人が根源的に何を不快に感じるか、最大公約数的な答えのひとつにたどり着いているのかもしれない。
それはグロテスクさなどの描写じゃなくて、「意志疎通にバグのある他人」「自分の家という聖域に上がり込まれる>>続きを読む
小麦粉の配給のお裾分け貰ったのに泥水で泥団子にして食べる狂人のおっさんとか、絶対見たことないと描けないですよね
微笑ましいレベルの痛々しさとかでも、拗らせきってるどうしようもなさでもなく、本当に普通の女の子なのが辛かった…。ひたすら理想に向けた行動への現実からのレスポンスの残酷さを描写してくる
下手したら「ウェ>>続きを読む
おそらく最も「ギャグ漫画日和」に近い映画。
タイカ・ワイティティ監督「異常な状況下にいるのに異様に悠然としている面白キャラ」の描写上手すぎませんか
アダム・ドライバー、声超良いですよね…。
冒頭の長所を羅列していくモノローグで泣けてくるもんな
ほとんどラストのロングショットしか記憶に残っていないんですが、濱口竜介の『PASSION』のラストの元ネタってこれなんですかね
全く怖い要素のないポイントで恐怖を煽る音楽を流されると、否応なく不穏さに対する心構えが出来るな
主線なしの色面だけで動かしても人物と背景が埋もれないのは色彩設計が余程考え尽くされてるのかしら
「回路」よろしく、小規模で発生したシチュエーションが実は世界規模でした構造は興奮を隠し得ない。
終盤のボスラッシュみたいな展開ほんとすき
GOTロスが続いているのでクリスチャンベールが最初ジェンドリーにしか見えなかったな
友人の誘いを断れない人間にとっては胃がキリキリ痛い展開だった…。
なんだかんだ忠義と友情秤にかけつつどっちも優先するにはあれが正しかったんじゃないですかね。
終盤の物悲しさの訴求力すさまじかった
漫画史上屈指のベストバウト、真淵拓馬戦。血沸き肉踊り金玉震え上がる良い映像化だった。
宮本が池松だとちょっとアンニュイすぎないか?と最初思ったが、炊飯器でメシ食うあたりからかなりハマった。
そ>>続きを読む
製作陣、おもちゃの気持ちに肩入れしすぎて「イノセンス」のバトーさんの境地にいってません?
このレビューはネタバレを含みます
名作古典のロマンを上手に摘まんでいって王道活劇に構成してくれて大満足なんですが、まさか宇宙猫までやってくれるとは。俺はこういうのに弱いんだよ
今年の夏は何処へもいきませんでしたが、これをみたので行ったことになりました
テーマ構築と構造の面白さ極まれりといった印象。
これ、もし友達から「今こんなもの作ろうとしてんだよ」って構想だけ教えてもらうことがあったとしたら面白そうすぎて脱糞して泣いていたかもしれない。
それ>>続きを読む