武士道、ヒップホップ、殺し屋の組み合わせが新鮮。
アクションシーンは大がかりなことはせずおとなしめだが、作品全体の淡々とした印象に合っていたし、作中でてくるテレビアニメとリンクさせるアイデアも面白か>>続きを読む
休日に昼過ぎまでダラダラ過ごし、近所のカフェでまったりした後、ふらっと買い物して帰る。
そんなカップルによくある行き当たりばったりで楽しい一日が続いていく中で、愛の危うさが見え隠れして来て、それがどん>>続きを読む
自分がホラー映画を普段あまり観ないためか、ホラー映画好きに起きるであろうミスリードが起きずに、偶然にも早い段階で重要な展開に気づいてしまった…(ある意味運が悪い)
ただそれを差し引いても、観る人を怖>>続きを読む
壮絶な展開過ぎて心理的にかなり食らった。
戦争によって多くの数奇な物語が生まれること。そしてそれは本人が亡くなっても終わらないことを思い知る。
脚本の素晴らしさとドキュメンタリーを観ているような緊>>続きを読む
痛快な無思考アクション映画として夏に軽い気持ちで観るのにはピッタリ。
ただそれを理解してはいるけど、同じNetflixオリジナルのグレイマンと比較するとアクションやカメラワークはやっぱり物足りなさは感>>続きを読む
海を見ることが目的である以上、ある程度ラストシーンの想像がついた上で観ていくことになるが、その想像を超えて海を初めて見る感動や死後の世界との関係を感じさせる神秘的な映像になっていて良かった。
コメデ>>続きを読む
切れ味のあるタイトルと裏腹に、そっと大切なことに気付かせてくれる優しい内容の作品だった。
登場人物たちも一見するとクセが強かったりドライだったりして尖っているように見えるが、内面は優しさや繊細な感情>>続きを読む
主人公がベットの下のレコードを見つけるシーンを観て、あんな風に音楽と出会ってみたかったと羨ましくなる。
多くが監督自身の本当の体験ということで、当時少年だった監督の純粋な目を通してロックの世界への憧>>続きを読む
頼むからいい加減許して!
早くネタバラしの札出してくれ!
と心の中で叫んでしまうほど、本当に最後の最後までどうなるか分からず、ずっと追い詰められてる感覚が続くドS映画。
本当にこれの効果で変わったの>>続きを読む
冒頭からライアン・ゴズリングとアナ・デ・アルマスが一緒に出てきただけで、もうテンション上がった。
今回はアナ・デ・アルマスも一緒に戦う見せ場がたくさんあって◎
アクションは常に新鮮に見えるよう、花>>続きを読む
後見人制度や資本主義による行き過ぎた競争社会、銃社会など、様々な現代の問題が絡み合いつつ、先の読めない展開が上手く作り上げられていた。
内容的にアメリカ社会に向けた警笛にも思える。
生きるか死ぬか>>続きを読む
性別差、貧富差、戦争、恋愛、結婚、家族、親子、夢…
こんなにもたくさんのテーマを盛り込みつつ、それぞれにしっかりと厚みを持たせた描き方がされていて驚いた。
そして、キャストがみんなハマっていて、4姉>>続きを読む
ジュリーもジュリアも愛らしく、人間としての魅力に溢れている。観ていて自然と楽しい気持ちになった。
そしてそれはメリル・ストリープとエイミー・アダムスの魅力そのものでもあると思う。
「大事なのは君の心>>続きを読む
ポール・トーマス・アンダーソン作品としては、比較的王道な恋愛を描いていて見やすかった。だけどやっぱりいい意味でどこかおかしくて個性的。
ハグしたり手を繋いだりキスをするというお決まりの恋愛の流れも、>>続きを読む
全体的には面白かったけど、個人的に大事なラストの所で置いてかれてしまった。
「神の存在意義が揺るがされる」という、重たくシリアスなテーマを扱っている一方で、終始相反するライトな見応えとなっていること>>続きを読む
作品を通して伝えたいメッセージが、直接的過ぎず分かりづらくもない、心地よい調子で伝わってくる。
作中の銀次がそうしているように、この作品自体も様々な古き良き風景を切り取って構成されていて、そのどれも>>続きを読む
そこまでの流れ全てが、ラストの演説シーンを盛り上げるための壮大な前振りに思えるほど、アルパチーノの迫力ある演技が素晴らしかった。
今までに観てきたような、迷える若者を人生経験豊富な大人が導く話とは一>>続きを読む
この手のサクセスストーリーは大抵ラストの大一番で勝つか負けるかのところが印象に残りがちだけど、個人的に1番印象的だったのは体育館で机を並べてカーターを待っていたシーン。
