安駒さんの映画レビュー・感想・評価

安駒

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市子(2023年製作の映画)

5.0

まさか最後ホラーになるとは思わなかった。
独善的な共犯の男(もはやストーカー!)を偽装心中に使って次の別人へ!
辛すぎる人生でサイコパスの別人格ができてしまったのだろうか

普通なら完全に同情するしか
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.6

日本では盛り上がってない気がする、、?
アメリカでもコケたのか?なぜ?
個人的にはギャレスはゴジラもローグワンもいいと思ってないし、幸運なオタク監督なのかなーと思ってたが本作には素直に感動した。
人間
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デモンズ2(1986年製作の映画)

4.6

ブラウン管から出てきて感染していくってリング以前にあったんだよね
(リング的な怖さはないけど)
あと出産前の妊婦に子供の怪物やグレムリン的な悪魔(うるさい)が腹からでてくるとか
嫌がらせか笑
登場人物
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.4

モキュメンタリーが成立してないのがすごく気になって惜しかったんだけど

X エックス(2022年製作の映画)

4.6

A24制作でポスターのヴィジュアルなどもあいまり、アートホラーだと思うと面食らう。
70年代のクソの汚泥の中で生まれた傑作作品への愛に溢れている。

しかし、70年代ホラーをベースに老人怖いがフューチ
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.7

エンタメアトラクションとしてホラースリラーを楽しめた
ITやストレンジャーシングス的なセンス
ゲーム感覚すぎるきらいは否めない

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

シャンタルアケルマンの映画を初めて見た。冷徹さと愛おしさが同居するような眼差しに震えた。

どんな映画か前情報を得ないまま見るのが1番いいと思う。

(ネタバレ)
アパートメントの小さなキッチン。マダ
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

4.3

2ちゃんオカ板の映画化の中でも1番に面白いのではないか?
元ネタの薄さをデスゲームものとタイムループものとして練り上げていて、スリルがありさらにオチもひとひねりあり。
飽きなかった。
カメラの枠の外に
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王女メディア(1969年製作の映画)

3.8

なぜか溝口のような、能のような浪曲がw
女の恨み、情念がテーマなのかということだけど
イタリアの砂漠と呪術的な雰囲気なので全然合ってないw
セリフほとんどなく、映像で語る方法は見事。
だけどこれは何か
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

まさかshaggsが取り上げられてるとは思わなかった!笑

設定などが強烈だけど
脚本や演出が教科書的で、平均的な共感をバッチリ掴めるようにできすぎていて個人的には物足りなかった


日本映画で同じよ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.4

1作目より良かったんじゃないのか
トムクルがあいかわすオレ最強。に落ちて、青春のような恋をして
どんだけイケイケやねん

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

長澤まさみの意味不明なショットが謎だった
メフィラス星人がよかった

犬王(2021年製作の映画)

3.8

犬王のキャラデザイメージ、
王様ランキングのカゲくんから来てないか??

アネット(2021年製作の映画)

4.2

娘人形がめちゃよかった
デヴィッド・リンチぽかった?

シェラ・デ・コブレの幽霊(1964年製作の映画)

4.3

世界から消失した幻のホラーフィルムとして昔探偵ナイトスクープでも特集されていた。以来、シークレット上映のみで見ることができないまぼろしの映画として有名だったが
アマプラ配信される時代が来るとは、、、
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.7

楽しい、、
ひたすら楽しい、、

意味わからんことはいくらでもあるが全体の話はめちゃ単純や、、
サム・ライミは映画を見る驚きを思い出させてくれる!
最後の最後はMARVELというよりサム・ライミだった
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ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

4.8

刑事がドーナツ食べコーヒーを飲みながら見張りをする。とんでもない悪党に巻き込まれたチンピラがなんとか切り抜けようと夜の闇に向かいながら昔話でもりあがる。
いくら映画的に幸福な時間といえども
シュールに
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ザ・ヴィジル~夜伽~(2019年製作の映画)

3.8

夜伽ってタイトルがいいですね
エグゾシストベースだけど
日本やアジアのホラー的な悪魔の出し方。
でも実はスローターハウス的なオチ。

ババアが謎だった笑

スパイの妻(2020年製作の映画)

4.8

近年の黒沢清の中でも傑作だった!

東出くんが相変わらずサイコパスで怖くて良い。

ライティングにくわえ音響も怪談を意識したようで面白かった。

夫婦の心が通わない映画でした。

異端の鳥(2019年製作の映画)

4.4

娯楽ものとしての地獄めぐり。
エンタメとしてよく面白くできていた

悪名(1961年製作の映画)

4.6

中田康子演じる人妻が異常にエロい。
勝新がまだまだ美青年であった(.しかし河内弁のセリフなど、演技はすごい)

河内音頭を歌うのはこれじゃない

ティーンスピリット(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

とにかくエルファニングのアイドル映画であり、意外なほど圧倒的に上手いエルの歌声とかっこいい映像に限る
友情や恋愛などのティーン感がなく、ロシアのアル中のオッサンとの師弟関係しかなく、逼迫した暗く孤独な
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

2.2

マドンナ総集編的な
CGでも渥美清をだすべきでは?

満男と後藤久美子と池脇千鶴の話は編集含め、ある意味露悪的では??笑
昔のフィルムに頼りすぎ。
それが見たいだけ。
主人公不在のシリーズをなぜやりた
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.9

ルイスブニュエルのような、ブラックコメディとしておもしろかったが、シェルター民の話からさらにもう一段階面白さが変わった
あまりにも韓国の現実を象徴しすぎていて、というか日本も他人事ではなく、ウシジマく
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

4.1

左翼リベラル側からの愛のある右翼マッチョカウボーイオヤジの肯定、あるいはフォーエバー21ギャル肯定を感じたw

LORO 欲望のイタリア(2018年製作の映画)

4.4

現代のフェリーニとは言いすぎか?
大富豪の乱痴気騒ぎとセロトニン切れの鬱状態でもそんな時は大抵金を転がしている。そんな生活をこれでもかというくらい
俗物的に、官能的に、陶酔的に、抽象的な映像美でコラー
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ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

4.7

非常にありきたりな、ベタな脚本とカメラ割、編集、演出なのだが、どれも職人技できっちりと心を鷲掴み。
ボロボロ泣いた。
これが実話だから、ということではなく。
なんといい家族だろうか。

脚色なのかなー
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