荊冠さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

荊冠

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ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス(2020年製作の映画)

1.0

映像の美しさとテーマの面白さに惹かれて観たがストーリーがポンコツご都合展開すぎて、ツッコみ笑いながら観るのでちょうどだった。

青緑の強い冷たい画面が綺麗なので何だか深刻な物語であるように錯覚しそうに
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トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)

2.0

青よりはのめり込めたがまあフランス映画だなと……。
構って欲しくて死亡演出するのメンヘラの心理……。

トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

1.0

綺麗だしやりたいことは分かるけどあーーーフランス映画だーーーと頭抱えてたら終わった。
女のグロテスクさをオシャに描くのが苦手なのでのめり込めなかった……。

7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

3.0

ベトナム戦争の悲劇を描いた映画は多々あるが、そこから具体的な反戦運動に転じた人の心理を掘り下げたところ(というかそんな自伝を映像化したところ)が本作のポイントだと思う。
60年代はカウンターカルチャー
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空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

どう見ても二足歩行者の体の揺れ方をしているメガヌロンちゃんが可愛すぎる。
初めからラドンを出さずに、前半は殺人ミステリーとメガヌロンという怪奇を主題に、後半からラドンとの特撮ドンパチにしているのが、ダ
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ヘザース ベロニカの熱い日(1989年製作の映画)

3.0

YouTubeでたまたまミュージカル版の1テーマ「meant to be yours」を聞いて、いい曲だと思い調べ始めてたどり着いた原作映画。
アメリカの熾烈なスクールカーストの中で苦労する女の子ベロ
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大怪獣バラン(1958年製作の映画)

1.0

『ゴジラ』から特撮の迫力と社会派的な問題提起と人間の葛藤と展開の面白さを抜いた作品。
何故バランが目覚めたのかという説明も、バランを「バラダキ様」と畏れる人々の顛末も一切ない。
とりあえず怪獣が出て東
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アンドリューNDR114(1999年製作の映画)

1.0

やりたいことは分かるし、映像も決して悪くないが、死ぬほど冗長でありきたりなご都合展開に終始しており、本当にあの『グレムリン』やハリポタシリーズを手がけたクリス・コロンバスの作品なのかと正直疑った。
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バスケット・ケース3(1992年製作の映画)

1.0

完全な蛇足。
フリークスの怨恨と歪んだ兄弟愛の切なさが滲む1、2作目に対して、本作にはそんなセンチメンタリズムなど微塵も存在しない。
ただバスケットケースの登場人物を流用してやりたい放題やっただけの荒
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バスケット・ケース2(1990年製作の映画)

4.0

前作から8年後の続編のため、弟役のヘンテンリックの容姿が変わりすぎて初め誰か分からなかった。

前作では怨恨に支配された兄とその犠牲となった弟という構図だったのが、フリークスたちの新天地を見つけたこと
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宇宙大戦争(1959年製作の映画)

3.5

冒頭の国際会議のシーンにて、各国代表の手前に置かれた国旗パネルが古くて面白い。
イランの国旗はまだパフラヴィー朝のもの。
カナダの国旗は1957年から1965年2月14日まで使われていた旧式のものだ。
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バスケット・ケース(1982年製作の映画)

5.0

全てが良い。
チープなカット割りも、シャム双生児の兄のシュールな造形も、その人形を動かすためのコマ撮りも、殆ど蛇足なサービスシーンも。
モンスターパニックものにして、兄のせいで孤独な弟と、弟を妬まずに
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.0

メキシコの家族観や死生観、「死者の日」の社会的意義を伺えるのは勿論、伝統人形・アリブリヘやマヤ文明の聖域・セノーテなどメキシコの文化が背景に散りばめられているのが良い。

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.0

筋は小説だなと言う感じ。
イタリアのそれこそ「太陽がいっぱい」な美しい街並みや風景に観光してる気分になった。

フットルース(1984年製作の映画)

2.5

ダンスと青春というテーマや、橋が重要なモチーフになっている点がサタデーナイトフィーバーだなと思ったら、後半のダンスシーンでジョン・トラボルタのかの有名なポーズが一瞬出てきたから、多少オマージュというか>>続きを読む

チャンプ(1979年製作の映画)

4.0

内容はものすごくシンプルでベタではあるけど、とにかくTJ役のリック・シュローダーが名演すぎて、最初は可愛さに、最後は悲しさにずっと泣かされて悔しい。子供は本当に禁じ手。
アニー役のフェイ・ダナウェイ、
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.5

合間に挟まれる飄々としたウェスタン風BGMが良い。
30そこらで死んだと思ってたら、蜂の巣にされたの24、5だったのか。

さらば青春の光(1979年製作の映画)

4.0

当時のモッズやロッカーズの生態を知りたくて観たが、主人公ジミーの鬱屈や行き場のなさなんかが痛切に分かって、そうなんだよな青春ってこんなにも痛いものなんだよなと思い返す心地。
「ロッカーズはムサくてダサ
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理由なき反抗(1955年製作の映画)

3.0

赤いボンバージャケットは青春と反抗のシンボル。
何か古い映画あるあるなご都合展開がわりとあって、ジェームズ・ディーンの主演作として持ち上げられすぎているけどこんなもんか、という感じではあったが、筋書き
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ガイアナ人民寺院の悲劇(1980年製作の映画)

3.0

人民寺院で起きたことをコンパクトに窺い知るには良い映画だが、BGMが迫真すぎて笑っちゃダメなのに笑ってしまう箇所がちょいちょいある。