン・デミ!
これが伝説のコンサートムービーと言われているのが分かった気がする。
レストアしてくれたA24に感謝。
デヴィッド・バーン!!!ト
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神さま待って!お花が咲くから(2023年製作の映画)

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今は身近な人の死と接する機会が少ないことを痛感する。
いつも笑顔な翔華ちゃんが病院内での緊急音に耳を塞ぎ苦悶する姿は忘れられない。
日常にファンタジーなんて存在しないと落ち込んだ時には彼女のファンタ
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.0


『ストップ・メイキング・センス』4Kレストア版劇場公開に向けての鑑賞。
監督はスパイク・リー。
公開当時、劇場で観ておくべき作品だったな…
デヴィッド・バーンやトーキング・ヘッズについてほとんど知ら
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白い嵐(1996年製作の映画)

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オススメされていたやつ。
これは全然知らなかったリドスコ作品。
男同士の友情の素晴らしさを爽やかに見せる、そして当事者性について考えたくなる映画。
本物の男となる場は戦場であったり海上だけだ的なこと
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

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オススメされていた映画。
最後まで皮肉めいていて面白い。
後悔そこだけなんだみたいな。
ボディを透明に出来た上に利益も出てしまう困った話。
色々なことがエスカレートし過ぎていて、それらを良い塩梅でい
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

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やっている事が結構『SISU』に近くて笑ってしまう。
正直、なめてました。良かった。
自分の場合、ずっとアクションやられてると飽きてしまう傾向にあるから、時折挟まれるゆるっと時間にめちゃくちゃ癒され
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違う惑星の変な恋人(2023年製作の映画)

2.5


好きそうだと思っていた映画がそうでもなかった時の落胆って大きい。
恋愛映画は好きだけど、今の社会において一般化された恋愛あるあるを見たい訳ではないんだなと思った。
それとなんとなく今の気分ではなかっ
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麦秋(1951年製作の映画)

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『東京物語』、『晩春』、そして今回の『麦秋』で小津の紀子三部作を制覇。
紀子は周囲から急かされる結婚を決意したときに相手の事を好きになったというわけではなく、安心するという言い方に留めていて、もしか
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アリバイ・ドット・コム 2 ウェディング・ミッション(2023年製作の映画)

4.5


フィリップ・ラショーの映画を観て大笑いできる今の日常が大好きです。
前作と同様にアリバイ工作がどんどん裏目に出て、とんでもないことになっていくブラックコメディなのは不変だが、やはり安定して面白い。
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僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

3.5


欠けてしまったものを補おうとするあまり、他者のことを思い込みすぎる自己愛的な行動に少し目眩がしながらも身につまされた。
他者と友好的な関係性を築き上げるためには相手のことを知ろうとする努力から始めま
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傷物語-こよみヴァンプ-(2024年製作の映画)

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アニメを頻繁に観ていた頃の、少し厨二病心をくすぐられてしまう他人の受け入れ容量オバケ主人公が変わらずいてくれて嬉しい。
『化物語』の前日譚ということで、当然、戦場ヶ原ひたぎの姿はなく少し落ち込むが、
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ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)

4.5


将来における悩みは尽きないけど、少しだけ楽になった気がするのはこういうコメディが存在しているから…本当にありがたい。
"人は結局 人生が無意味だと悟るだけだ"というトルストイの言葉の意味を噛み締める
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5


先行にて。
自分はマジで見たことないロードムービー。
ある女性が世界を知るための旅という名の経験、そこから得る知識でまさしく世界を反転させてしまう奇跡みたいな映画。
鑑賞中は自分の中の倫理観を何かが
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マディのおしごと 恋の手ほどき始めます(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


『グッド・ボーイズ』の監督作品。
今っぽいなっていうセックスコメディ。
今までの童貞映画の突き抜けた面白さを期待してしまうと個人的には惜しい部分はあったと思うが、昔のなんでもあり感とは時代が違うわけ
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

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初ケリー・ライカート。
『リバー・オブ・グラス』とか特に気になっていたけど、未見の状態が悔しい。
米国インディペンデント映画の巨匠という立ち位置の映画監督。
これから急いで観ていかないとな。
今作に
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0


今作も良い青春音楽映画、面白い。
脚本は野木亜紀子だったんだ。
山下敦弘作品では『リンダ リンダ リンダ』の高校時代の刹那的な音楽×青春の煌めきだったり、『味園ユニバース』の音楽がなければ生きていけ
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真夜中の虹(1988年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


まさかの本気すぎる海外逃亡エンド。
唐突な出会いから擬似家族もの、そして犯罪映画的な展開になっていき、最後は希望か絶望か分からなくなる感じ。
こういうのはある意味アキ・カウリスマキ初期作の暗さではあ
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ほかげ(2023年製作の映画)

4.0


当時の戦争について知る方の語りを聞く機会は徐々に失われていることに危機感があり、最近は戦争について語られた映画を積極的に観に行っている(気がする)ことも世界平和への願いが一層強まってきたからなのかも
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.0


トランスジェンダーとシスジェンダー間の関係性について描いた作品で、やはり一筋縄ではいかないといった話なのだが、10年間という長期間で両者絶えず心が揺れ動くシチュエーションはボリューム感が凄くて、また
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カビリアの夜(1957年製作の映画)

5.0


オールタイムベストを再見。
自分としては『8 1/2 』や『フェリーニのアマルコルド』とかと一瞬悩んでしまいながらも、間違いなくフェリーニのベストとして挙げたい作品はこちらの『カビリアの夜』だ。
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