Junさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.4

元気出る。

問題だらけの家族だけど、お互いに支え合って素敵な家族になっていくのに感動。

ラストのダンスシーンでは、笑いながら涙出た。

娼年(2018年製作の映画)

3.6

松坂桃李の役者魂。俳優松坂桃李のキャリアを追うには外せない作品。

演出が少し安っぽく感じた。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

妻をなくした男が自分を見つめ、少しずつ前に進んでいく。

劇の台詞と映画の展開をマッチさせるおしゃれで完璧な脚本。

分からなかったところもあるから、他の濱口作品を観直してからまた観よう。

県警対組織暴力(1975年製作の映画)

4.3

『仁義なきシリーズ』の深作欣二と笠原和夫のタッグが再び生み出した傑作。

この時代の俳優達の顔の演技がたまらない。

『孤狼の血』が本作に強く影響を受けているのは一目瞭然。オマージュシーンを見つけるの
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仁義の墓場(1975年製作の映画)

3.9

遺骨を噛む名シーン。どうやったらあんな場面思いつくのか。

ヤク中の役もできる田中邦衛。

実際に新宿に石川力夫の仁義の墓場あるみたい。お参り行きたい。

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

5.0

前評判では聞いていたけど、鈴木亮平が怖い。映画史に残る悪役。『仁義の墓場』の石川力夫を彷彿とさせる。前作の柱だった大上(役所広司)が消えて少し不安だったけど、最恐の悪役の登場でスクリーンが全く寂しくな>>続きを読む

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.4

ジェームズ・ガンがディズニーで出来なかったことを、ワーナーで好き放題やってできた奇跡的な作品。

悪趣味で不謹慎で無理な人は無理だろうけど、それがジェームズ・ガン。

ポップとグロが掛け合わさって感じ
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.9

野球にフォーカスせず、野球の応援だけを映す斬新さ。

最近の青春映画は進化がすごい。

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.8

こういう映画が観たかった。コロナで洋画大作が延期されていたけど、本作で鬱憤全部晴れた。夏にピッタリの最高なブロックバスター映画。

ゲームの世界観も作り込まれていて飽きなかった。サングラスの有無で見え
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.6

爆発も起きないし、BGMも流れないし、一見地味な作品だけど、陪審員12人の会話が面白くてずっと見ていられる。

何のツッコミどころもない完璧な脚本。

一人一人のキャラも立っていて良かった。

モノク
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男はつらいよ 翔んでる寅次郎(1979年製作の映画)

4.0

結婚について、幸せについて今作はシリーズの中でも、特に切り込んでるように感じた。

オーディション(2000年製作の映画)

3.9

物語が進んでいくにつれてだんだん描写がエグくなっていく。

あー怖い。

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.5

ダウン症に対して「関係ない」と言うシーンが気持ちいい。

映画だからこそのラストも素敵。

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.8

時代劇、SF、恋愛、青春、いろいろなジャンルを横断する映画愛に満ちた作品。

登場人物みんな、やりたいことに一直線で気持ちいい!周りの目を気にしてる自分にハッとした。

一見キラキラ青春映画を敵に回す
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キネマの神様(2021年製作の映画)

4.2

受け取るものが多すぎる。志村けんのこと、コロナのこと、映画館のこと、映画のことなど。

ゴウに山田洋次監督の過去が投影されていることからも分かるけど、いつ監督引退しても良いような集大成的な作品。まだま
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.4

移民問題を絡めながらも、最高に満足できるミュージカル映画になってる!

