エクストリームマンさんの映画レビュー・感想・評価 - 26ページ目

エクストリームマン

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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

2.5

すげぇ。何がって、なんとはなしに2時間が過ぎたことが。冒頭は良かった。あっと言う間もなく恐ろしい事態に巻き込まれて、自分が解さない言語が飛び交う空間に放り込まれるのは怖い。だが、主人公覚醒後は全てが無>>続きを読む

クィーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落(2012年製作の映画)

3.0

バカ(みたいな程の)金持ちの転落を笑う、という話に“結果的に”なったドキュメンタリー、なんだけど……グロテスクすぎて笑えんよ。リアル『ブルージャスミン』であり、『市民ケーン』であり。どんな環境にあって>>続きを読む

TOKYO TRIBE(2014年製作の映画)

3.5

全編ギラギラの映画。いつも以上にやり過ぎなくらいやってる園子温演出が冴える。メラ役の鈴木亮平がとにかく最高で、主役のYOUNG DAIS食っちゃってる。というか寧ろ彼が主役だったのか?クレジットでも上>>続きを読む

ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年製作の映画)

4.0

第一作他、過去作へのオマージュに満ちてて、そこは好感。宇崎竜童の芝居を除けば全体的によく出来ていると思う。ファイナル・デスティネーションシリーズみたいな悪意ある殺し方が面白い。キングギドラの首が短くて>>続きを読む

ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

3.0

メチャ長いホワイトハウス・ツアー映画。チャニング・テイタム版ダイ・ハードと言ってもいいだろう。娘助けるし。なんか政治要素過分に入っているようで、そうでもない。舞台が限られているから全体としてはかなりこ>>続きを読む

攻殻機動隊ARISE border:4 Ghost Stands Alone(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

結果的に最後まで尺不足が気になるシリーズであった。予定の尺に対して情報を詰め込みすぎだ、と言い換えてもよい。今作、雰囲気はとてもよかったのだが、話を複雑にし過ぎて、かえって薄くなってしまっていたような>>続きを読む

攻殻機動隊ARISE border:3 Ghost Tears(2014年製作の映画)

3.9

今までの中で一番地に足の着いたドラマが展開されていた。しかし相変わらずテーマや情感を掘り下げていって欲しい場面で「尺」に邪魔され、それが成らない感じが勿体無いなぁと思う次第。監督の「脚が描きたかった」>>続きを読む

攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers(2013年製作の映画)

3.7

冲方丁の作家性がいよいよ全面に出てきたなといった印象。攻殻は誰が作っても結局攻殻になると言われつつ(作る側もよく言っている)も、同じフォーマットだからこそ、逆に各作家の個性が浮きだして見えるという面白>>続きを読む

攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain(2013年製作の映画)

3.5

攻殻×冲方丁で当然行った。取り敢えずロジコマ可愛い。海外ドラマサイズで攻殻やるってコンセプトみたいだけど、圧倒的に尺足りてない。普通に映画並みの尺でやればいいのに。それだと間がかなり空くことになるだろ>>続きを読む

ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS(2003年製作の映画)

3.0

ディザスターシーンが多い方が、寧ろ単調に見える不思議。ビルが壊れる、またはビルを怪獣が壊す場面はとてもよかったのだが……メカゴジラのデザインは、何度観ても旧版、というか元の方が好きだなぁ。鋲が大事なん>>続きを読む

ゴジラ FINAL WARS(2004年製作の映画)

2.8

ツッコミどころの数は、シリーズ最多。スターウォーズ/マトリックス/X-MEN、その他諸々どこかで観たような演出、設定、ストーリーに加え、取り敢えずぶっこまれた歴代怪獣たち。

松岡面白い。それにも増し
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アンストッパブル(2010年製作の映画)

3.7

デンゼル・ワシントンいいなぁ。いい親父!

クリス・パインも、寧ろ『スター・トレック』より合っている気がする

劇場で観たかったなぁ。音とか凄そう

フルスロットル(2013年製作の映画)

3.5

初めからわかってて観るB級映画って、ホント楽しい。リュック・ベッソン印のガバガバなシナリオも、寧ろ面白い方に作用してる。

ポール・ウォーカーの遺作だけど、彼もこれならフルスロットルでヘヴンまでワイル
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

5.0

ド直球な王道冒険活劇!孤独、過去、復讐心に囚われてバラバラだった者たちが、やがて互いを理解し認め合い、仲間となって宇宙を救う。ウジウジ悩んでないで、沸き上がってきた「ヒロイック」な気持ちに従って立ち上>>続きを読む

新幹線大爆破(1975年製作の映画)

3.6

ストップモーションで終わる映画はイイ映画の法則。脇役で千葉真一とか竜雷太とか出ててなんか凄い。ハヤタ隊員(黒部進)とか山根博士(志村喬)までいる。警察がマジで無能&クズに描かれてた。ガラ悪すぎだ。負け>>続きを読む

バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲(1997年製作の映画)

2.5

主要なヴィランが3人も出てくるのにこの体たらくとは……無計画な“おふざけ”が全体を台なしにしてる。シリアス一辺倒もツマラナイけど、どうでもいいギャグで全てを壊してしまうのも問題だ。原作に対する愛がまる>>続きを読む

バットマン フォーエヴァー(1995年製作の映画)

