Junさんの映画レビュー・感想・評価

Jun

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天国と地獄(1963年製作の映画)

4.7

ラストの、アクリル板の反射によって三船敏郎と山崎努が一つの画角に映るのが映画らしくて好き

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

面白い!!

ヴィーガンをいじるブラックジョーク映画だと思ってたら、それを超えてくる。豚・牛と同じようにヴィーガンを殺して食べる構図が、食肉文化の観客をドキッとさせる。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

幸せは人それぞれ
自分を幸せにする方法を自分で分かってるのは強い。
フィルムカメラほしいなあ。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.7

手話がコミュニケーションツールとしてとても優れていることに気づいた。時には、口で話すよりも上手く自分の気持ちを表現できる。

音のある世界とない世界、両方を知っているルビーが歌うBoth Sides
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の・ようなもの(1981年製作の映画)

4.1

カットのつなぎで不思議なことが起きる。唐突にでんでんがプールから出てきてりんご食べたり。それが少しクセになる。

みんな今を生きている。世界中の人の人生を肯定してくれているような優しい映画。

マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

4.5

ホラーで売ってる作品だけど、着地は超深い愛の話。

分からないまま話が進んで、途中でオチが想像つくけどもう一展開。

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.6

巧みな音楽と画作りでどんどんファンタジーの世界に引き込まれる。

後半の手に汗握る展開は画面に釘付け。

アジョシ(2010年製作の映画)

4.2

主人公のウォンビンが強すぎて気持ちいい。

「孤狼の血 LEVEL2」がオマージュしたシーンも見つけられた。

本作がNo.1ヒットになる韓国が羨ましい。

さがす(2022年製作の映画)

4.8

片山監督は「他人のことは分からない」っていうのを描くのが上手い。

ラストのもう一展開が面白い。あの展開があることで、作品が一段と深くなる。

伊東蒼ちゃんの親父はいつもダメ親父。たまには良い父の娘に
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そこにいた男(2020年製作の映画)

3.9

刺されたときの「あっつ」がリアル。

エンドロールの入り方が好き。

遥かなる山の呼び声(1980年製作の映画)

4.7

今年一番の号泣。

渥美清が出てくると、一気に頬がゆるむ。さすが渥美さん。

「幸福の黄色いハンカチ」とリンクする部分もあって、観てるとより楽しめる。

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.3

「ワンダー・ウーマン」でもそうだったけど、歴史にフィクションのキャラを登場させるのがストーリーとして面白い。世界史の教科書軽く読み直してからだと良いかも。

本作の1番のアクションはラスプーチンとのバ
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.5

面白い!

コメディで全編ふざけているけど、現代に彗星が衝突するとなった場合、この状況になることが容易に想像できて怖い。

俳優2周目のディカプリオの感じが、役とマッチしてた。昔のイケメンディカプリオ
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世界残酷物語(1962年製作の映画)

3.9

ただグロ映像を流してるわけではなく、動物、文化などジャンル分けして順序立てて構成されている。

所々で楽園の風景など息抜きさせてくれるのも優しい。

モンド映画の原点にして頂点。

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.2

まず、GUCCIの歴史に驚き。ただの高級ブランドのイメージしかなかったが、こんなに怖くて面白い背景があったとは。

レディー・ガガ、アダム・ドライバー、アル・パチーノなど、キャストの演技合戦も楽しめる
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パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.5

脱獄犯と少年のロードムービー。こんな映画嫌いな人いないでしょ。

父のいない少年にとってブッチは初めてのお父さん。幼いけど葛藤しながら、自分の目で自分なりに正義を構築していくのは立派。

クリント・イ
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.5

鑑賞中はいろんなシーンで興奮して泣いたけど、観終わってから考えると突っかかる部分がある。

ファンムービーだからといってやりすぎな気が。これが本当にクリエイターのやりたいことなのか。

MARVEL作
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.2

各話の順番がよく考えられてる。序盤の話は現実味のある話で後半の話になるに連れて現実味がなくなっていく。ラストの話を冒頭に持ってきていたらハマらない人もいそう。

濱口作品の入り口としておすすめな一本。

音楽(2019年製作の映画)

4.2

音楽の持つ力をギューと詰め込んだような作品。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.2

鏡を上手く使った演出や、ダンスシーンの二人が交互に出てくる映像が面白い。

60年代ロンドンのオシャレでかっこいい雰囲気に浸ってたら、だんだんと怖い方へ進んでいくのが巧い。

アニャのキャスティングは
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.6

予想してた斜め上を行く展開。

見たことないような造形、動作で映像だけで面白い。

エピローグ的なものを付けずに、あそこでスパッと終わらせる締め方も気持ちいい。

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

4.1

長尺の映画が増えてる中で、短くてサクッと観られる本作。こういう作品も必要。

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.2

深見師匠と弟子のビートたけしの話がメインだけど、門脇麦のキャラ設定が絶妙で泣いた。

時をかける少女(2006年製作の映画)

4.2

最近の細田作品と比べ脚本の粗が少ない。

細田守さんはこの頃みたいに脚本を奥寺佐渡子さんに任せるべきでは。

トゥルーノース(2020年製作の映画)

4.5

北朝鮮の強制収容所のエグい描写を、実写ではなくあえてアニメーションにして見やすくしたのはよく考えたなぁ。

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

4.2

作品の感想にエモいって使うの好きじゃないけど、これはエモい以外の言葉ない。

世代の人が観たらもっと刺さるだろうな。

エターナルズ(2021年製作の映画)

4.4

規模デカすぎ。

マ・ドンソクの魅力がたっぷり。マブリーの魅せ方は文句なし。

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