Utaromuranoさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.0

会話劇だが俳優陣の演技が素晴らしく、照明や選曲のセンスも良く退屈せずに観れる。タイトルバックがめちゃめちゃ良い。

軽蔑(1963年製作の映画)

5.0

アートでポップな傑作。ゴダールの色彩感覚凄い。ブリジット・バルドーがとにかくキュートで美しく魅了される。

性の復讐(1969年製作の映画)

3.0

トンデモSF描写やエロシーンが深夜に観るにはちょうどいい怪作。ポスターにも載ってるロボットなんだか怪物なんだかよくわからんキャラクターのチープなデザインがクセになる。

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

5.0

ドランの監督としての手腕と俳優としての魅力が最大限に発揮された傑作。ドランは本作のようなサイコスリラーの傑作も撮れるんだなと感心させられる。画面サイズが変わる演出良かった。フランシス役のピエール=イヴ>>続きを読む

激怒(2022年製作の映画)

4.0

自警団意識や同調圧力に中指立てる快作。クライマックスのバイオレンスはスカッとする。高橋ヨシキの演出も期待以上に良く、主演の川瀬陽太の演技も素晴らしく見応えある。

アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

4.0

10年以上前の作品なのにCGが全然古びていないのが凄い。圧倒的な映像美に魅了された。キャメロンの描くビジュアルイメージはやっぱり素晴らしい。4DX3Dで観たので観るというよりは体験する感じで楽しかった>>続きを読む

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

4.0

メジャーの邦画で韓国ノワールに匹敵するぐらい面白い作品が出て来た事に感動。原田眞人の演出、岡田准一のアクションが素晴らしく引き込まれる。サイコな坂口健太郎も良かった。

グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

3.0

令和版いつかギラギラする日または令和版GONINな感じで楽しめた。玉城ティナが素晴らしい。薄っぺらいタランティーノオマージュがやや蛇足だったがlet′s stay togetherをバックに玉城ティ>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.0

アイスランドの大自然の美しさに魅了される。ホラーというよりは不思議なお伽話という感じ。アダのかわいらしいビジュアルが印象深い。

わたしはロランス(2012年製作の映画)

5.0

ドランの見事な演出に圧倒される。絵作り、色使い、選曲等がハイセンスで引き込まれる。洗濯物が降ってくる道をロランスとフレッドが歩くシーンが印象深い。

名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)

4.0

ギャングへの潜入捜査を題材にした映画は出尽くした感があったが本作はストーリーに捻りが効いていて面白い。
ソル・ギョングとイム・シワンの演技が素晴らしく見応えある。ブロマンスとしても良く出来た作品だった
>>続きを読む

女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

ショッキングで恐ろしく見応えのあるホラーだった。悪魔祓いを描いたホラーは無数にあるのでここまで衝撃を受けるとは思わなかった。前半の淡々としたモキュメンタリー演出が不気味さとリアリティを出していて良いが>>続きを読む

人質 韓国トップスター誘拐事件(2021年製作の映画)

4.0

ファン・ジョンミンが本人を演じるという発想が面白い。ファン・ジョンミンの過去作ネタも面白い。ファン・ジョンミンの演技力をいかした展開もありネタ映画にならずしっかり楽しめた。誘拐犯主犯格のサイコな感じが>>続きを読む

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

5.0

一風変わったストーリーだがカジュアルなラブコメとして楽しめる作品に仕上げられているところにグザヴィエ・ドランの監督としての凄みを感じる。フランシス役での演技も素晴らしい。
色使いやカメラワークや音楽の
>>続きを読む

マイ・マザー(2009年製作の映画)

5.0

19歳でしかもデビュー作でここまでクオリティの高い作品を作ってしまうグザヴィエ・ドランの天才ぶりに驚かされる。
画作りや音楽の使い方等がとにかくセンスが良い。母親への言葉では言いあらわせないような複雑
>>続きを読む

グリーンバレット(2022年製作の映画)

4.0

前作同様最高に楽しめた。阪本裕吾のモキュメンタリー演出がクセになる。国岡のキャラクターも魅力的だし続編どんどん作って欲しい。殺し屋を目指す少女達の訓練合宿っていう発想が面白い。アクションシーンや笑える>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

デビッド・リーチらしいノリの良いバイオレンスアクションで笑えるシーンも多くて楽しめた。ヘンテコ日本描写も面白い。主役のレディバグを筆頭に殺し屋のキャラクターが皆魅力的なところも良かった。

映画に愛をこめて アメリカの夜(1973年製作の映画)

5.0

映画の内幕ものはやっぱり面白い。映画愛のつまった素晴らしい作品だった。
市民ケーンの広告写真を盗む夢のシーンとかジャクリーン・ビセットが言ったことをそのまま映画のセリフに引用するシーンとかめっちゃ良い
>>続きを読む