3.5

ジム・キャリー(がリドラー)の映画。トミー・リー・ジョーンズのトゥーフェイスも悪くない。まぁ、まぁ

バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

4.8

いまだに、バットマン映画の最高峰は本作だと思う

魅力的なヴィラン達がネオゴシックなゴッサム・シティで織り成す響宴。画面に所狭しと並べられた象徴記号、弾ける色彩、渦巻く狂気が観るものを囚えて離さない。
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バットマン(1989年製作の映画)

4.0

ジャック・ニコルソンのジョーカーいいね。楽しげに踊るシーンが素晴らしい。ジョーカーはこうでなくちゃ

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.0

タイムトラベルものと言いつつ、SFというよりはラブストーリー。ところどころ「それは許されるの?」と思うところはあったけど、まぁご愛嬌か。いやでも、戻ったあとに(物語内の)現在までもう一度やったの?とか>>続きを読む

FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

4.0

謎の被り物ミュージシャン:フランクと、彼に魅入られた者達の織り成すコメディ。主人公がなかなかのクソヤロウだけど、他人事とは思えない哀しさもある。クライマックスからラストにかけての展開はあまりに残酷だよ>>続きを読む

タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密(2011年製作の映画)

3.8

スピルバーグ×ピーター・ジャクソン×エドガー・ライトとか、尋常じゃない豪華さ。原作に忠実というより思い切ってエンタメ化の方向に舵を切った作りだけど、悪くない。CGは慣れる。OPが凄くよかったな。アドッ>>続きを読む

映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)(2013年製作の映画)

3.8

楽しい子供向けアドベンチャー映画として満点の作り。絶対子供がわからない細かなホームズネタが入っているのもいい。のび太の「バリツバリツ」には笑った。ゲストキャラも豪華で、松平健は声の演技も上手い。千葉繁>>続きを読む

WXIII 機動警察パトレイバー(2001年製作の映画)

3.5

パトレイバーの皮を被った怪獣映画。最初のOVAでもコミカライズでもやったネタだけど、それぞれのバージョンでフォーカスされてる部分が違うのが面白い。何気ないキャラクターの動きに細かい演出が利いていて見応>>続きを読む

機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

4.0

レイバーに乗らねーなおい、でおなじみの映画。

いや、松井さんがウロウロ(聞き込み捜査!)するシーン、好きですよ、はい。

映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ペコと5人の探検隊(2014年製作の映画)

3.6

旧作がどんなだったか、もう殆ど覚えてない。ジャイアンあんなかっこ良かったっけ?映画版なら常にカッコイイか、ジャイアンは。中盤くらいまでわりと単調だけど、クライマックスが凄い。大スペクタクル。CGが効果>>続きを読む

ガス人間第1号(1960年製作の映画)

4.2

凄い物観たなぁ。SF&サスペンスであるだけでなく、フランケンシュタインであり、伝統芸能、悲恋をも描いている。ガス人間というモチーフが非常に多層的な象徴となっていて興味深い。どこにでも行けるが、誰とも交>>続きを読む

楽園追放 - Expelled from Paradise -(2014年製作の映画)

3.3

全体的にダサいし古い。毎度のことながら脚本が酷いよ。どれだけ喋るのか。楽園とか言ってるけど、ほぼビーチ以外ビジュアルとして出てないのだから観てる側は何も判断できない。

物語や映像の文法というものは、
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キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)

3.8

最初のゴジラを反復するような演出&キャスティングが随所に見られるけれども、全体としてはオプティミスティックな雰囲気に満ちている。キングコングの動きが結構リアル?というか猿っぽい。コマーシャリズムを皮肉>>続きを読む

ザ・レイド GOKUDO(2013年製作の映画)

3.5

良くも悪くも続編らしい映画。バジェットが飛躍的に上がったことでロケーションがかなり多彩になった一方、前作からの流れは……?あのバカな二代目は役者含めて嫌いじゃなかったけど、それ以上にこのシリーズ、複雑>>続きを読む

ザ・レイド(2011年製作の映画)

4.2

創意工夫と情熱、凄まじい技工に支えられた怪作!

極低予算ながらチープに感じられない画面作りも素晴らしいしが、なによりそこで展開される圧倒的で目新しいアクションのかっこ良さたるや!

紙の月(2014年製作の映画)

4.0

サスペンスでありノワールでありジェットコースタームービー。宮沢りえは声だな!と気づいた。声質とトーンの使い分けにやられたね。脇キャストの絶妙さが光る。小林聡美、本当にいい芝居してた。自分の“視線”が跳>>続きを読む

フューリー(2014年製作の映画)

4.2

凄まじい。パーシージャクソンがみるみる戦場の貌に。泥濘の中に底なしの地獄。24時間に凝縮された戦場。殺人の洗礼。随所に配置された基督教的モチーフ……

砲手:バイブル演じてたシャイア・ラブーフすげーよ
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.0

いやー長い。マコノヒーは好きだよ、うん……スターゲートの向こう側を詳しく描いちゃう辺り、ノーランの無神経さは相変わらずだね。アクション演出も相変わらずだし。隠れキャラ的なアイツから知性は感じられなかっ>>続きを読む

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.8

凄いもの観た。ドキュメンタリーみたいな感じかなと思ってたらしっかり劇映画だったし、かなりグサッと刺さる作品。ちょっとしたイベントであんなに心動かされるのか、と思うくらいのめり込んで観てしまった。主人公>>続きを読む