スコセッシフォールド全開さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.7

勝手に『四畳半神話大系』みたいな話と咀嚼した。つまり彼女たちはJOJOの引き寄せ合うルールに囚われており、一生クズ男とだけ出会い別れを繰り返す運命のはずだったのだが、被験者が集合(超越)することによっ>>続きを読む

コマンドー(1985年製作の映画)

4.5

なんだよこれ笑笑。おバカを極めている。大満足。
嫌いなシーンが一つもなかった。
なぜ吹き替えで見なかったんだバカ者。字幕版でスコアをつけるとはおこがましい。

プレデター(1987年製作の映画)

3.0

一番の盛り上がりはプレデター戦ではなくゲリラ基地に乗り込むとこ。
頭蓋骨収集家なのに頭に穴あけちゃうの可愛い。
プレデターの視点は確定でサーモグラフィーカットで映されるので『透明人間』のようなずっと見
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リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

3.9

身勝手な16歳。探究心と実行力のあることの素晴らしさ。20世紀のディズニープリンセスでアリエルが1番推せる。
アースラが賢こカッコいい。強制的にサインをさせるのではなく、演説して納得させるのがいい。『
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.8

(観終わった直後の感想)
最初っからサマーのスタンスが気に食わなかった。デートもして、体の関係もあって、それでいて私達は友達だと言い張るのはさすがに意味がわからない。サマーを擁護する点が見つからない。
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

4.7

違和感のある演技やスプリットスクリーンは舞台の継承。中学時代の友人に本多力似の奴がいて、そいつは顔も髪型も喋り方も性格も全部そっくりなので出てくる度にニヤニヤしていた。
観る時期によっては共にクーラー
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.0

スノークの正体。エピソード8の尻拭い。素朴な疑問なんだけどこの3部作は見切り発車なの?とりあえず完結させたJJはすごい。
レイ×ベンの決闘はレベルが低すぎる。アナキン×オビワンが至高。
レイとベンはな
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デストイレ(2018年製作の映画)

1.0

もちろんスコアは最低なのだけど、悪魔トイレが人間を襲う、というプロット自体は展開が読めぬワクワク感で、チョイスは正解だと思った。
もっとふざけていい。振り切ったほうがいい。
不快な電子音×悪夢(ベトナ
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ホテル・シュヴァリエ(2007年製作の映画)

-

ジャックというキャラクターにも小説にも全く興味がないから恋人とのSEXシーンを見せられても、としかならなかった。

ダージリン急行(2007年製作の映画)

2.5

ウェス・アンダーソン作品の有名どころを片っ端から見ていこうと思い、初手で選んだのが本作だったが、もう辞めようかとなるぐらいハマらなかった。兄弟の絡みをずっと無表情で見ていた。あんま僕のタイプじゃないお>>続きを読む

牝猫たち(2016年製作の映画)

1.8

イケメンになりきれない金持ちが鼻につく。ネットの掲示板を見て『世の中を見てる』とか恥ずかしすぎる。
子供を虐待する者もいれば、ご老体に寄り添う優しい者、そのひぐらしする者。好きでやっている人もいればイ
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14歳の栞(2021年製作の映画)

4.5

ペン回しからバレンタイン貰えるの貰えないの?のドキドキ感まで隅から隅まで全てが懐かしかった。同級生に重ねながら見てた。中学時代が恋しい。この作品の主人公が自分たちなら〜、すごくいい思い出になっていただ>>続きを読む

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

2.1

全体の80%は退屈。5%ぐらいはすごくいい。
まず言いたいのはレジスタンスの無駄な犠牲が多すぎる。僕の大好きな『ローグ・ワン』に謝ってほしい。ローラ・ダーン演じるホルドも最高責任者としての役割を全く果
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

3.5

抑圧されて育った少年少女が一人の修道女によって解放される。遊ぶということ。自由であることはトッププライオリティ。
初めて音楽に触れる感動。てか君たち中々の美声だね。『ドレミのうた』は音階が明確で入門編
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

4.2

ゲームの中という完全なプログラミングの世界だからこそ、キャラクターに自我があることに違和感と感動があった。トイ・ストーリーっぽい。

“それ”がいる森(2022年製作の映画)

1.0

予告問題
冗談でもなんでもなくツッコミ箇所は200以上ある。どれから話そうか状態。
児童向け・ホラー映画入門編としては優秀。だけど週に2,3回はテレビでやってるからそっちを見るよ。
2022年にこのレ
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

2.5

期待していたほどの爽快感はなし。
自分が蒔いた種で夢、友達、青春を失った妙子の話?卒業式の空席が目立つ長回しのパンが面白い。ホラー。
家が燃えるシーン(それなりに序盤)で一回止めた。休憩を挟まないと精
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スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

