このレビューはネタバレを含みます
今までもこれからも、きっとここまで大量の「Fワード」を聞く機会など二度とないのだろうと思った本作。聞くところでは『デッドプール&ウルヴァリン』の倍近くは「Fワード」を言っているとかいないとか。
スト>>続きを読む
ボブの歌手としてのステータスが上がっていくのと、ベトナム戦争やキューバ危機、公民権運動などで動乱の渦中のアメリカの様子の対比が印象的。
このレビューはネタバレを含みます
冒頭のシーンでグリンダが問うていた、「悪は生来の物であるのか、それとも生きているうちに形成されていく物であるのか」に対して本作を観終えた自分が答えるならば、「悪はスケイプゴート的に作られる側面を持ち、>>続きを読む
評判よりは面白かったが…、
結局、前に一度炎上した月9の托◯描写のあるドラマとやってること同じだよね…。
色々と気になる点はあったが、楽しめた。
スーパーマンは相手の記憶を消すこともできるのか…。
自分の身を、そして何より娘をクソ親父から守るために親父を死に至らしめた、ということを数十年の時を経て改めて母親の口から聞かされる物語。
愛する者を守るためには、時に汚いことや人の道を外れたこともしなく>>続きを読む
過去と交信を行いながら犯人を追い詰めていく部分の面白さなど、SFサスペンスとしては見応えがある。
また、物心つくかつかないか微妙な時期に亡くなってしまった父親との関係性を無線を通じて改めて深めるという>>続きを読む
序盤の暗い船の中をかき分け、外へ出ると空が広がるアメリカ、というカットに関しては心を掴まれた。
建築もその他アート媒体と同じく、自分の歩んできた人生(今回の場合だと、収容所での暮らしとそこで空を見上>>続きを読む
ところどころ展開のおかしさは目立つものの、それなりに面白い。
地球の周りを回転したり、半回転して時を巻き戻せるのか…。
MCUが帰ってきた!?
マルチバースサーガ以降、点となる作品は作られ続けているものの、いつ回収されるのかよくわからないエンドクレジットの映像など、それがなかなか線として繋がらない状況が続いていたMCU>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
無彩色で性を感じられない、明るさのない白色に覆われた病棟と、そこから抜け出した時の雲一つない青空の対比がとても印象的だった本作。
恐らく、それは「死」と「生」の対比だったのだろう。
つまり、チーフは外>>続きを読む
紛う事なき傑作。
今年度のアカデミー賞アニメーション部門は本作で決まりなのでは、と思わせてしまうほどであった。
通常、「完璧」なロボットが決して正解がなく、必ずしも自分のすることが正しいとは限らない育>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
どこか聞き覚えのある前口上から始まる本作。
見覚えのある場面、台詞、音楽。
でもどこか少し違うような気もする…。
公開前は「庵野のことはクレジットに載っているからと言って『シン・ガンダム』とかいう扱い>>続きを読む
遺伝子がすべてを決める世界で、遺伝子的に不利な主人公が宇宙という夢を追う物語。
遺伝子には夢を阻むことなどできないのだ。
『八日目の蝉』を思い出した。
確かに誘拐犯と子どもの間には「絆」のようなものがあったのだろう。
それは真実だと思う。
しかし、このようなことを美談のようにすることは、たとえエンタメの中でもあってはなら>>続きを読む
ドラマ「THE PENGUIN」を観るために再度観てみた。
2年前に劇場で観たときはあまりハマりきらなかったのだが、2度目の鑑賞でかなり面白く感じられるようになった。
この映画はヒーロー活動2年目のバ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
2025年初映画。
最初の被告も、陪審員である主人公も被害者を殺害したとする確固たる証拠がない。しかし、陪審員や検事らは自分の思い込みなどで被告を犯人だとし、主人公も自分が本当に轢き逃げをしたかわから>>続きを読む
最も切なく、美しいホラー小説であると個人的に思っている『異人たちとの夏』。その映画版である本作も、切なく、美しいホラー映画に仕上がっている。
ポール・メスカルのサーチライト・ピクチャーズ版と比較すると>>続きを読む
前作で意外と掘り下げられていなかったドリーを掘り下げる本作。
シガニー・ウィーバーの使い方が贅沢。
24年のM-1を席巻した某バッテリィズのエースのネタ中の台詞で目を引いたものがある。
それは、
「生きるのに意味なんかいらんねん」
である。
生きるのに意味などいらない、というのはあまりにも単純な論理>>続きを読む
おそらく、クリスマス休暇に学校に取り残された3人は、その期間を通して自らの過去と向き合っていたとも言えるのだろう。そして、お互いの過去などに触れ、心を通わせていく。
そして、最終的に、未来が過去によっ>>続きを読む
おそらく、もともとDisney +限定のTVシリーズの予定だったためか、特に前半のダイジェスト的な展開が少し粗く目立つ今作。
具体的に例を挙げると、
①脚本学校で言うところの「ステイク(登場人物に対す>>続きを読む
きちんとフランチャイズを構築する上で、計画性を持ち段階を踏んでテイルスやナックルズなどの人気キャラを登場させたことがよくわかるのがこのソニックの映画シリーズ。
さあ次はキアヌのシャドウが観られるぞ!
______________
これは、田舎に住むある家族です。
あなたにはこの家族の異常さがわかりますか?
______________
「変な家」でなくて、「変な家族」を相手にするホラー映画。
現>>続きを読む
現状、青島が主人公の最終作。
警察の隠蔽体質という社会的な問題を取り上げた、エンタメ性も持ちつつもかなり攻めた作品。
青島や室井さんと鳥飼や久世らは表裏一体の存在なのかもしれない。
もし立場が少しでも>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
24年越しの続編。
サイとの戦いやコロッセオに水を入れての船での戦いなど、前作に引き続き、基本的に面白い作品だった。
ただ、前作でルッシラとルキアスの近親相◯の末に生まれたのが今作主人公のルシアスであ>>続きを読む
はじめこそ個人的な復讐のため、グラディエーターとなったマキシマスだったが、次第にアウレリウス皇帝との約束を思い出し、ローマを良くするため、邪悪なルキウスを打ち倒す方向へと変わっていく。
家族を、そして>>続きを読む
何があっても、されど人生は続く。
2人のうちどちらかが消えてしまっても、2人で歩んだ道は消えないのだ…。
そして、その事実こそが遺された者を前に向かせることができるのだと思う。
このレビューはネタバレを含みます
「さようなら、すべてのヴェノム」
ヴェノム三部作もこれでおしまい。
アース616(もといTVAが呼ぶところの神聖時間軸)にも行ったりと様々な冒険をしてきたエディとヴェノムの物語を観てきたからこそ、ラ>>続きを読む
犯人の正体に驚いた。
もしも、ドラマ版第1話のタイトルが「13年後の君へ」あるいは「13年前の君へ」だったら完全に『進撃の巨人』だったな…。
世間の評価ほど悪くはないかな…という印象。
踊る大捜査線の普段のテンションとは少し違う、暗めのテイストなのでそこが合わない人もいたのかな…?と。
さすが邦画実写史上No.1の興収を誇る作品といったところか。
レインボーブリッジのネタがこれから何年にも渡り、イジられるのだが…笑。
疑似・お台場聖地巡礼映画としても良い。
さあ、いよいよ次はレインボーブリッジ封鎖だ…!
ヤンキーが「オメーどこ中だよ」と聞いてカツアゲなりなんなりをする感覚で、「どの種類のアメリカ人だ?」と聞かれ、答えが答えだと◯されるという世界観のアメリカが舞台。
特になぜ内戦が始まったのか、どことど>>続きを読む