千頭利地蔵さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

千頭利地蔵

千頭利地蔵

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恐怖の報酬(1953年製作の映画)

4.3

こっちのほうが二人一組であるところを活かした危機設計が上手かった印象。 
女…お前は何…?

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

まさかヤバい赤ちゃんプレイの共依存関係になるとはなあ…。 
姉との近親双姦的信頼関係を上回るには、ママになるしかないのだ…

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.0

ラスト付近の、完全に警戒を解いてしまった段階で思いっきり鑑賞者側を殴りにくるのでモロに食らってしまった。

ピクニック(1936年製作の映画)

4.8

ジャン・ルノワール、会話が良すぎる…。未完成と言うが、一つ一つの台詞の強度によってすべてのシーンが絵画のように成立していたのでこれで充分すぎると思うほど

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.5

これが同じ産道を通った者同士しか到達できない境地か…

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.2

良くできたアニメの総集編映画みたいだった。 
めちゃめちゃ雑な展開でもミュージカル演出で力業でノせてきちゃうのずるいな

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.6

短いくせに全編に渡ってとんでもない緊張と感情が張り巡らされていてメチャメチャ疲れました。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.1

あからさまなほどテーマを語るために全てが配置され、動かされているのだけど、それがあまりにも完璧な練度で繰り出されるので没入してしまう…。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.4

小規模低予算映画だとしても、この設定、設計で押し切るんだ、という監督の覚悟は相当なものだと思いますね

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

5.0

初PTA。えらい好みだった…映画を構成する要素のひとつひとつが全く映画的な(ファンタスティックな、華やかな)ものでない、それが良い…。 
こんなにも些細なもので精神を磨り減らし、保証のない空理空論を拠
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

5.0

これに感動して泣けたということ…、それは自分のこれまでの人生を、「好き」を肯定してくれたも同然なんだよな。ありがとう…ありがとう。 

最後のハリデーの台詞、ラストでウェイドが選択したことは一つの解釈
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.6

物語としての最低限の強度は脚本にお任せして、題材をもって奇天烈に遊び尽くした印象。 
劇場観賞じゃないので映像の暴力も距離を感じてしまったというのもあってあんまり乗れなかったですね。 
とにかくこれは
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

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少なくともあと1年は毎日MCUのこと考え続けてしまう人になってしまった

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.6

あるシーンを境に、一斉に観客が襟を正すかのように観賞姿勢が変わったのですが、あの緊張線の張り方が凄かったですね…

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.3

いたいけなガキ達をロックで洗脳して人生をロックに修正していってしまう話。
『アイアン・ジャイアント』よろしく、やっていることは洗脳に代わりはないのに最終的に物凄く健康な話になっていくの、幻想が無理や
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

バチバチの実体として自分の鏡像が目の前に現れると超コエーという気付きを得た。
『HUNTER×HUNTER』の暗黒大陸編が待ち遠しい人は観てみるといいと思います。

何者(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

サブアカのツイート読み上げられるだけでミステリーの真相パート観てる気分になるとは

ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

3.8

これ、中盤からカンフー映画の文脈じゃないですか?「霊拳」でしょ

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.3

シェイプオブウォーターでも思ったけど人物の秘匿している生々しい性の側面を描写してくれるとたちまちその人物が“いる”と思わせられる。その裏付けがとれる感じでいいですね

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

出来事としては非常に瞬間的であり直ぐに収束する。刹那の決断、その背後にある当事者の生い立ちと日常をとても力の抜けたタッチで叙述してくれたからこそ一瞬の出来事を超重厚に受け取れる。
こんな演出法がある
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.1

牙の首飾りから生成されるスーツ、スーツが吸収したダメージを解放するエフェクト、祖霊のヴィジョン、民族×超文明の各種デザイン…ビジュアルが圧倒的に勝ってしまっているので抗えずにウットリするだけなんだよな

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

ゆで卵を作る数分間に自慰をさせないためにシリアルは開発されたんですね…

星くず兄弟の新たな伝説(2016年製作の映画)

4.1

リアリティの審級が数分おきに入れ替わるので数分前に観ていた映画とは違う映画になっていく…。
語る言葉が出てこないけれど間違いなく楽しい映画ではあった…

パディントン(2014年製作の映画)

3.3

敵のエロいババアの二次創作を考えていたら映画が終わっていました