画面上で大きな展開が起きているわけではないけど、登場人物の心情は大きく移り変わっている、こういう映画がやっぱり好き。主人公の自堕落な感じや俳優なのに着飾ってない感じが好きだった。自分もこのままだと主人>>続きを読む
湯浅政明の真骨頂はこの作品だと思う。映像表現が革命的で、見たことない演出ばっかだった。映像も内容もカオスで、下ネタもめちゃくちゃ多いのに、こんなに評価が高いことにびっくり。起きていることはシリアスなん>>続きを読む
いつか観ようと思って先延ばしにしてたけど、Twitterで話題になっていたから観た。そんなに面白くはない。ある程度ミステリーに馴染みがある人なら予想できるオチだったから、衝撃や驚きはなかった。
セリフが少なく映像で表現するところは好きだけど、話はイマイチハマらなかった。特殊メイクやCGも所々にあって、ファンタジー要素が強めなのは好き。日本映画からは感じない神秘的な雰囲気を、北欧映画からは感じ>>続きを読む
パート1は序章すぎて全然ハマらんかったけど、今作は話がめちゃくちゃ面白くて、凄く楽しかったし、一区切りついたのが良かった。襲撃されるパート1と復讐するパート2、合わせて一作って感じがする。前作に増して>>続きを読む
難解だよ。脳は現実と虚構の区別をつけることができないってことを描いているのかな。特殊メイクやVFXを多用した世界観が凄すぎる。
真面目に嘘をつくコーエン兄弟による意地悪なブラックコメディが面白かった。劇中で嘘をついたものが痛い目をみるという皮肉。スティーヴ・ブシェミっていっつも叫んでる気がする。毎回インパクト強くて、映画界屈指>>続きを読む
アリ・アスターが『ボーはおそれている』を制作するにあたって影響を受けた作品らしいので観た。ラビの意味を調べるまで知らなかったぐらいユダヤ人のことは何も知らなかったけど、不条理コメディとして楽しめた。ユ>>続きを読む
チャーリー・カウフマンらしい難解な作品。これストップモーションアニメでやる意味あるかなと思ったけど、ストップモーションアニメじゃできない作りだった。他人の顔が全部同じに見え、声も同じに聞こえるのがホラ>>続きを読む
これは中々にエグい作品だった。90分でこの濃密度。メキシコには麻薬カルテルがヤバいというイメージがあったけど、軍も政府もヤバいやん。何も信用できなくなる。幸せを感じていたからこそ、地獄へ堕ちた時の絶望>>続きを読む
この映画を観て、改めてリュック・ベッソンがそんなに好きじゃないことに気づいた。主人公は魅力的なキャラだとは思うけど、ヒーローでもヴィランでもなく、何がしたいのかいまいち分からないのが微妙だった。犬が酷>>続きを読む
こんなに笑ったのは久しぶり。誰か一人に酒を買いに行かせて見守るのとかやったことあるし、童貞・未成年あるあるが共感できた。
1番笑ったのは不謹慎だけど生理の血がついている件。センシティブすぎて笑って良い>>続きを読む
インディーズ映画の雰囲気やgeekな感じは好きだけど、残酷すぎて嫌い。男の気持ち悪いところが充満してた。ウォールが精神異常者すぎて不愉快。『バッファロー’66』みたいにこういうキャラって本当は良い奴で>>続きを読む
Ken CarsonがProject Xのジャケ写でオマージュしてるから観た。究極のおバカ映画だった。無茶苦茶すぎて爆笑。これでハッピーエンドなのが凄い。Yeah Yeah YeahsやKid Cud>>続きを読む
男の妄想みたいな映画。こんなん憧れるわ。お姉ちゃんから音楽を教わるのとかめちゃくちゃ良いやん。主人公が傲慢でうんちくばかり話すような音楽オタクじゃなくて、純粋無垢で本当に音楽が好きなのが良かった。ペニ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
観客を煽る予告だったのに対して、そこまで意外性はなかった。子供の演技を逆手に取った展開は良い。主人公がサイコパスなのはわかるけど、殺人の動機薄すぎん。金子修介が監督したこともある『DEATH NOAT>>続きを読む
