原作の良さを超えることはなかったけど、失敗している訳でもなかった。
最初は周りから蔑まされるが、段々主人公に協力的になっていく映画は、やっぱりいい。
「誰もお前には謝らないのに、なぜお前ばかり謝る」この課長の言葉、すごく刺さった。
オギーだけに焦点を当てるんじゃなくて、周りの家族、友達にも当たっていてよかった。
最後の先生の格言、よかった。
実写化で1番好きかもしれない。
キャスト、演技、ストーリーから原作をリスペクトしてるのがよく伝わる。
続編ください。
重いテーマであるはずなのに、なんとも見やすい群像劇。
麻薬、強盗、汚職警官が蔓延る社会で、子供たちが生きていくには銃を握るしかない…
そんな腐った社会の根底にあるのは、国家も手に負えないほどの貧困。>>続きを読む
アリアスターらしさ全開の作品。
大まかにはストーリーを理解したけど、ツッコミどころ、理解出来ない点がまだまだいっぱいある。
現実と妄想(ミュージカル)のギャップで心をやられる。
半分でも苦しいのに、最後の20分でトドメを刺しにくる映画。
ただ、ビョークの演技は圧倒的であり、見終わってからの満足度と余韻がすごい。
前作との繋がりがあってよかった。
1と2を間髪入れずに見たからか、展開が少し読めてしまった。2が1を超えるのは難しいことを再認識した。
前半部分がゆっくり進むから少し退屈に感じた。
主人公、主人公の元カノ、女友達、女友達の元彼、バーのマスターの5人の会話劇はおもしろかった。
前半は主人公の苦悩と絶望。
新しいことに動き出したと思えば、次のシーンには主人公のお通夜。
後半はこのお通夜に来ている同僚たちによる会話劇。
この会話劇によって分かる、上層部と同僚の虚栄心、嫉妬心、浅>>続きを読む
警察が最初から最後まで犯人に近づけずにいて、モヤモヤした。
最後の終わり方は良かった。
コメディ映画とは思わずに観たので、少し驚いた。
ストーリーも程よい早さで進むし、面白い。
「亡くしてからでは遅い、生きている内に感謝をする」
多くの人間が、そんな当たり前のことを経験しては忘れていく。
紀子のような人間になりたいと強く感じた。