マヒロさんの映画レビュー・感想・評価 - 71ページ目

ふたりの男とひとりの女(2000年製作の映画)

3.0

黒人三兄弟のキャラクターが最高です。
映画全体を見ると、僕の嫌いな下ネタや不謹慎ネタが多くてノリきれない部分もあったのですが、とにかく三兄弟がいいキャラ過ぎてそこらへん全部許せてしまいました。他にいな
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.5

タイムスリップものにしてはやたらとスケールの小さいお話だが、下手に壮大で難しいテーマなどを盛り込んだりせずに、ゆる~いギャグと王道な展開でのんびり進んでいくので、変に気負わず観られるのが良かった。
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トゥルー・グリット(2010年製作の映画)

4.0

コーエン兄弟にしては珍しくかなり真っ当な西部劇ではあるのですが、どこか冷めているというか、わざとカタルシスのない展開にしているようなところが見受けられるのはいかにもひねくれ者のコーエン兄弟らしいなぁ…>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

3.5

映画にするにあたって多少の脚色はあったのでしょうが、この作戦が実際に行われたことであるというのは驚きです。
…が、基本展開が「正体ばれそうヤバイ!」→「大丈夫でした」の連続なので、終盤少々マンネリにな
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コン・エアー(1997年製作の映画)

2.5

爆発いっぱい、死人いっぱいの分かりやすいアクション映画です。
主演のニコラスケイジを始め、凶悪犯を演じるブシェミやマルコビッチ、優秀な捜査官のジョン・キューザックなど、個性の強い役者が揃っていますが、
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

4.0

ある一つの事件を、時間軸をバラバラにして再構築&さまざまな登場人物の視点から描くことで面白くみせるという「パルプ・フィクション」と似たような映画です(こちらの方はだいぶマイルドですが)。
画面の粗さや
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

4.0

どうしようもない奴らがぐだぐだとどうしようもないことをやり続ける、というだけの映画なのですが、本当にどうしようもなさすぎて登場人物全員が愛おしくなること請け合いです。この唯一無二の雰囲気、はまる人はと>>続きを読む

アドレナリン(2006年製作の映画)

3.5

ガイリッチーの作品に出ていたころのクールで落ち着いたステイサムはどこへやら、思い切りバカに振りきれています。
下手に恋愛描写やら親子の確執やらを描く大作アクション映画と違い、シリアス要素0で突っ切って
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イベント・ホライゾン(1997年製作の映画)

1.5

SF版ヘルレイザー、といった感じの映画ですが、ヘルレイザーのセノバイトのような魅力的なキャラがいるわけでもなく、何か目新しいものがあるというわけでもなく、どうも盛り上がりに欠ける映画です。タイトルはカ>>続きを読む

トレマーズ2(1996年製作の映画)

2.0

1であれほど恐ろしかったグラボイズが、簡単に対策されてホイホイ殺されていってしまうのがなんとも泣けます。代わりに出てくるやつも厄介といえば厄介なのですが、小さい上にほとんどCGなのでグラボイズほどのイ>>続きを読む

プロメテウス(2012年製作の映画)

2.5

突っ込みどころと説明不足な点が予想以上に多くて辟易。一応エイリアンに繋がる話だ、と聞いてはいたのでそこを楽しみになんとか見ていたのですが、その繋がりすら大したことなくてひたすらがっかりさせられました。>>続きを読む

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.0

タランティーノ作品ということで変なハードルを上げてしまった感。
オトナな恋愛の話だけど、改めて観るとまた違った感想を抱くかも。

トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

4.5

邦題はB級SFっぽいですが、中身はシリアスな近未来SFです。
扱っているテーマは重いものの、娯楽性というか、映画的な楽しさを失わずに作られている傑作だと思います。
序盤主人公がコーヒーショップから出て
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遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

4.0

モンスターに関しては、カーペンター版独特の気持ち悪さをそれほど損なわずに上手いことやってるなーという印象でした。CGを使っているため、明るい場所で動きまくる姿を見られるのは嬉しかったですね。

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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.5

青葉屋での超絶チャンバラや突然のアニメ、カタコト日本語など、前作にあったぶっ飛び演出はほとんどなくなり、だいぶ落ち着いた作風になっています。
ユマ・サーマン演じるザ・ブライドも、1と比べるとメソメソし
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エクスペンダブルズ2(2012年製作の映画)

4.5

とりあえず頭の悪そうなセリフ、あまり可愛くないヒロイン、しょっちゅう飛び出すジョークなど、アクション黄金時代の映画を踏襲したような内容にめちゃくちゃ興奮しました(ヒロインの問題が意図的なのかどうかはさ>>続きを読む

宇宙戦争(2005年製作の映画)

4.0

得体の知れない怪物に襲われる一般人を描いた作品としては抜群に面白くて、流石のスピルバーグと言った感じ。
最後の最後に死んでたと思ってたある人が生きてた……という甘っちょろい展開が取ってつけたように出て
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シューテム・アップ(2007年製作の映画)

