NFさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

3.0

クトゥルフは人間の力では解決できず理解も不能、てとこが特徴だと思ってるので、普通のSF映画のように敵を倒したり脱出したりの解決法は期待できない。
登場人物たちが不安や恐怖であたふたする様や異形の映像を
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キリング・マシーン(2020年製作の映画)

3.0

全体的には程よくまとまっていて悪くないのだが、やっぱり少し地味だったかなという印象が残る。
なるべく暴力では解決しない、がテーマの様なので狙ったのかもしれないが。
そういう意味ではマリオヴァンピープル
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.8

そうきたか!
1作目も異色のコミックヒーローものだったが、今回もかなりの変化球だった。けど嫌な気はしないのが、監督のコミックヒーローに対する愛情が見てとれるから。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

自分より下だと思ってた人が実は結構頑張っていたり良い人だった、というのは日本でもある話で、それだけにこの物語は日本人でも共感できる部分は多い。
人の多面性を見ることで社会への向き合い方が変わる話をこれ
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キックボクサー リジェネレーション(2015年製作の映画)

2.4

続編かと思ったらリメイク。多分オリジナルと大体同じストーリー。
格闘シーンが良ければいいや、の気持ちで見始めたが、主人公含めて全体的にヴァンダムクオリティ。アドキンスやマルコザロールの超人アクションに
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ザ・サイキック 覚醒の賢者(2017年製作の映画)

2.3

見所はもちろん格闘アクション。逆にそれ以外は中二感が強すぎて観ていられない。
主人公の動きがキレキレで、アドキンスやドニーを彷彿とさせる。というか明らかに寄せに行ってる。
あと何故かアジア人よりも欧米
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老人Z(1991年製作の映画)

3.9

もう30年弱前の作品だが、物語自体は全く古くない。絵柄に少し古さがあるぐらいだが、動きは滑らか。美術デザインと音楽はAKIRAに通じるものがある。
アナログアニメのピークがこの頃だったような気が。
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白蛇伝(1958年製作の映画)

2.7

絵柄は古いのに、フルアニメーションで動くキャラクター達がすごく生き生きしている。動物キャラの動きはディズニー映画に似ている。
1人十役とか凄いな。それだけ黎明期だったということか。

ディヴァイン・フューリー/使者(2019年製作の映画)

3.0

序盤のドラマが結構長くて、ちょっと眠たくなる感じだが、後半戦う決意をしてからは勢いがあって良かった。
アクションもホラーもあるが、ジャンルとしてはドラマ映画っぽい。
キアヌのコンスタンティンにちょっと
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オーヴァーロード(2018年製作の映画)

3.6

大量予算を投入したB級アクションホラー。
ジャンル映画に求める映像が大体詰まっていて良かった。逆に言えばそれ以上のものは特に無いんだけども。

タイガー・バレット(2018年製作の映画)

2.3

なんかもう色々とっ散らかってて、滅茶苦茶。ジャケットを見る限りはランボーみたいなミリタリーアクションかと思ってたが、実際はサスペンスみたいな展開。
最後はガッツリアクションで締めるが、そこまでが長い。
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デンジャラス・チェイス(2019年製作の映画)

2.1

香港映画風のファンタジーSF
ジャケットのような銃も派手な銃撃戦も無い。
スコットアドキンス、アンディオン、殺陣がティムマンなので期待通りのシーンもあるが、それ以外の部分が酷い。さすが製作ロジャーコー
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ローンウルフ 真夜中の死闘/レイト・フェイズ(2014年製作の映画)

2.1

物語自体は割と良かったけど、狼男の造形とアクションシーンがチープ、音響のバランスが悪すぎる
1ヶ月も準備期間あるんだからどんな罠と武器用意するのかと思ったら、意外と出たとこ勝負だった。あと盲目の割に射
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セキュリティコール(2016年製作の映画)

2.8

意外と豪華キャスト、話のテンポも編集も割と大作感あるので飽きずに観れる。
撮影と映像にどうしても低予算感が漂うので気になる人もいるだろう。
脱がないナターシャヘンストリッジと動かないスコットアドキンス
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アイアン・スクワッド/甲鉄戦線(2016年製作の映画)

2.2

映像がVHS風なので何かこだわりがあるのかと思ったが、特にカッコいいショットも無い為、単にCGのショボさを隠す為だけだったようだ。
トレホの息子役のドラマ、もっさりした格闘シーン等、無駄に時間が長い。
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.2

TVシリーズの印象だと少佐の死を乗り越え成長する話だと思っていたので、序盤から実は生きてました展開に唖然
話自体はオーソドックスな感動ものだが、演出がいちいち、さぁ、泣かせに来ますよ!感が全開で大人の
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プラネティスト(2018年製作の映画)

2.7

ややスピリチュアル系のネイチャードキュメンタリー
渋川清彦、窪塚洋介、中村達也等、豊田利晃監督所縁の面々が出演しているのでソナチネっぽく見えなくもない。

破壊の日(2020年製作の映画)

2.5

なんかよく分からんがめっちゃ怒ってる
社会への怒りの勢いだけで一本作っちゃったか

コロナマークⅡ

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.2

IMAXで鑑賞
全体的な物語は大体理解出来るものの細かいディテールがよく分からない
あえて説明しないので、辻褄が合っているのかどうかもよく分からない。
なんかよく分からんが凄いものを観た気がする。
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

