ジュンさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ジュン

ジュン

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SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.5

こんな世界は嫌だと
多くの人が素直に感じる内容だったと思う。

小さな子どもたちに偏見や差別を植え付けないためには、まず大人たちから変わらなければ。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

こわいー
でも面白いー
でもこわいーの繰り返し。

巧みに思考を誘導された上で、その思考をさらに超えていく展開が秀逸。

ここで?ってタイミングで笑いを入れてくるあたりもネジが飛んだ制作者のセンスが際
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レインマン(1988年製作の映画)

3.5

兄弟で踊る、額を合わせる。
ありそうだけど新鮮でとても印象的なシーンだった。

昔の名作はこういう印象的なシーンが多い気がする。

もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

3.5

ドラえもんのような展開で親近感を持ちながらゲラゲラ笑って楽しめた。

ケイト・ベッキンセイルの完璧な妻感がすごい。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

間違いなく映像体験としての最高記録。

前作の3Dがあまりのれなかった(想像を超えてこなかった、酔ってしまった)自分だったが今回の海のシーン、特に夜の海の綺麗さは圧巻。

3Dだからかフレームレートの
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.0

とりあえず同僚がかわいそうすぎ!
個人的にはナターシャ・リュー・ボルティッゾ推し!

アルゴ(2012年製作の映画)

3.5

こんなヒーローみたいな人が本当にいるんだなと。

当時、表舞台では語られなかったというのもさらにカッコいい。

バットマンが浮かぶからか、裏の立役者という役柄とベン・アフレックとの相性もばっちり。

ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.5

ポリシーや信念がある紳士(ワル)はその辺のチンピラとは一味違う。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

冒頭シーンからテンション上がりまくり。
見せ方が上手い。

漫画のタッチを混ぜつつ疾走感のある世界観がしっかりと出ていたし、終盤シーンの緊迫感ある演出も良かった。

平面的な漫画の絵柄と3Dに見える瞬
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.5

展開としては予想しやすかったが、前半のフリからのラストのオチのつけ方が綺麗にまとまっていてよかった。

残酷な描写や恐い演出などもしっかりハラハラできるし、目が見えないならではの主人公と犯人の駆け引き
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Arc アーク(2021年製作の映画)

3.0

死がなくなると人が生きる意味はなくなってしまうのか?というテーマ。

少なくとも作中の主人公は寿命が延びることで生きる意味を見つけることができた。生きる意味を見出すのに必要な時間は人によって違うように
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.5

あんなにも真っ直ぐ自分に自信を持てるよう育てあげるだけでも素晴らしい親だと思う。

自分の親から受けた扱いで父親のリチャードの子育てがあるように、ビーナスやセリーナが親世代となったいま、子どもにどう接
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

3.5

想像していたよりずっと重たく現実的な内容で、最高の瞬間から最低の瞬間への落差が印象的。

現実の愛は苦しくて残酷な場合も少なくないのかもしれない。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

素晴らしい映像体験は引継ぎつつ「君の名は」や「天気の子」とはまた違った方向性を感じる作品だった。 

冒頭からさらに進化した映像に引き込まれ、最初の扉が開いたシーンはこれぞ映画館に求めている臨場感と思
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

3世代の家族とその周囲の人間模様によって、多くの人がどこかしらの場面で懐かしい気持ちになれる気がする。
自分の家族のことを思い出しながら色んなことを考えた。

監督の実体験がもとになっているためか、シ
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

何気ない日常の見え方を変えてくれる作品の中でも新鮮なアプローチだった。

遠い国の日常やアウトローな世界を知る楽しさはよくあるが、自分のすぐそばにあるけど知らなかった世界、しかもその世界の人にとっては
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まほろ駅前狂騒曲(2014年製作の映画)

3.0

一作目の映画より、コメディ要素多めでかなり笑った。

展開も派手で過去のキャストがたくさん出てくる感じも楽しめる。

窓辺にて(2022年製作の映画)

4.0

相変わらずのリアルで可笑しい会話シーンとともに、様々な愛のカタチについて考えさせられる作品。

何かを捨てることで得られるものもあるという話について。主人公は何を捨てて何を得たのかを観終わった後に考え
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

会社員の日常×タイムループという組み合わせは、作り手の狙いがわかりやすい分、こちらの期待を超えてくれるかが気になっていたが、しっかり満足できる内容だった。

・繰り返すうちに要領が良くなり質があがる
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.5

命が関わっている分、事実を元にした作品の中でも衝撃度としてはかなり高かった。

ジェシカ・チャステインとエディ・レッドメインの安定感ある演技と暗く淡々とした絵作りで緊迫した世界観に引き込まれる。
じと
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スティング(1973年製作の映画)

4.0

軽快で鮮やか!