3.0

中学生の妄想みたいなステキな描写が絶えず流れ続ける素晴らしい映画。

コラテラル(2004年製作の映画)

4.0

クールな殺し屋ながらどこか抜けているトム・クルーズが、ジェイミー・フォックスを連れまわしながら人を殺しまくるお話。
話だけ見るとなんか変な映画なんだけど、基本画面がバリバリに美しいのがまた面白い。

デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2(2003年製作の映画)

4.0

正に「ジェットコースター」と言うべき凄まじいスピード感の予知夢シーンは圧巻です(自作が本当にジェットコースターになってややこしいことになってしまったのは残念)。
ラストも、なんだかモヤモヤの残る他シリ
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ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.5

ピタゴラスイッチ式で人が死んでいくというアイデア、ホラーとコメディの瀬戸際にあるように思えます。まだ最初の作品なのであまり奇抜な死に方などはしないのですが、ホラー映画に慣れている人から見たら色んな死に>>続きを読む

プレステージ(2006年製作の映画)

1.5

ただ単に、おっさんマジシャン二人がムキになって喧嘩してるのを延々と見せられ続けている気分になりました…。
しかもオチはオカルト頼み。マジシャン同士の喧嘩なら、最後まで普通のマジックで終わらせてくれたら
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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.0

ショーンオブザデッドがゾンビ、ホットファズが刑事物・ガンアクションにリスペクトを捧げた作品だとしたら、これは日本のマンガ・ゲームにリスペクトを捧げた作品だと言えます。 劇中ではゼルダのBGMやSEが使>>続きを読む

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.5

ゾンビ映画への愛とオマージュに溢れた異色のコメディ映画。
ゾンビが現れた際、主人公達がしばらく気づかずのほほんとしていたり、気づいたら気づいたで大慌てで物置の物を適当に投げつけまくってみたりと、コメデ
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ツインズ(1988年製作の映画)

3.0

シュワのコメディの才能(?)が開花した
作品ですね。前年「プレデター」「レッドブル」をやっていたとは思えないほど、純真で無垢な役を演じるシュワルツェネッガーが見れます。萌えます。

スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい(2007年製作の映画)

2.5

登場人物がやたら多いうえに、シーンがバンバン切り替わるので名前を覚えるのが一苦労です。中には誰だか覚える前に死んでしまった人も…。ストーリーもはっちゃけ一辺倒ではなく、急にシリアスになるので戸惑います>>続きを読む

ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

4.5

名コンビってのは正にこの映画の二人のようなコンビのことをいうんでしょうね。
ストーリーや演出が斬新だったり衝撃的な場面があるわけではないのですが、最後まで安心して見られる良作です。撮影当時、デニーロは
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96時間(2008年製作の映画)

2.5

「コマンドー」から“コメディ要素”と“筋肉要素”を取り除いたような作品です。要するに、物足りない作品です。一番大事な部分がなくなってるよ!

パラサイト(1998年製作の映画)

3.0

ロバート・ロドリゲス監督の作品ですが、脚本が本人ではないからか、彼らしさ、具体的に言うと「ラテンっぽさ」が全くない異色作です。とは言っても、最初に見たロドリゲス監督の映画がこれだったので(次がスパイキ>>続きを読む

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.5

冒頭のシーンからずっと目が離せないです。三時間近くある映画で長さを感じなかったのは今のところこれぐらいですね。この映画だけで戦争を分かった気になってはいけないのでしょうが、戦闘シーンの描写や戦場での兵>>続きを読む

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤からハチャメチャやってきたぶん、ラストの物悲しさが際立ちます。普段は病気で人が死ぬような展開はあまり好きではないのですが、これは雰囲気とかのおかげで許せてしまいました。

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

3.0

この不条理で薄気味悪い感じは、日本でいう「世にも奇妙な物語」のような感じでした。アイデアは好きなので、もうちょっと短くまとめてほしかったかなーと思いました。

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.0

レザーフェイスの登場シーンが格好良すぎ。いきなり現れて、有無を言わさずぶん殴って、ドアをピシャッと閉めるその姿、それだけで何かヤバいもん見てしまった!という気にさせられる。そのあとに静かに響く重低音も>>続きを読む

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.5

雪の中の閉ざされた基地というシチュエーション、おぞましいモンスターの造形、緊迫感のあるストーリー、全てが完璧です。今見ると若干チープに見えないこともないですが、そのチープさが逆に不気味さを醸し出してい>>続きを読む

ファーゴ(1996年製作の映画)

4.0

雪で真っ白に染め上げられた田舎町で巻き起こる殺人事件を描いた映画。

素人がお金に関して色気を出すとロクなことにならないよ、というテーマはコーエン兄弟お得意のものだけど、果てしなく白い風景や、殺人が起
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トゥルーライズ(1994年製作の映画)

4.0

ジェームズ・キャメロンとシュワルツェネッガーが『ターミネーター』2作に続いてタッグを組んだアクションコメディ。
内容はいつものシュワコメディと同じく、まぁくだらないんだけど、流石キャメロンだけあって予
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