エクストリームマンさんの映画レビュー・感想・評価 - 27ページ目

エクストリームマン

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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

5.0

これはマジでハンパない。映像、音楽、編集、演出どれもシャープだし、ストーリーはどこに行くかわからないスリリングさが最後まで持続する凄まじい引力があった。反復する構図とイメージがズレていく様も心地いい。>>続きを読む

空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)

3.3

これは舐めてたかも。特に前半、炭鉱で相次ぐ怪死事件とメガヌロンのくだりは、「ちゃんと怖い」作りになっている。子供の頃観てたらトラウマ間違い無し。ラドン登場後のスペクタクルシーンは特撮も評判通り見応え十>>続きを読む

大怪獣バラン(1958年製作の映画)

2.8

怪獣映画って、モンド映画でもあったんだな。本作にしても、『キングコング対ゴジラ』にしても、導入は未開の地の奇妙な風習から始まる。そういう諸々への憧れが強かった時代なのだろう。特撮場面の編集が上手く、海>>続きを読む

エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

3.0

ホワイトハウスモノみたいなジャンルあるな。チャニング・テイタムのアレしかり。ちゃんとどれもB級という。ジェラルド・バトラー来ちゃったら、もう誰も敵わないっしょ。レオニダスだぜ?40人弱独りで皆殺しても>>続きを読む

ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)

4.0

素晴らしいね、本当に。エンターテイメントを極めてる。集団戦の見応え凄いし、一対一の闘いも充実してた。エルロンドがバクスタ取ってたのは笑ったなぁ。ここまで真正面から描きながら、ディテールの作り込みとかユ>>続きを読む

ホビット 竜に奪われた王国(2013年製作の映画)

4.2

3Dで。完全にエンタメ方向へ舵を切っていて、ピーター・ジャクソンさすがだなと思う。あの世界観を再現するバジェットを得るためには、あれくらい派手にしないといけないのだろう。でも、原作のスピリットはしっか>>続きを読む

ホビット 思いがけない冒険(2012年製作の映画)

3.8

ビルボ・バギンズ役にマーティン・フリーマンを選んだ時点で、このシリーズは勝ち(何に?)が決まったと言って過言ではないと思う。彼の、どこか抜けていて、神経質そうでありながら芯が通っている存在感が、映画全>>続きを読む

ベイマックス(2014年製作の映画)

4.2

優しさ(物理)で世界を救え!

後半のスペクタクルも凄かったけど、寧ろ前半が好きかも。鷹揚で頼り甲斐のある主人公:ヒロの兄貴が最高にいいキャラで、だからこそ喪失のショックが観る側にも強烈に効いてくる。
>>続きを読む

ピラニア リターンズ(2012年製作の映画)

3.0

前作に比べてコメディ色がだいぶ濃くなってた。というか、コメディ以外の要素がほぼない。デビッド・ハッセルホフが本人役で出演しているというのが、もうその象徴だろう。ファイナル・デスティネーションシリーズに>>続きを読む

ピラニア 3D(2010年製作の映画)

3.5

B級映画としてちゃんとしてる。ロバート・ロドリゲスの映画みたいに、需要と供給のバランスというか、観る側とコンセンサス取れてる感じがあった。展開とかフックとか、バカなんだけどある意味「ちゃんと」してて、>>続きを読む

野性の証明(1978年製作の映画)

3.8

製作:角川春樹!音楽:大野雄二!主演:高倉健!!……すごいメンツ。普通にエンタメで面白い映画だった。高倉健はリーアム・ニーソン感あるなぁ。哀しい顔して耐え抜いた後に大虐殺!なところとか。年代的に逆か。>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

4.3

なんか冒険はほぼサムがしてるよね。ミナス・ティリスの外観かっけーな。ペレンノールで象っぽいやつと戦うとこがアツい。アラゴルン率いる死霊軍のチートも大好き。本当に、よく三部作作りきったよなぁ、ピージャク>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

反転攻勢の話。ガンダルフ復活!…よりも、原作でも映画でも、メリーとピピンに煽られたエントたちがアイゼンガルドの“二つの塔”を攻める場面が一番好き。無性にワクワクする。ヘルム峡谷の戦いも、なかなか迫力あ>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

4.0

久しぶりに見たけど、やっぱよく出来てる。かなり大胆に原作削ってるのにしっかり雰囲気作れてるのが凄い。原作にないドラマチックな展開も、無理なく足してる感じ。テレビ意識した演出(画面の明るさ、顔のアップ多>>続きを読む

海月姫(2014年製作の映画)

3.5

まさかこの映画観ることになるとは。能年玲奈は相変わらず虚無可愛いけど、蔵之介役の菅田将暉がホントすごかった。ちゃんと説得力ある女装。フィリップだったり、底のみにて光り輝いたり、マジで多彩な役者だ。脇役>>続きを読む

ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古(2012年製作の映画)

4.5

演じることは「リアリティ」を探求することだ、という極めてシンプルな原理を、綱渡りを演じさせることで示すワークショップ映画。小手先の技では通用しない、静かながら苛烈な世界が垣間見える。目に見えない、言語>>続きを読む

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