スコセッシフォールド全開さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

4.4

自分の中にあったディズニープリンセス像が破壊された。モデル体型をさらに誇張したなんじゃこれ体型ではなく、ぽっちゃり系。生身の人間にかなり寄せてきた。痩せている=美の固定観念の打破。
掴みの音楽でいつの
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かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル(2021年製作の映画)

1.5

『聲の形』を意識?
四宮の相手に告らせたい理論は分かる。
告白のシーンで、おっ?なんかいい感じだぞと思ったのも束の間、強引にコメディに戻されて冷めた。
クロマキー合成。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.9

2022年の、もう一回映画館で観たいで賞
ホラー映画、SF映画、モンスター映画、西部劇映画としてめちゃくちゃ楽しめた。やっぱり自分はUFOが好きなんだなぁ。サウンドトラックの『The Run』『Nop
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かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(2019年製作の映画)

2.0

妄想ギャグを現実に落とし込むことで発生する違和感。どう払拭するか、が今後の邦画実写映画の課題。
二人がいつどこで“付き合ってやってもいい→告白させたい”を共通認識としたのかが不明。
約4分間の低俗ギャ
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

3.5

交戦中に打楽器系の連打音BGMが流れる。銃の連射音のようにも聞こえる。アメリカ兵が銃弾に倒れたとき、曲が一瞬止まるがすぐに再開する。ノンストップ、戦争に待ったなどない。一つの命が儚く消えていく。銃声、>>続きを読む

13人の命(2022年製作の映画)

3.5

中盤で、参加した元タイ王国海軍ダイバー1名が殉職する。この映画の本題"命がけの救出劇"を一番描けていたシーン。緊迫感が違う。
子供とコーチ13名全員の救出を終え安堵する。しかし部下の『全員助かりました
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狂乱の日々 デス・ロードの戦い(2017年製作の映画)

3.5

本編(マッドマックス4作目)を見たあとにはこれを。YouTubeでワーナー・ブラザース公式が公開してるよ。
着想から20年。3回の打ち切り。まごうことなき奇跡のプロジェクト。感謝感激雨嵐。撮影日数は大
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.5

笑った。
映画館で観てたら確実に飛んでた。
ファスト映画の完全否定。体感することの意味。素晴らしかった。

さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

2.0

霊視×除霊×呪い。面白そう!…
何も起こらないまま終わってしまった。
回想シーンがすごく多い。その上タイミングも悪い。
幽霊はもっと怖くていい。メイク臭がすごい。
霊を可視化できれば問題ないのだからわ
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カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

3.4

時代の変化に伴う新世代の到来。『カーズ』はこれが最速?な見た目が多かっただけに違和感を解消してくれる。
最大の敵、最新技術を搭載したストームが速いというだけ、それだけの存在で留まってしまっているのはマ
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.6

伏線回収の鬼。悪夢の謎、金縛りの謎、枕に付着する血の謎…。わざわざ説明したらこっちが冷めるのをジェームズ・ワンは分かっている。勝手に答え合わせをしておけ、と愛を感じる脚本。
全体的に怖くはなかった。見
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ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

3.0

広い海でドリーと再会できるように放射状に貝殻を並べる。感動的なんだけど贖罪のような感じもして素直に泣けない。
全く笑えないエンドクレジットシーン。海への不法投棄に対する抗議?日本動物愛護協会の『その一
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ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

4.5

こんな面白い設定よく考えつくな、と関心。あー好き。また見たい。
めちゃめちゃ好きなんだけど子供のキャラクターに魅力がない。親子の絡みが重要になるので徹底してほしかった。
親が別居だとか、母子父子家庭だ
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

3.4

150分は長い。
エアロスミスの『ミス・ア・シング』。これが流れたらすべて許してしまう。僕の脳は単純らしい。好きな映画音楽TOP100。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

1.3

竜の嫌われ具合がすごい。百聞は一見に敷かず。具体的に何をしていたのか見せてくれればこっちも乗れるのに。
度々でてくる竜の見た目に対する筋違いな誹謗中傷。なんでもありかっていう感じ。結局自分のフラストレ
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STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

