Fernwehさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

どんどんぐちゃぐちゃしていく、ファビアンの生きる世界。
「副業は生きることです」
「何かを捨て、何かを得る、タダじゃ得られない。」あのカフェに流れる自動演奏ピアノの、おんぶらまいふー。
「生きてるのは
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

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愛情深く、勇敢で、賢く、行動力があり、責任感があるゼインの姿に胸打たれた。あまりにも過酷で劣悪な環境で育ちながら、心が曲がっていかなかったのは、本当に愛情の深さが何より抜きん出ているからな気がした。極>>続きを読む

ヒトラーと戦った22日間(2018年製作の映画)

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日本にも、アウシュビッツ以外の収容所の名前が通じるラインまで、教育が浸透する時が来れば、原題を邦題に使えるのだろうか。諸外国の重い歴史を扱う作品では、地理感覚の大切さも痛感させられる。

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

邦題がちゃっちいけれど、史実に基づく大事な話。大統領執事を務めることになった2人の息子を持つ父親を主人公に、歴代のアメリカ大統領の政権下で起きていたこと、政策やその変遷、ホワイトハウス内での人種差別、>>続きを読む

思いやりのススメ(2016年製作の映画)

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「邦題の印象が好みに沿わない」というくだらん理由で敬遠していた作品だったが、結論から言ってとても良かった。

ハンナ(2011年製作の映画)

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ちょっとすごい。。シアーシャ・ローナンを知ってた気でいたけど、全然半分も知らなかったんだなという気持ちにさせられる演技、アクション。けして気持ちの良い脚本でないし、とんでもストーリーなはずなのに、謎の>>続きを読む

ヤーラ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

諦めない検事さんで、科捜研みたいなところが出した結果も味方する流れで、真実は明らかにされた。捜査と公判に膨大な時間がかかって、犯人が碌に供述しなかったのは最悪だけど、母親は言うまでもなく、同僚だった父>>続きを読む