クライムムービーながら、ポップな音楽と権力者を嘲笑うようなユーモアを感じる雰囲気で、詐欺師をクールに描くアプローチに好感を持った。
雰囲気としては、オーシャンズ11を思い起こさせる感
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まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

3.5

ゆるーく観てもいられるけど、人や人生の本質的な部分にもしっかり切り込んでくるセリフが良い。

瑛太と松田龍平の飾らないカッコよさに憧れる。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.5

歌が主要な要素である映画だけど、無音を上手く使ってメッセージを伝えるアプローチが印象的。

先入観を持たず、当たり前のように自由に将来を決めさせてくれた家庭環境に感謝したいし、そんな家庭を築きたいと思
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さがす(2022年製作の映画)

3.5

終始重たいシーンが続きつつも、佐藤二朗のどこか抜けた雰囲気と親子のクスッと笑ってしまう描写が挟まることで独特な感覚の見応えを感じた。

妻が最後笑っていたという山内のうそに父親が気づいていない所が心残
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ブロンド(2022年製作の映画)

3.5

表現や手段に批判的な意見はありそうだと思いつつ、感情的に大きく揺さぶられる作品ではあったと思う。

鑑賞後に調べてみると、作中で描かれているよりもクレバーでたくましい印象も受けたので、そういう部分も批
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.0

テーマやメッセージとしては、かなりオーソドックスだったかな。

クスッと笑えたり感慨深い気持ちにさせてくれて作品の印象を底上げしてくれているジョニー・デップの存在感や演技はさすが。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.5

当時の街や残された家族のその後の様子を知ることはできないけれど、残された人たちの温かいつながりや悲劇があったからこその良い変化が街中に溢れていたんだろうと思えた。

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.5

圧倒的な才能や飛び抜けた能力に対するワクワク感だけでなく、ラストバトルの勝負を分けたであろう理由が欲望を捨て自己を犠牲にできたかどうかで決まる展開も腑に落ちる。

映像の躍動感はとても良かったが、音響
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.5

コロナ禍で人との接触が減っているここ2年程度の状況でも、精神的に辛くなることがあるのに、4年も無人島で生きることを考えるとゾッとしてしまった。

そりゃ、ボールを話し相手にするよね笑

予想した展開と
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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.5

コメディ映画の可能性を広げようとする挑戦的な姿勢を感じた。

友人が亡くなってしまったことが受け入れられないなら、生きてるかのように登場させてしまえ!というアイデアが潔い。

故人が普通の登場人物とし
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マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

3.5

子どもの純粋さが時として危なっかしく、見ていて気が気じゃない親目線の感覚を体験することできる。

子どものことをしっかりと見ていてあげること、愛を持って接してあげること。
我が子がエイズを患った母が訴
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.5

親子の煩わしくも愛おしいシーンは当然良かったが、個人的には夫と元妻の友人との男女の友情が印象に残った。

現実はなかなか難しいかもしれないが、あんな友情関係に憧れる。

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.0

とても良かった。

「“ありがとう”と言うんだよ。」って台詞がとても印象に残る。
これだけ読むと平凡な台詞のように思えるけど、それまでのギルバートとアーニーのやり取りがあった上で、後半のあのタイミング
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フェイク(1997年製作の映画)

3.5

嘘をついて潜入し、家族を顧みることもできない捜査官のジョー。
嘘を許さず、家族や仲間を大切にするマフィアのレフティ。

善悪の基準とは何かを問いかけられると共に、人生の不条理さを感じる後味が◎

オー
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3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

3.5

正反対に思える2人の男が、物語が進むにつれて実は同じような行動原理で突き動かされていることが見えてくる展開が良かった。

良心の底で自己の尊厳を守ろうとする欲望と、欲望の影で信仰を守ろうとする良心。
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