1.2

源しずかを救いたい。
前作は主人公が小学四年生だったのでまだ耐えれた(耐えてない)。しかしのび太は大人になってもクズだった。なにか大きい病気を抱えているに違いない。ありのままでい、を捉え間違えた男がヒ
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STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)

2.0

そもそも自分は3DCGが好きではなかった、と再確認。無駄にリアルになるせいで、成り立たなくなるギャグというのはどうしても生まれてしまう。その違和感が何箇所かで見られた。定番の空中浮遊とか。
セワシがの
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.9

この映画を見るまでブラック・ウィドウという人間に一切興味がなかった。深堀してくれてありがとう。と言ってもMCUからはもう退場されたのだけれど。
『エンドゲーム』でクリントを生かし、自ら命を絶った訳。『
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アオラレ(2020年製作の映画)

4.2

失うものがない大男は怖い。

車の大きさや座高の高さで態度が大きくなる。少しわかってしまう自分が怖い。
身内を狙っていくあたりかなりたちが悪い。しかも残酷な処刑方法。
アオリを避けるためには関与しない
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

4.3

クリヘムが理想の身体してて見惚れた。綺麗な逆三角。でかすぎる胸、腕、腹筋。ああなりたい。ナタリー・ポートマンは歳をとってもその美貌は色褪せない。
ジェーンとの再会で再熱する恋を、炎上し崩壊する建物で表
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ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

1.0

キャストに新田真剣佑と三浦春馬がいるというだけで興行的に成功。大根役者を起用して何が悪い!演技力じゃない、パッションだ!世紀末。邦画のここが悪い。

謎の服を着た明らかに異質な集団(タイムスリップして
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ムーンフォール(2021年製作の映画)

1.8

ディザスター映画は見飽きた。しかもこれは『アルマゲドン』と展開被り。CGもそこまでだったし、それといった感想はない。

96時間 リベンジ(2012年製作の映画)

3.0

邦題というシステムは果たして必要なのか。今回、96時間は全く関係ない。
敵の目の前で電話して娘の隠れ場所を指示するバカいるのか?血迷うリーアム・ニーソン。
元妻が殺されそうな時に『関係ない人だ、やめろ
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96時間(2008年製作の映画)

4.0

めちゃめちゃ面白い。約1時間半とサクッと見れて、その上爽快感もある。時間を惜しまない姿勢が、96時間は短く緊迫した状況だとこちらに認識させる。無関係の副局長の奥さんの肩を撃っちゃうとこなんか最高すぎる>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

2.5

大好きな映画フランチャイズなだけあってこれにはかなり失望している。スコアを2.5にしているがこれでも甘め。ジュラシック・シリーズの完結編としては相応しくない。もっと言ってしまえば恐竜映画としても物足り>>続きを読む

フラバー(1997年製作の映画)

1.8

ラブロマンス部分が酷すぎてコメディが入ってこない。ただイライラする。
利己的ではない、彼女を愛してる、ですか。結婚式よりも実験を優先している姿をしっかり見せておいてそれは無しでしょ。常習犯なのだから尚
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キングダム(2019年製作の映画)

2.9

大沢たかおの異質感と坂口拓のアクション好き。
ワイヤーで吊られてると誰でもわかってしまうくらいに不自然な空中アクション。観客が一番見たくないところ。世界観諸々全てを台無しにする。かなりの頻度で見せられ
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

4.3

目撃してしまった。
求めていた映像体験。『トップガン マーヴェリック』で味わった感覚に近い。邦画ここまで来たか。いや、来れるのか?の驚き。制作陣の圧倒的な自信を感じる。既にⅢも製作しているようだし。ヘ
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.8

ONE PIECE FILMとしてはいろいろと新鮮。原作の漫画が最終章に入るということもあり気合を感じる。ブルーノやカリファといった懐かしいキャラも登場。擬人サニー号がチョッパーとデザインかぶりしてて>>続きを読む