形だけの武士道なんて見たくない。七人の侍みたいに、農民のために泥まみれになって命を張るような侍が見たい。
良くも悪くもこの映画が作品賞を受賞したことで、アカデミー賞の歴史は大きく変わってしまった。
この頃、映画に対する関心を失っていた。映像のデジタル化についていけなかった。
30年ぶりに再見。バブル崩壊直後の作品。まだサラリーマン賛歌が作られる余裕があった。子供をターゲットにしてないのが良い。
いわゆる難病物の元祖か。当時の日本人にはニューヨークの街並みやスカッシュが、すごくオシャレに写ったんだろう。
ハンニバルの悲しい生い立ちを描くことは、彼の狂気を正当化することにならないか?得体の知れない恐怖の方がよかったのでは?
後日談の後は前日譚。主役はレイフ・ファインズでハンニバルの出番は少なめ。