Utaromuranoさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

XX ダブルエックス 美しき狩人(ハンター)(1994年製作の映画)

3.0

前作よりエロス、アクション共に多めで楽しめた。異様にダサい劇伴が印象深い。

XX ダブルエックス 美しき凶器(1993年製作の映画)

3.0

設定が面白いし宮崎ますみや草刈正雄も魅力的なのだがややテンポが悪く間延びした感じもするところはイマイチだった。

美女のはらわた(1986年製作の映画)

4.0

ポルノ映画、ヤクザ映画、スプラッター映画がまとめて楽しめるというお得な傑作。処女のはらわたからスケールアップしたスプラッター描写が最高。

処女のはらわた(1986年製作の映画)

3.0

ポルノとスプラッターが一緒になってキワモノ感凄くて良い。それにしてもあの怪物みたいな奴はなんだったんだろう。

ナオミ(1980年製作の映画)

3.0

小悪魔的魅力を放つ水原ゆう紀に魅了される。80年代の雰囲気とシティポップ風な音楽も良かった。

乱れからくり(1979年製作の映画)

3.0

正直映画じゃなくてテレビドラマでやればいいんじゃないかという内容だが松田優作と大野雄二の音楽は良かった。松田優作が新米探偵の割に貫禄があって結構活躍するのが面白い。

ソレダケ that’s it(2015年製作の映画)

4.0

初期の石井聰亙作品のパンクな感じが戻ってきたようで良い。シャッフルやアジアの逆襲を思い出すような場面もあって興味深い。石井岳龍へ改名後の作品の中では一番好きかも。綾野剛の悪役ぶりも最高。

ユメノ銀河(1997年製作の映画)

4.0

ミステリアスで幻想的な作風が良かった。ノスタルジックな世界観やモノクロの映像美も魅力的で引き込まれる。浅野忠信も役柄にマッチしていて良かった。

逆噴射家族(1984年製作の映画)

5.0

石井聰亙らしいパンキッシュな演出とブラックな笑いが楽しい怪作。倍賞美津子や植木等といったベテラン俳優の演技も見応えある。

蜜のあわれ(2016年製作の映画)

4.0

幻想的で少しエロティックな作風と映像美が魅力的。とにかくキュートな二階堂ふみが最高。

孤高の遠吠(2015年製作の映画)

5.0

小林勇貴の粗削りなようでいて計算された映画的演出と本物の不良達の演技が奏でる野蛮なグルーヴ感が最高で何度観ても面白い。不良達もヒエラルキーが高い不良程普通に演技がうまかったりするのが面白い。ウメモトジ>>続きを読む

シャニダールの花(2012年製作の映画)

3.0

花が人に寄生するという発想のユニークさと映像美が魅力的。綾野剛と黒木華の演技も良かった。ただ若干テンポが悪く間延びしたところがあるのが残念。

高校大パニック(1978年製作の映画)

4.0

数学できんがなんで悪いとやは名セリフ。石井聰亙自身のオリジナルの8mm版と比べて観るのも面白い。20分以下だったオリジナルをうまく長編に作り直せているのも良い。

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

5.0

タランティーノの作品の中でも特にストレートに娯楽性の高い脚本が抜群に面白く何度観ても楽しめる。黒人奴隷というヘビーな題材を扱っていながらも娯楽作品としてスカッとさせてくれるあたりは前作のイングロリアス>>続きを読む

魔獣星人ナイトビースト(1982年製作の映画)

4.0

手作り感溢れるチープな宇宙人にスプラッター描写がクセになる。

ザ・ゲスト(2014年製作の映画)

5.0

テオレマを80年代ホラー風味にしたような感じで面白かった。アダム・ウィンガードが監督なだけあって演出もセンスを感じる。ラストのハロウィン迷路の場面が良かった。ダン・スティーヴンスのカリスマ性を感じる演>>続きを読む

ラヴソング(1996年製作の映画)

4.0

返還前の香港のノスタルジックな雰囲気が良い。テレサ・テンの歌の使い方もうまい。ミッキーマウスのタトゥー等の細かいディテールにセンスを感じる。

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

5.0

A24製作でアレックス・ガーランド監督という時点で最高。色使いや絵作りが素晴らしくホラー演出も巧く見応えのある作品だった。メタファー的な表現が多く何度も観直して考察してみたくなる。

アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

5.0

絵作りや照明が素晴らしく映像美に魅了された。エリアXの幻想的なヴィジュアルが印象深い。前作のエクスマキナに引き続き独創的なSFに仕上がっていてアレックス・ガーランドの天才ぶりに驚かされる。ナタリー・ポ>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

5.0

脚本がユニークで演出も完璧。何度観ても面白い。オスカー・アイザックやアリシア・ヴィキャンデルの演技も素晴らしい。

THX-1138 ディレクターズカット(1971年製作の映画)

4.0

世界観や特撮が素晴らしい。実験的な作風や演出も魅力的。ラストのカーチェイスも良かった。スターウォーズに通ずる部分もあって興味深く観れた。

殺しを呼ぶ卵 最長版(1968年製作の映画)

5.0

アブノーマルでミステリアスなストーリーとスタイリッシュな演出、カメラワークが魅力的だった。エヴァ・オーリンの小悪魔的なキュートさも印象深い。

ファイブ・デビルズ(2021年製作の映画)

5.0

名前からして不穏なファイブデビルズという村の雰囲気、ホラーテイストな演出が良かった。絵作りや選曲もセンスを感じる。35mmフィルムの映像美も魅力的。赤い影、シャイニング、ツインピークス等様々な名作への>>続きを読む

ミク、僕だけの妹(2018年製作の映画)

4.0

城定秀夫の脚本はやっぱり良い。後半のまさかの展開も面白い。伊東ちなみがとにかくカワイイ。

上海から来た女(1947年製作の映画)

5.0

フィルムノワールはやっぱり良い。オーソン・ウェルズの演出も素晴らしい。燃えよドラゴン等後の様々な映画に影響を与えたクレイジーハウスのシーン最高。リタ・ヘイワースのファムファタールぶりも魅力的。

セーラー服色情飼育(1982年製作の映画)

3.0

80年代のアイドルみたいな可愛かずみのキュートさが魅力的だった。下元史朗の変態教師役もインパクトあった。

悪魔の毒々サーファー(1986年製作の映画)

3.0

ナチスのサーファーという発想は面白いけど全体的にいつものトロマと比べておふざけが足りないのが残念。

ジョニー・ハンサム(1989年製作の映画)

4.0

ウォルター・ヒルらしいハードボイルドアクションに主人公の整形が絡んでくるストーリーが独特で面白い。後のレディガイにも通ずるとこがあって興味深く観れた。刑事役のモーガン・フリーマンも良かった。

窓・ベッドルームの女(1986年製作の映画)

4.0

80年代風ヒッチコック系サスペンスという感じでデパルマほど映像の遊び心は無いがそれなりに楽しめる。

悪魔のいけにえ/レジェンド・オブ・レザーフェイス(1995年製作の映画)

4.0

元祖悪魔のいけにえの脚本を手がけたキム・ヘンケルが監督脚本なので正統派な続編かと思いきやシリーズ中でも最大級に狂った作品で面白かった。もはやレザーフェイスより怖いマシュー・マコノヒーが最高。陰謀論まで>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.0

原作がベストセラーなだけあってミステリーとして面白いが映画としては平凡な印象。過去の回想シーンで真相を明らかにしていく展開がやや単調で目新しさも無くもうひと工夫欲しかった。ロケーションは良かった。

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

5.0

デヴィッド・ロウリー監督でA24製作ということで期待して観たが最高だった。良いショットが多く魅了される。ダークファンタジー的な世界観も良かった。

飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲(2013年製作の映画)

4.0

オリジナルのダイジェストから始まる親切設計。オマージュもあって作り手のレザーフェイス愛を感じる素晴らしい続編。ストーリーも捻りがあって良い。ヒロインのアレクサンドラ・ダダリオかわいくてレザーフェイスが>>続きを読む

エクソシスト3(1990年製作の映画)

5.0

オカルトホラーというよりはサイコサスペンスの傑作だった。黒沢清の作品に影響を与えたと言われているだけあってCUREと演出が似たところがあって興味深く観れた。

Dominion: Prequel to the Exorcist(原題)(2005年製作の映画)

4.0

あのエクソシストビギニングのボツになった方とかどんだけヒドい駄作なのかと思って観たらむしろ傑作で驚いた。演出も脚本も共にこっちの方が良く見応えあった。

エクソシスト2(1977年製作の映画)

4.0

前作と比べてホラー色が後退してSF風になったがこれはこれで面白い。ラストのイナゴのシーンが凄い。モリコーネの音楽も良い。