昔、日テレ月曜深夜に水野晴郎が自分の好きな映画を放映する番組があって、二週に分けて見た記憶がある。あの番組はよかった。
菅原文太追悼記念に図書館のレーザーディスクで見た。名台詞の数々。青春映画と見ることもできる。
面白かったが、三船敏郎は死ぬまで三十郞のキャラを背負うことになってしまった。エキセントリックな菊千代の方が、遥かに魅力的だと思うのだが。あと仲代達矢は準主役の方がキャラが立つ。
札幌を舞台にしたことがあまり活かされていない気がした。優作世代の自分としては松田龍平主演の探偵物語のリメイクを期待してしまう。
アル・パチーノが最高に情けなく、最高にカッコいい。脇のジョン・カザールも捨てがたい。
よく見るとお父さん役の俳優が出ていない。ジェニファーも替わってる。
映画史にここまでレベルの高い三部作は、他にはないんだろうな。
前作では僅かに残っていたテレビ版の雰囲気がなくなり、恋愛要素が加わりアクションも増えて軽くなった印象。気になったのが、変装がもはやイーサンの特殊技能でなくなったこと。
イーサンの結婚エピソードは不要と思ったが、バチカン侵入からデイビアン拉致の件に見せたチームプレーはテレビ版を彷彿させるものがあり、興奮した。
メイキングを見たら、想像してたより安直に作られていた。主演女優が決まらずクランク・インしていたり、監督が一週間?失踪していたり。あと驚いたのが、画面を合成したり特撮が使われていたこと。特撮というのは円>>続きを読む
もうサイモン&ガーファンクルの曲がかかってるだけで合格。ラストのキャサリン・ロスの不安げな表情はカットをかけた後もカメラを回し続けたらしい。ただ、今の若い人がニューシネマを見てどう思うんだろう?