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

5.0

70年代LAの雰囲気が最高。
どこかハズした探偵モノな感じがPTAの師匠ロバート・アルトマンのロンググッドバイみたいだった。
ホアキン・フェニックスの演技が最高で引き込まれる。
ビッグフット役のジョシ
>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

5.0

やっぱりジョーダン・ピールの映画は面白い。ブラックユーモア、魅力的なキャラクター、見事なホラー演出、最高。UFOのシーンのスペクタクルな感じが良かった。IMAXでも観てみたい。

ホームレスが中学生(2008年製作の映画)

4.0

ホームレス中学生に便乗した安直なタイトルからは想像もつかない良作。流石の城定秀夫監督作品。ドキュメンタリー映画を野外上映する場面が良かった。

Zolaゾラ(2021年製作の映画)

5.0

ダークでぶっとんだロードトリップムービーで楽しめた。
ツイートがベースなだけに予測不能な展開が面白い。
テイラー・ペイジとライリー・キーオの演技も良く引き込まれた。
フィルムの映像美やスタイリッシュな
>>続きを読む

蒼空(2008年製作の映画)

3.0

ストーリーはまぁまぁだったけど城定監督の演出と蒼井そらの演技は中々良い。蒼井そらの実体験が原作なのは驚き。

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

5.0

ゴダールの撮るアンナ・カリーナはやっぱり魅力的。手の平で身長計るシーンとかビリーヤード場で突然踊り出すシーンめっちゃ良い。ラストシーンの唐突さが印象深い。

女は女である(1961年製作の映画)

5.0

とにかくアンナ・カリーナがカワイイ。
カット割りや色使いが洒落てて魅力的な作品だった。アンジェラとエミールが本を使って言い争う場面良い。

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

5.0

ゴア描写満載で刺激的で楽しめた。ノンストップで繰り広げられる地獄絵図は圧巻。地下鉄のシーンは噂通りのヤバさで見応えあった。カイティン役のレジーナ・レイがカワイイ。

グレイマン(2022年製作の映画)

5.0

派手なアクションとスリリングな展開で最高に楽しめた。Netflixで観れるけど映画館で観る価値を大いに感じる素晴らしい作品だった。
ルッソ兄弟の職人的な安定感のある演出、ライアン・ゴズリング、クリス・
>>続きを読む

悪魔の部屋(1982年製作の映画)

4.0

曽根中生が監督なだけあって演出、物語共に完成度が高く見応えあった。中村れい子の美貌、ジョニー大倉の演技も印象深い。

小さな兵隊(1960年製作の映画)

4.0

派手なアクションこそ無いがフレンチノワール的な魅力があり面白かった。アンナ・カリーナが魅力的。ゴダールは女優を美しく撮るのがうまい。

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

5.0

ジャンプカット等のスタイリッシュな演出が魅力的。ミシェルが死ぬ場面の長回しが印象深い。
ジャン=ポール・ベルモンドのクールさとジーン・セバーグのキュートさが最高。

盲目ガンマン(1971年製作の映画)

4.0

マカロニウエスタン版座頭市という感じで面白かった。主人公のキャラクターが魅力的で良かった。サントラもイカしてる。悪役のリンゴスターが印象深い。

トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

5.0

近未来ディストピアSFの傑作。世界観のヴィジュアルやプロットが良い。後半の市街戦の場面の長回しのカメラワークが凄い。

エボラ・シンドローム/悪魔の殺人ウィルス(1996年製作の映画)

4.0

ハーマン・ヤオとアンソニー・ウォンのコンビ作はクレイジーで不謹慎で最高!
人肉饅頭といい本作の人肉バーガーといい人肉料理好きだなこの監督。

監禁潜入捜査官(2018年製作の映画)

1.0

AVでよくある潜入捜査官モノをグラドルならどこまでやれるかを期待してなんだかんだ観てしまうこのシリーズ。正直つまらないが戸田れいは魅力的。

ゲット・デュークト !(2019年製作の映画)

5.0

めちゃめちゃ楽しいブラックコメディだった。青春コメディとホラーが良い感じにミックスされてて面白かった。悪ガキ3人と真面目くんがだんだん打ち解けていく展開も良い。おバカなダンカンのキャラが最高。

クラシック・ホラー・ストーリー(2021年製作の映画)

3.0

ジャーロ風悪魔のいけにえなテイストで楽しめた。他にも2000人の狂人等タイトルの通りクラシックなホラー映画のオマージュがあって面白かった。メタなオチも好き。劇中でイタリアでホラー映画がウケない事を嘆く>>続きを読む