愚鈍で空っぽな人
今回のを100%楽しめなかったのは完全に私の強要不足
カサヴェテス映画における酔っ払いあるいは、酔っ払うという行為
生きていく上でどんどん厚着になっていくのを削いで削いで削いで、削いだ先にある穴を見つめる感覚
普遍を見つめる
ひとつ嘘をついた先で真実を言っても嘘なのではないかという疑惑に取り憑かれて消えたくなる気持ち分かるよ、瑛太
ある意味では東京物語
メモ
ラストシーン、火が消えない
実の娘がピエロを披露する
極私的幸福・下北2023 とか言っちゃって
この映画くらいクサイな、笑
映画にしか出来ないことがあると証明している。
繰り返す暗転はメトロノームのような役割。
1日目、彼女の表情には"撮られているという意識"が見える。なので、一日目は非常に嘘っぽいが"撮られているという>>続きを読む
どこまでも優しい映画
私が"愛"だと思っているものが、一方的であるということ。相手の中に何か不在があるのに気づいた時過剰に反応してしまうのは、自分の不在を知っているから。
1度目と2度目の空気で満たさ>>続きを読む
家族になりすましていた彼らは何が目的だったか。
じゃあ、なりすましじゃない家族の目的とはなんだろう。
日本に約5000万ある世帯、これらそれぞれを家族と呼ぶのだとしたら"普通の家族"なんて神様くらい>>続きを読む
ロッキーがゴロツキでないと証明できた時、街も街の人も肯定される。
ラストを飾るのは、ボロボロの顔面のロッキーと、褒められた帽子がないエイドリアンの誠の愛。