簀巻きにされた市が助かるシーンはあまりに不自然。浪人が出てくると必ず市と対決になる。そして斬られる。
モンゴル映画ならではのオリジナリティーが感じられなかった。いろんな国の映画を真似した感じ。
大正浪漫三部作は好きだが、この映画は何が面白いのかわからない。田中裕子は綺麗だった。
吹き替えで見た。排泄シーンを描かなかったことで、リアリティーが薄くなったように思う。
女の裸が出てこないと不満なのでアニメは苦手。
下品でガサツな運動部の雰囲気が好きになれない。
せっかく江戸川乱歩の世界を映像化するなら、もっと変態的猟奇的な映画にして欲しかった。
「必殺以前は芸歴ではなく雑歴」と言っていた藤田まことだったが、これほどの渋い演技を見せていたことに驚愕。
30年前、うっかり吹き替えのビデオを借りてしまったので、BSで字幕スーパーで見直した。
スーパーが進出して個人商店を潰していくのは、この時代から既にあったんだな。昭和30年代というと明るい時代だと思われがちだが、陰鬱な映画だった。