2.4

他人の、社会の価値観に従う必要はない、という真っ当なメッセージが込められている。固定観念に縛られていることこそ真の病気。しっくりきた。
ルッキズムがどうこうと説教を受けていたのに、アナの元カレは同じ過
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ヒート(1995年製作の映画)

4.0

家族を大事にしなさい映画。
3時間弱もあるのに女性キャラの出演シーンが少なく、丁寧に描かれないのは意図的なのだと思う。彼らの発言は全く意味をなさず、映画の推進力の歯止めにならない。ナタリー・ポートマン
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ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年製作の映画)

3.0

難しい。
なんだこの言い回しは、で意味を理解しようとしている間も会話は止まってくれないので、いろいろ重要な場面をスルーしてしまった気がする。それと『自分の体は自分で守れ』と何回も説教を受けていた割に堀
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アテナ(2022年製作の映画)

3.9

めちゃめちゃリアル。余計なカットはかけず長回しで見せる。もう一度同じことができますか?無理です!の連続。大規模デモの暴徒化はフランスでは日常茶飯事。警察視点、暴徒集団視点のどちらも怖い。
警察は犯人は
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

4.1

シンプルなのになぜだがずっと見てられる。きっと人の不幸が大好きなのだろう。
長回しで気まずさが伝わる。早くカットかかってくれ〜。
イライラが他の人に伝染していくのも面白い。
ラストで嫁に攻撃の矛先を向
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デイ・シフト(2022年製作の映画)

3.0

ビッグ・Jの名前から滲み出る安心感。スヌープ・ドックがカッコいい。
撃たれ時の吹っ飛びがオーバーすぎて冷める。ショットガン使用時に顕著。
ヴァンパイア一人一人が超手強いのかと思ったらそういうわけではな
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.8

何十週もして気づく幸せ。夢を持つこと。今年の邦画暫定ベスト。
同じ一週間をタイムループする、が仕事に対する虚無感・閉塞感・監獄の表現として適切。自分は学生だが、『明日から学校か〜』を15週連続で繰り返
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

2.5

通常版未鑑賞
脚本が気に入らなかったのか、それとも恋愛観が気に入らなかったのか。
マチルダがレオンを恋愛対象として見ていることに納得がいかない。彼女は父親から日常的に虐待を受けており、姉とは仲が悪く、
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.9

冒頭から素晴らしかった。『The Voice ~“Jupiter" English Version~』が流れ、高揚させておいて落とす。淡い青春を送っていた女子高生の命を奪う悲惨さ。彼女を取り巻く人々が>>続きを読む

パッセンジャー(2016年製作の映画)

4.3

ポッドの故障ではなくジムの故意によるものだったと知った上で、オーロラがそれでもジムを愛そうと決断するのであれば、倫理的な問題はクリアされていると思う。最終的に冬眠の選択肢を捨てている。あの愚行を肯定す>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.6

思っていたより楽しめた。プリンス可愛い。
ウルフの過去とか、トイレのくだりとか、ミカン・レモンとの絡みとか面白いけど長いって思ってしまった。特典映像でやるようなこと。
見飽きた外国から見た日本図。日本
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コナー・マクレガー: ノートリアス(2017年製作の映画)

4.0

ただただカッコいい映像が流れる。負けを経験することが強さの秘訣。

予告犯(2015年製作の映画)

3.9

社会的弱者の声は拾われない。滝藤賢一のパワハラシーン。派遣社員に対する雑な扱い。日本のリアルを下地にしたエンターテインメント。
一連の"予告"に計画性があって面白い。そこまでの段階を踏まないと要求は伝
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賢いお金の使い方(2022年製作の映画)

3.0

基本的な資産運用と節約術。収入が多い人が実践すると顕著に数字に表れる。
・インデックス投資は早めから。
・必需品×LOVE or 今欲しいもの×LIKE、の取捨選択で支出を下げる。
・用途毎に口座を設
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

4.0

同じシリーズなのに別の映画を見ているような感覚。ギャグ一切なしのガチガチシリアステイスト。映像は基本暗く、シリーズで一番グロい。血しぶき有りで、ちゃんと剣心が人を殺している、と実感する。幕末と明治初期>>続きを読む

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.5

アクションはほぼ満点。覇王色の覇気みたいな演出は謎。トレーニング映像を拝見したがこの作品にかける本気度がひしひしと伝わる。
真剣佑のアクションがクセになる。列車、剣心戦での高速切り返し殺陣。人間業じゃ
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フライトプラン(2005年製作の映画)

2.9

途中まではすごく面白い。娘は本当に消えたのか、それともジョディ・フォスターの頭がおかしいのか。考察のしがいがある内容なだけに後半の展開にはガッカリした。計画犯罪に不確定要素は御法度。