Utaromuranoさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

けものの眠り(1960年製作の映画)

4.0

清順美学の要素は少ないがプログラムピクチャーとして安定の面白さ。

チーム★アメリカ/ワールドポリス(2004年製作の映画)

5.0

トレイ・パーカーとマット・ストーンのコンビはやっぱスゲー。サウスパーク以上にブラックで不謹慎で最高に楽しい。人形劇や特撮も普通に凄い。

サウスパーク/無修正映画版(1999年製作の映画)

5.0

サウスパークはやっぱ最高。曲も最高でミュージカルとしても素晴らしい。下品なセリフ満載だが立派な反戦映画でもある。

Winny(2023年製作の映画)

4.0

東出昌大と三浦貴大の演技がとにかく素晴らしい。骨太な社会派ドラマで見応えあった。

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

4.0

アズカバンの囚人に引き続きダークになっていくストーリーから目が離せない。例のあの人も出て来てどんどん面白くなっていく。シャイニングみたいな迷路のシーンが良かった。

13号待避線より その護送車を狙え(1960年製作の映画)

4.0

鈴木清順の撮るノワールは安定の面白さ。アクションも良くて見応えある。

瀉血(2022年製作の映画)

4.0

異様な完成度の高さに圧倒される。絵作りや編集にセンスを感じる。他人の顔オマージュやメタなところが好みだった。

娼婦ケティ(1976年製作の映画)

5.0

貧困から上流階級へのし上がる女性の物語というのがヴァーホーヴェンの作風にマッチしていて良かった。実話ベースながらチンポの影絵とかヴァーホーヴェンらしいオゲレツ描写もちゃんとあって楽しめた。

エマニエル夫人(1974年製作の映画)

4.0

ソフトコアポルノとしては文句なしの名作。モンド映画としての面白さもある。シルヴィア・クリステルがとにかく魅力的。

素ッ裸の年令(1959年製作の映画)

4.0

バイクチェイスの撮り方がカッコいい。ローティーンの大人に対する反抗心をうまく描けていて良い。ヌーヴェルバーグ的な面白さで短い作品ながら満足度は高い。

影なき声(1958年製作の映画)

4.0

ミステリーは映画にすると退屈になりがちだが鈴木清順の演出が見事で楽しめた。絵作りのセンスの良さは流石。南田洋子が電話するシーンでなぜかいつも鬼のお面が置いてあるのは清順美学の一種なんだろうか。

青い乳房(1958年製作の映画)

4.0

初期の鈴木清順作品はウェルメイドなプログラムピクチャーに仕上がっていて見応えある。前作の踏みはずした春に引き続き不良少年役の小林旭が良い。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

スイスアーミーマンやディックロングはなぜ死んだのか(こっちはシャイナートのみだが)の監督がこんなにキャッチーな娯楽作を撮れるというのが驚き。それでいてこれまでの作品にあったブラックユーモアも健在で大満>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

5.0

ここ数年は映画監督自身の自伝的な映画や映画についての映画がなんとなくトレンドになっているがその2つの要素を抑えた本作は圧倒的な面白さだった。スピルバーグの天才ぶりがよくわかる作品だが自惚れしているとは>>続きを読む

踏みはずした春(1958年製作の映画)

4.0

小林旭と浅丘ルリ子のアイドル映画として良く出来ている。鈴木清順らしいセンスの良いショットが多く見応えある。当時の渋谷の記録映像としても楽しめる。撮り方がヌーヴェルバーグみたいでカッコいい。

暗黒街の美女(1958年製作の映画)

4.0

鈴木清順の作品は前衛的なイメージが強かったので割とシンプルなプログラムピクチャーな本作は意外性あって面白かった。ダイヤモンドをマネキンの胸に隠す発想が清順らしい。ラストのトルコ風呂での銃撃戦の撮り方も>>続きを読む

東京湾炎上(1975年製作の映画)

3.0

パニック映画としてはやや盛り上がりに欠ける部分もあるが特撮をうまくいかしたアイデアが面白い。中野昭慶の特撮も素晴らしい。

エスパイ(1974年製作の映画)

3.0

特撮が中野昭慶なだけあって爆発シーンやサイキックバトルが見応えあるが一番の見所は由美かおるのおっぱいだった。

大怪獣バラン(1958年製作の映画)

3.0

ゴジラや空の大怪獣ラドンと比べると映画としては大分見劣りする。バランという怪獣自体は魅力的。空を飛べるという設定をいかしていればもっと面白くなった気がする。

地球防衛軍(1957年製作の映画)