脚本が巧妙すぎてめちゃくちゃ面白かった。演出やカット割が尖っててめちゃくちゃかっこいい。ドラッグムービー観てるみたいなテンポ感。『ファイト・クラブ』と『トレインスポッティング』掛け合わせたみたいな八百>>続きを読む
クライム映画ばっか撮っているガイ・リッチーが、重厚な戦争映画を撮ったことにビックリ。話は予告で言っていた通りの内容で意外性はなかったけど、いつ襲われるか分からない緊張感があって、ずっと手に汗握っていた>>続きを読む
生きる意味を見失い、日々をつまらないと感じている自分にピッタリの映画だった。テレビは持たず、携帯はガラケー、音楽はカセットテープで聴き、書を好み、植物を育て、デジカメで写真を撮り、ルーティン化された日>>続きを読む
たぶん、監督が色んなことを描きたかったんやと思うけど、色んな要素を詰め込みすぎてて何を伝えたいのか分からなくなってた。原作に忠実なら仕方ないけど。杉咲花の演技は自然で良かったけど、他の主要人物のセリフ>>続きを読む
ポスターがつまんなさそうすぎて避けてたけど、序盤にある爆発シーンをYouTubeで観て面白そうだったから観た。凄すぎて言葉失うわ。世界観の作り込みが凄くて、どうやってこのセット用意したんって感じ。長回>>続きを読む
3時間はあっという間だったけど、全然面白くなかった。家族愛が刺さらなかったし、感動しなかった。脚本をクリストファー・ノーランの弟が手がけているからか、ノーラン作品にある厨二病感や男臭さを感じられなかっ>>続きを読む
この世で最も良い映画に出会った。俺の中で、この映画を超える映画はもう出てこないと思う。この家族は側から見たから負け組かもしれないけど、彼らにとっては勝ち組だよ。
毎回同じような内容なのに、マ・ドンソクが強すぎるっていうギャグに全然飽きない。マ刑事と日本のヤクザの組み合わせがめちゃくちゃ良い。アクションも笑いもパワーアップしてた。個人的にはクスッと笑うぐらいだっ>>続きを読む
てっきり『ルビー・スパークス』みたいに小説の内容がまんま現実になる話かと想っていたら、そういうことじゃなかった。ポスターが詐欺すぎて、悪い意味で騙された。脚本をマシュー・ボーンとは別の人が手がているか>>続きを読む
映画館も街も人も好きすぎる。ただ優しいだけの映画ではなく、時代背景もしっかり描かれていて辛い場面もあったけど、ラストは前向きなのが良かった。
ブラックカルチャーを題材にした作品を搾取する白人に対しての皮肉が効いていて面白かった。主人公が皮肉混じりに書いた小説が案の定白人に評価されていくのが笑えるし、小説のタイトルを決める流れや逃亡者の演技を>>続きを読む
タイカ・ワイティティ監督の前作『ソー : ラブ&サンダー』が賛否両論あっただけに不安だっけど、笑いと感動の塩梅が良くて、楽しめる映画だった。誰にでも予想できる展開なんだけど、捻ってない感じが逆に好きだ>>続きを読む
モービウス以下なんてことはないけど微妙だった。嫌いとかじゃなくて、話がつまらない。てっきりメインの少女3人がヴィランと戦うのかと思っていたら、全然そんなことなく、序の序ずきた。地味すぎて盛り上がりに欠>>続きを読む
ずっと言ってるそのゴリラオオカミってなんやねん
そんな生き物おらんねん
ミステリーを期待した人からしたら満足できない内容だったと思うけど、自分は事前に法廷劇だと知っていたから、まあまあ楽しめた。この映画からは憶測や主観に対する皮肉を感じた。夫は自殺したのか、妻が殺害したの>>続きを読む
うる星やつらを見たことがなかったけど、この映画が異様なのは伝わった。主人公たちのいる世界がずっと混沌としていて暗いし、うる星やつらとはかけ離れてるであろう規模感の話なんだけど、主人公の性格を活かした展>>続きを読む
デストピアな世界観をCGなしで再現した凄さや後の映画に影響を与えたのは分かるけど、いかんせん話が面白くない。派手なアクションもなく、落ち着きのある映画だった。