座頭市のファンだったブルース・リーは、日本人役に大映の俳優を指名。で橋本力は大魔神の中身の人。ラストはニューシネマを意識したのか?
遺作となった燃えよドラゴンに比べて、リーの顔色と身体のキレが格段にいい。アクションスター、ブルース・リーを堪能したいのなら本作である。
この映画をきっかけにブルース・リーの大ファンになり、遺品展に出かけ、またフィギュア、ヌンチャク、カンフースーツ等グッズを買いまくった。
オープニングの音楽がもろに80年代チックな打ち込みで、映画の世界観にそぐわない気がした。イーストウッドも頭が淋しくなった。ちょっとソンドラ・ロックをフィーチャーしすぎでは?
さすがにハリーのキャラクターが、時代にそぐわなくなった感がある。イーストウッドも老けた。しかし彼の本領発揮はこれから。監督として名作を連発するんだから、すごい役者だ。
高校時代、クラスにジェームズ・ディーンが好きな女の子がいた。赤いブルゾンが似合う日本人っていない。