5.0

監督本多猪四郎と特技監督円谷英二コンビの作品はやっぱり面白い。前年の空の大怪獣ラドンに引き続き本編、特撮共にゴージャスで見応えある。伊福部昭の音楽も最高。モゲラやミステリアンのデザインも良い。

恐怖女子高校 アニマル同級生(1973年製作の映画)

3.0

これまでのシリーズと比べて薄味でパワーダウン感が否めないが相変わらず池玲子は良い。

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.0

映画への愛のつまった作品で良かった。サム・メンデスとロジャー・ディーキンスが組んだ作品はやっぱりルックが抜群に良い。オリヴィア・コールマンの演技も素晴らしく見応えあった。

ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

5.0

金子修介の演出に伊藤和典の脚本に樋口真嗣の特撮と全てが完璧で何度観ても面白い。映画館で観れて良かった。ゴジラと比べてより子供向けで荒唐無稽なガメラをここまでリアル路線でリブートしたのはやっぱり凄い。そ>>続きを読む

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

5.0

前2作よりダークになった作風が好みだった。思春期の感じもちゃんと描けていてティーンムービーとしても良く出来ている。監督がアルフォンソ・キュアロンなだけあってカメラワークがユニークで映像のルックも良くて>>続きを読む

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.0

ミステリー的な要素もあってストーリーは前作より面白い。マルフォイの出番も前作より多めで良かった。空飛ぶ車のシーンは何度観てもワクワクする。

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

4.0

アントマンシリーズ安定の面白さ。笑えるシーンも多くて楽しめる。量子世界がユニークで良かった。MCUのフェーズ5も幕開けがこれなら安心。

別れる決心(2022年製作の映画)

5.0

素晴らしい大傑作。ヒッチコックやデ・パルマの作品に通ずる魅力的なサスペンスだった。容疑者に惹かれる刑事というのはありがちだがパク・チャヌクのクセのある演出によって個性的な作品に仕上がっていて良い。タン>>続きを読む

Sin Clock(2023年製作の映画)

4.0

窪塚洋介がとにかくカッコいい。
ケイパーものとしても面白かった。
演出がスタイリッシュなのも良い。

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.0

童心に帰って楽しめる。世界観が良くて引き込まれる。色彩設計も良くて映像が魅力的。ハーマイオニーがとにかくカワイイ。

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

5.0

ルカ・グァダニーノとティモシー・シャラメのコンビでまたしても素晴らしい傑作が誕生した。グァダニーノのインモラルな作風が内容とマッチしていてこれまでの作品の中でも特に楽しめた。ショットのセンスの良さは流>>続きを読む

サスペリア(2018年製作の映画)

5.0

映画史に残る名作であるオリジナルをここまで大胆なアレンジと新解釈でリメイクしてちゃんと傑作に仕上げるルカ・グァダニーノスゲえ。やっぱり天才だ。ジェシカ・ハーパーがちゃっかり出てくるというオリジナルへの>>続きを読む

胸騒ぎのシチリア(2015年製作の映画)

5.0

やっぱルカ・グァダニーノは天才。最高に面白い。映像美とセンスの良い選曲が最高。ローリング・ストーンズのアルバムの中でも過小評価されがちなエモーショナルレスキューが結構重要な使われ方してるのが面白い。シ>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

5.0

官能的でスリリングで最高に面白い。映像美と絵作りのセンスの良さは流石パク・チャヌクという感じ。どんでん返しの見せ方もうまい。

JSA(2000年製作の映画)

5.0

南北問題を扱った映画は面白い作品が多い。重いテーマを扱っていながらもエンタメ性の高い作品に出来るところに韓国映画の凄みを感じる。パク・チャヌクの演出、ソン・ガンホやイ・ビョンホンの演技も素晴らしく見応>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

5.0

最高!本国でヒットせず賛否割れてるのが解せない超傑作。デイミアン・チャゼル版グッドフェローズで1920年代ハリウッド版ブギーナイツな感じで楽しめた。本作のような作家性全開の作品がビッグバジェットで撮ら>>続きを読む

ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.0

公開当時はデイミアン・チャゼルの急な作風の変化に驚かされたがあらためて観ると主人公が大きな夢の為に何かを犠牲にするところが一貫しているなーと感じる。今度のバビロンではそこがどう描かれるか気になる。