2.9

終盤のアクションシーンが唯一良かった。求めていたのはこれの筈なのに、序盤はやたらと回想シーンばかり見せられ、テンポが悪い。サイコパスの心を構成で表現したつもりなのかもしれないが、それなら別ジャンルでや>>続きを読む

魔界都市<新宿>(1988年製作の映画)

3.0

スターウォーズを分かり易く現代オカルトアクションに取り込んだ感じ。
80年代の少年ジャンプ的な王道展開なので見易いが、川尻善昭に求めているのはこれではない。
多分作っている人達もそれが分かった上での、
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吸血鬼ハンターD(1985年製作の映画)

2.5

川尻善昭版と間違えて観た。
大体は同じだが、全体的に雰囲気が明るく、当時の全年齢対象といった感じ。
エキストラの中に北斗の拳のマミヤがいた気が。

フューリーズ 復讐の女神(2019年製作の映画)

3.2

美女と野獣のペアはビジュアル的にも設定的にも面白いし豪快なゴアシーンも良かったんだが、裏にデスゲームが絡むと何故か少し興醒めしてしまう。
最初の犠牲者の子は結局何が狙いだったんだろう。システムに勘付い
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爆裂魔神少女 バーストマシンガール(2019年製作の映画)

2.6

作品としての完成度を高めることを捨て、奇抜な描写を突き詰めた映画。
滅茶苦茶に見えるが、ストーリー自体はオーソドックスな復讐劇。
邦画は地味な文芸映画やシュールなコメディばかりなので、こういう映画も必
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ダブルフェイス 潜入者(2019年製作の映画)

2.4

潜入捜査もの特有の騙し合いや知的な駆け引きは一切無い。何故このジャンルを選んだのか疑問に思う程。
無駄に多い登場人物、全く纏まっていない物語、格闘アクションが結構良い出来なだけに全体的な完成度の低さが
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ガネーシャ マスター・オブ・ジャングル(2019年製作の映画)

2.7

本題に入るまでが長い。中盤まで中途半端なインド映画を見せられた上、後半はまた中途半端な香港映画を見せられる。総じて出来の悪いトムヤムクンを見せられたようだ。 ハリウッドの中の下の人がインド映画を作ると>>続きを読む

神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

3.2

1作目より楽しめたのは確かだが、結局のところ前作は序章で、こっちがメインの話のようだ。
前作よりアクションシーンが少ないのもあって、最早娯楽映画ではないかのようでもある。
とってつけたようなラストはち
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ゲットバック 人質奪還(2016年製作の映画)

3.1

あまり期待せずに見始めたら、割とスピーディな展開でアクションの見せ方も悪くない。殺陣はティムマン。
物足りないのは、強敵が1人しかいないことかな。ハリウッド映画ならもう一段上の見せ場をあと一箇所は作る
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デイライツ・エンド(2016年製作の映画)

2.8

太陽に弱く、ヘッドショット以外でも死ぬ辺り、ゾンビというよりはアイアムレジェンドの感染者に近い。
そこそこ派手な銃撃戦とディストピア感は良かったが、肝心のストーリーの話運びがイマイチ。
防弾チョッキ着
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超級護衛 スーパー・ボディガード(2016年製作の映画)

2.3

全体的に漂うこのダサさ、わざとなのか本気なのか。まず主人公の服装が致命的。まあそれは終盤変化するからいいものの、俺を見ろ的なナルシスト全開な感じが気持ち悪い。何故だろう。ドニーだったら何も思わないのに>>続きを読む

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.0

最初は学校行事で仕方なく来た感じ、分かるなーと思いながら見ていた。
次第に変化していく状況に、最後は一緒に応援したくなってしまった。
努力しても報われるかは分からないけども、努力した事自体を大切にする
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鬼手(2019年製作の映画)

3.1

前作よりも笑いの要素が減り、バイオレンス、ノワール感が増した。
だがアクションシーンは前作よりも減り、より囲碁にフォーカスした感じ。
終始雰囲気が暗いので、エンタメ的には1作目の方が面白かった。
結局
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沈黙の達人(2018年製作の映画)

2.9

セガールが脚本もしているぐらい気合が入っているせいか、ちょっとだけ痩せたような気がしないでもない。
いつものセガール映画よりはクオリティが高い気もするが、多分脇役にアクション俳優が揃っているせいだろう
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デス・バレット(2017年製作の映画)

3.0

思った程難解ではなかった。
唐突にイメージショットが挿入されたり、クローズアップが連発したりするのは鈴木清順ぽいなと思った。
綺麗な映像は目で楽しめるものがあるが、低予算を誤魔化している様にも思えてし
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神の一手(2014年製作の映画)

3.5

囲碁映画にこんな可能性があったとは。
まさか囲碁にバイオレンスを絡めてくるとは思わなかった。囲碁の内容が分からなくても充分楽しめる。
しかし韓国では囲碁ってあんなに競技人口多いの?

ホーンテッドテンプル 顔のない男の記録(2017年製作の映画)

2.8

中盤までの雰囲気は目茶苦茶怖い。普通の日本の風景が、薄暗くジメジメとした何か起こりそうな陰鬱な風景に。和洋折衷な音楽や効果音も良い。
掴みは結構良かったけど、これから何か起こるぞって時にドタバタっと強
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