登場人物の境遇も様々で、観客それぞれが誰か一人には感情移入できそう。

パワフルな歌とダンス。「人生最高!」と言わずにはいられな
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.9

脚本の粗はもはや細田作品の伝統。細田守だからと割り切って観に行けば大満足できる作品。

歌唱シーンは圧巻。華やかな映像と中村佳穂さんの圧倒的歌唱力。それだけで涙。

映画館で観るために作られた映画。
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

5.0

異形をこよなく愛するギレルモ・デル・トロの『美女と野獣』へのアンチテーゼ。

クリーチャーオタクにしかハマらないような作品にならず、最後まで観客の興味を持続させるストーリー展開と画作りがすごい。アカデ
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許された子どもたち(2019年製作の映画)

4.5

キャスティングが絶妙。知ってる役者さんいなかったけど、役柄と顔が完璧にマッチしてる。

息子は殺人などしていないと信じすぎる親が残酷。『母なる証明』とも重なる。

弁護士、友達、親など、それぞれが自分
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夢売るふたり(2012年製作の映画)

4.0

今作も西川監督特有の嘘から始まる物語。

観てるだけで当人でもないのに罪悪感が湧いてくる。

裏窓(1954年製作の映画)

4.4

主人公が一歩も歩かないのにこんなに面白い映画が作れることに驚いた。

個人的にはヒッチコック作品の中でも1位2位を争う面白さ。

こんな映画作ってたら、そりゃサスペンスの神様って言われるわ。

新幹線大爆破(1975年製作の映画)

4.7

面白い!!

日本のオールスターキャスト。高倉健、宇津井健、田中邦衛、千葉真一など。

『スピード』の設定の元ネタが1975年に日本で公開されていたとは。

高倉健が犯人役を演じたレアな作品。

上り
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ひゃくはち(2008年製作の映画)

4.6

高校野球を美談としてではなく、ベンチ入りに必死な2人の選手の目線からリアルに描いている。

野球を題材にした映画やドラマは、髪型やフォームがつっかかってあまり好きではなかったけど、今作はみんなサマにな
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幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

4.8

日本映画を代表するロードムービー。

武田鉄矢の人間味のあるキャラがなかなかのクソ野郎だけど嫌いになれない。めちゃくちゃ笑わされた。

健さんの演じた優しいけどどこか暗い一面を持ってそうな役がいい。
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13日の金曜日(1980年製作の映画)

3.6

スプラッター映画と思ってたけど、もはやサスペンス。

アイコンでもある仮面が出てこないことに驚いた。

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

4.5

タランティーノ作品の中では1番影が薄い作品なんじゃないかな。

サントラが最高。

タランティーノが描く彼なりのラブストーリー。

終盤の、各自の動きを時系列で描いていき物語を一つの線にまとめるのは、
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

4.0

期待しないで観に行ったら普通に面白かった!

原作ファンの評価はどうなのか分からないけど、原作未読の自分は十分楽しめた。

テンポもよく最後までどうなるかわからない展開にハラハラ。

続編ありそうだね
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.3

登場人物多いし、その人物についてほぼ説明もなく日常を切り取ったように進んでいく。

人間何があるかわからない。人生そう簡単じゃない。

観終わった後どうしょうもない気持ちになる。

マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり(2015年製作の映画)

4.2

88分という短い時間で、声出して笑って、ウルッとなって前向きになれる作品。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.4

何も知らないで観に行ったら、途中までホラーなのか何なのかジャンルも分からずどんどん引き込まれていった。

社会派要素ばかりの作品にならず、性被害をコメディタッチで観やすく描いているところがすごい。アカ
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.4

離婚の親権争いをテーマにした作品。

普通の朝食であるはずのフレンチトーストに泣かされるとは。

奥さん視点Verも観てみたい。

観客に委ねる終わり方が良かった。

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.3

この作品を映画館で観られたことがどれだけの財産になるか。

オープニングで、時を経て多くの人に愛され今になっても映画館で流されるこの作品のパワーに鳥肌が立った。

ストーリーは難解で全然理解できなかっ
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激突!(1971年製作の映画)

4.0

やっと観られた!スピルバーグの長編デビュー作。

犯人の足・手しか映さないなど、観客の想像力で恐怖をかきたてるスピルバーグの作家性がすでに現れてる。

あー怖い