東京がまるでブレワイのハイラル地方のような美しさを放っていた本作。
きっとこのような美しさは東京にまだあるのだろうが、我々が見ようとしていないだけだろう。
その美しい東京にて、朝早く起き、仕事へ行き>>続きを読む
過去に日曜の朝テレビで見ていた鬼太郎のアニメと違い、かなりグロ描写とホラー描写の強い作品。
しかし、その一方でそれよりも恐ろしいと思えるのは閉鎖的な環境から来る人間の怖さであった(ミッドサマー的なのも>>続きを読む
ラスト20分〜「5年後」からの下りが物語が飛びすぎて意味不明。
『カサブランカ』的な切ないラストにしたかったのかもしれないが、それはきちんと段階を踏まないと切なさは達成できない。
この映画はそれを怠っ>>続きを読む
画作りがとても丁寧で、VFX全盛のこの時代に、きちんとロケをして撮影をし光も自然光を使っている。
ノマドとして旅に出ることは自分と向き合うことである。
「さよなら」でなくて「またどこかで」というメッセ>>続きを読む
聞いていたほど悪くない、
それどころかむしろ良い。
同時期公開の某チョコレートの映画と少しメッセージが被るが、何にせよ夢は抱かなければ始まらないし、それが生きる活力になる。
次の100年も、よろし>>続きを読む
初っ端からエモすぎる…!
本当に今まで観てきたディズニー作品が勢揃いする、というのはとても魅力的。
モアナがマーリンに魔法をお願いするところ、笑いました。
ナポレオンは、フランスとジョセフィーヌへの愛が強いため、それと比例して虚栄心が強まったのだろうか。
いずれにせよ、虚栄心が強いためにフランスとジョセフィーヌへの愛の証明をするための行為(戦争・侵略行為>>続きを読む
「琵 琶 湖 は 海 で す」(大嘘)
このレビューはネタバレを含みます
鑑賞前の期待値は低かったが、きちんと楽しめました。
VFXのクオリティの低さが透けて見えるシーンや、入れ替わりバトルのシーンで編集の下手さ故に「どこで入れ替わったの?」というのが分かりづらい部分もあ>>続きを読む
監督のこともあり、あまり期待していなかった(ごめんなさい)。
しかし、観てみるとこれはかなり面白く、テーマもきちんと共感できるものだと感じた。
エンタメ作品において、自己犠牲で○ぬことが美徳とされてい>>続きを読む
なんというか…大人の仕事の世界を可愛く表現した感を覚えました…笑
時空が非線形となり、未来がわかってしまうことは恐ろしいことである。
しかし、同時に未来がわかること、それが避けられない未来であるとわかることがある種の覚悟となるのだ。それ故に今が尊くなる。もっと相手に>>続きを読む
東南アジア風の田園風景x最先端SF、という今まであまりなかった組み合わせの世界観がすでに魅力的。
きちんと話も整理されており、キャラクターも良い。
主人公はきっと、重力(自分を縛るもののメタファー)か>>続きを読む
実際にインディアンに手を下した者たちも悪だが…
それ以上に自らが手を下すことなく表向きは良い顔をして、石油で発生した金に群がるアーネストとヘイルは本当に吐き気を催すほどの邪悪。
実際に手を下した者たち>>続きを読む
サムはいい奴。
これは太陽が東から昇って西に沈むのと同じ、不変の事実だ。
不況なのはいつの時代でも、どこの国でも変わらず、そんな「定めの風」に煽られた夫婦の物語。
やはり途中はかなり辛い部分もあるが、だからこそラストで二人が救われたときのカタルシスがあるのだ。
レストランの>>続きを読む
単なる移民の話ではなく、家族や過去のトラウマをブルーバイユーの歌と共に幻想的なショットで描いていく。
じわじわクセになるのがカウリスマキ映画。
この作品も例外ではなく、社会の底辺に位置する労働者をボーイミーツガールなど娯楽要素を絡めて描く。
これで労働者三部作を全部見終えたわけだが、その上でカウリス>>続きを読む
単なるプロレタリアート映画かと思ったらクライムサスペンス要素満載やないかと思った映画。
メキシコでお幸せに!
ほぼ自転車泥棒みたいな内容だけどやってることは自転車泥棒よりエグい作品。
序盤の、天安門事件やホメイニ等に関するニュースが流れていたとき主人公がそれに対し無関心な態度を取っていたが、いざ主人公が意図>>続きを読む
単純なクライムサスペンスやノワール映画、というよりも「一週間で過去の呪いを断ち切っていく話」だと感じた。
色々と言われているが、自分にとっては面白かった。
海江田が戦争のない世界を作りたい理由や入江のことなど、まだまだ謎は多いが、続きが楽しみである。
一点だけ勿体無いのは、人物や潜水艦の紹介テロップが劇>>続きを読む
最初から最後までチョコたっぷりなのがトッポ。
最初から最後まで「殺し」たっぷりなのがジョン・ウィック。
今作は大阪、ベルリン、パリと
殺し屋返り討ちツアー三本立てだった。
敵の装甲がとにかく硬すぎ>>続きを読む
文句なしの満点。
自分のやりたいことに正直になり、真っ直ぐに突き進む主人公。
途中、上手く行きすぎじゃあないの?と思ったが挫折という言葉では表せないくらいの爆弾級の苦しみもあった。
それでも、そ>>続きを読む
面白かった。
水や魔物を巡る格差や偏見など現代性を感じたし、何より鳥山明先生の先見の明すごいなと強く感じた。
SISUとかもそうだけど、おじさんが強い映画は最高とはっきりわかるよね…笑
どうしても受け入れがたいこと(ケイコの場合はジムの閉鎖)があったとしても、人間は前に進まなければならない。
時は未来に進むのだから。
少しずつでも走り出せば良い。
最後のシーンはそれが如実に表れてい>>続きを読む
期待を遥かに超えたホラー映画。
LDHのプロモーションかな?と思っていたらそんなことはなかった。
ジャンプスケアなどに頼らない清水崇監督の徹底したジメジメ・陰鬱・ジワジワ怖がらせてくるJホラー描写の>>続きを読む
誰かが頑張る姿へのコンプレックスは、何か自分も頑張ることで解消される。
その勇気がないなら他者との出会いをトリガーにすることも出来る。
他者と関わることで自分は自分になるのだから。
トランスフォーマーの良いところとして、明らかに戦闘能力でプライムらに劣る人間にもきちんと活躍の場を与えていることだ。付属物や舞台装置ではなく、きちんとメインとして人間を描いている。それがトランスフォー>>続きを読む