本当に大切なのは目の前の栄光>>続きを読む
夫婦、兄弟、親子、育ての親と子など様々なかたちの愛とすれ違いが描かれていた気がする。
助けたいと思っても口を閉ざされたり、自分のことを知ってほしくても逃げられてしまったり。本当の親子のように過ごして>>続きを読む
タイトル負けしてない良い人生讃歌。
話としては、悪い権力者に対して義理や人情で対抗していくベタなものだけど、子どもの頃から他人のために何度も自分の夢を犠牲にし続けてしまう主人公を応援せずにはいられな>>続きを読む
当時のポルノ映画業界に関わる人々の葛藤や華やかな生活が、ユーモアとポップな映像でエンタメとして観やすく描かれていた。
長回し映像を上手く使うことで、陽気で華やかな7、80年代に実際に居るかのような感>>続きを読む
男の行動心理が全く理解できず、肝心な部分や途中の行動を敢えて省くことで、神出鬼没な殺人鬼の底知れない恐ろしさが上手く表現されていた。
背筋がゾッと寒くなるような
ホラーっぽいスリラー映画。
変わっていく時代の中で、根源的で変わらないものの良さをシンプルで突き抜けた表現で届けてくれる作品。
最新式の戦闘機 対 旧式の戦闘機という作中で描かれる構図だけでなく、配信サービスと映画館、フルCG>>続きを読む
トム・ハンクス演じるフレッド・ロジャースが記者と最初に会話したときのシーンが印象的。
言葉選びや口調全てに人としての器の大きさが現れていて、モデルとなった人の人柄やトムハンクス自身の役者としての厚みが>>続きを読む
生きていると周囲の色んな人の世界の中に、その人の一部が残っていく。そして人の数だけ様々な見え方のその人がいる。
脚を引きずるユキさんに対して、気を遣う大学の院生と気を遣わないこよみ。あれも見え方の違い>>続きを読む
要所要所で斬新さを感じる瞬間があって良かったけど、「シン」シリーズということでさらに新しい要素を期待してしまった。
原作では曖昧な表現をしていた、人間からウルトラマンへ変わる瞬間の演出(拳に入ってそ>>続きを読む
ラストの展開が現実の話ではないことがせめてもの救い。
今となっては、ジェンダーの問題は世界的に顕在化してきているけど、自分の身の回りにいる価値観や考えの違う人に対してどう接しているか?と考えると、規>>続きを読む
よくある「あなた」と「わたし」の1対1の関係では収まらない、リアルな人間関係やSNSやネットが普及した現代の複雑な恋愛事情を丁寧に描くことにチャレンジしていて良かった。
ラストの所で、2D手書きすず>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
サムライミが好き放題やっていて面白かったけど、全体通して考えるとモヤモヤポイントが残ってしまったかも。
キャラがすぐに殺される感じや、音符バトル(原作にある演出かと思ったらそうでもないらしい)、サム>>続きを読む
想像以上に大きな問題が題材になっていたことに驚いたし、その重大さを自分がそこまで理解できていなかったことに落胆した。
信仰に反して真実を明らかにすることの気持ちが、身をもって理解できないのが残念だが>>続きを読む
悪を描いているけど、真の正義が見えてくる作品。
ポルガドットマン
ラットキャッチャー2
ナナウエ
どのキャラも魅力的でもっと観たかった。
ハーレイクインの花畑や、ピースメーカーの仮面越しの戦闘など>>続きを読む
1つのシチュエーションに、少しずつタイプの違う4つのエピソード。
個人的には、コミカルで人間臭い最後の話が好きかな。
作中のセリフ「話が面白ければウソでもいい」の通り、真実が何かではなくどうすれば>>続きを読む
普遍的なテーマながら、リアルで微笑ましいシーンの切り取り方や録音して記録された音声、子どもたちへの台本なしインタビューを通して独自の世界観が作られていた。
マイクミルズ監督は、この普遍性と独自性のバ>>続きを読む
シリーズの中でも特に描きたかったテーマのひとつが、この3作目に込められていたのかなと感じた。
ジョニーデップからマッツに代わったからか、作品全体がファンタジー色よりもシリアスで現実味のあるテイストに>>続きを読む
普通ならその後に起きそうな展開を急激にショートカットしてくる流れに意外性があったし、戦闘シーンのノリノリの雰囲気がガーディアンズっぽくて楽しい。
ただ、時間が短くて見やすい分、話の深掘りは今一歩な感>>続きを読む