Junさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Jun

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るろうに剣心(2012年製作の映画)

3.8

こんなにもスタイリッシュでスピード感のあるアクションを日本映画で観られて嬉しい。

BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

4.5

瓜田(松山ケンイチ)の、ボクシング大好きだけど試合に勝てないというキャラ設定が絶妙。

終盤は主人公の瓜田がスクリーンにあまり出てこないけど、観客全員が瓜田を思えずにはいられないストーリー構成が上手い
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.9

ヴィンス・ボーンのJK演技がキモかわいくて癒やされる。

殺し方も様々で見ごたえがあった。

頭空っぽにして観られるから、疲れている人にもおすすめ。

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.9

好きな人の夢を応援するのはいいことだけど、その夢が自分の夢になってしまうのは、相手からしても重くて迷惑かな。

恋愛って難しい。

仲野太賀好きだーー。

街の上で(2019年製作の映画)

4.6

今泉作品の中でも最高傑作と呼び声の高い今作。

下北沢で繰り広げられる群像劇。

ちょっとした認識のズレから起こる大爆笑。うまいなぁ。

シーン数が少なく、長回しシーンがいくつもあったのが印象的。長回
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メランコリック(2018年製作の映画)

4.6

先の読めない脚本にぐんぐん引き込まれていく。

働いている銭湯が死体処理場だと気づく残酷な冒頭だけど、観終わったあとの後味は重すぎず心温まる。

東大卒のフリーターという主人公の設定も面白かった。
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バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画をつくったら~(2021年製作の映画)

4.0

TVシリーズ観てないけど十分楽しめた。

このご時世でもエンタメを創り続けてくれる人たちに感謝。エンタメがない世界なんてつまらない。

「有村架純の撮休」など、俳優が本人役で登場する設定の、現実と虚構
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僕が跳びはねる理由(2020年製作の映画)

4.2

自閉症の人の感覚を疑似体験できる。映画館の大画面と音響で観られて良かった。

自閉症の人がなぜあのような行動を取るのか。知るって大切なことだと思った。

自閉症の人に対する偏見がなくなり、自閉症の人、
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何者(2016年製作の映画)

4.6

就活ホラー。

ゆったりした前半で気を抜いてたら、後半の怒涛の展開で面食らう。

「頭の中にあるうちは、なんだって傑作なんだ」というセリフが忘れられない。

小説では表現できない、後半の演劇演出。映像
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バッド・トリップ どっきり横断の旅(2020年製作の映画)

4.5

くだらなくて最高!

笑いすぎて嫌なことも全部忘れられる。

映画のストーリーに沿ったドッキリというのが初見で面白かった。『ジャッカス』も観てみようかな。

こんなこと日本でやったら白い目で見られる。

男はつらいよ 寅次郎頑張れ!(1977年製作の映画)

4.2

人の家の2階爆破は笑った。

大竹しのぶの透明感エグい。往年俳優の若い頃が観られるのも『男はつらいよ』シリーズの魅力。

ツナグ(2012年製作の映画)

3.8

テレビドラマでやった方が良かったと思う。

橋本愛と親友のエピソードが、「ツナグ」の設定をうまく利用してて良かった。

ここは感動的なシーンだよ、と音楽で教えてくれるような演出が少し残念。

スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.4

チンピラからギャングに成り上がり堕ちていくトニー・モンタナの生涯。

後半になるにつれて孤独になっていくトニー・モンタナに同情しちゃう。

漢らしいけど、ちょっとおちゃめな部分もある。ギャップ萌え。
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

4.4

予告では騙し合い要素が全面に押し出されているけど、今作の面白いところは縮小していく出版社がどう戦うか。

ラストの畳み掛けが気持ちいい。

キャストも豪華でテンポもよくて最後まで飽きない。

不祥事を
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マーターズ(2007年製作の映画)

4.2

これはスリラーなのか、悪霊物なのか、復讐物なのか。1つのジャンルに絞られず、ストーリーの向かう先がずっと分からず面白い。

考察しがいのあるラストで、観終わってからも楽しめる。

たまにはこういう尖っ
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.3

ストップモーションでディストピアをたったひとりで一から作り上げる堀監督の情熱と狂気。

声優を雇えず自分で声を担当するしかない逆境を、独自言語を作ることで逆境までも作品に活かすクリエイター魂。独自言語
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学校の怪談2(1996年製作の映画)

3.8

前作で先生だった野村宏伸がまさかの泥棒役。

公開当時友達と劇場で観た小学生がうらやましい。

前作もそうだったけど、切ないけどハッピーエンドなのが魅力。

ランボー(1982年製作の映画)

4.1

暴れまくったランボーが本音を打ち明けるシーンがこの映画が伝えたい全て。単なるアクション映画にとどまらない、しっかり戦争の悲惨さを伝えてくれる作品。

一見タフで強靭な男だけど、観る者にどこか哀しさを感
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ミナリ(2020年製作の映画)

4.0

重々しいテーマではありながら、おばあちゃんと孫の掛け合いなど、クスッと笑える場面が多く観やすかった。

家族に成功を見せてあげたい父の姿がダサくて、カッコよくて、、

移民とあまりゆかりのない日本では
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

4.0

これぞアドベンチャー映画。

『ワンダーウーマン1984』など、今ではよく観る、冒頭からクライマックスのような展開を持ってくる手法の先駆けとなった作品。

ワクワクする音楽。

トリハダ 劇場版(2012年製作の映画)

3.9

オムニバス形式で進んでいき、それぞれの話のつなぎ方が面白かった。

一人よりも誰かしゃべりながら見た方が楽しめる。

獣の棲む家(2020年製作の映画)

3.7

ジョーダン・ピール的な社会派ホラー。

いつ死んでもおかしくない内戦地から逃れてきた夫婦にとって内戦より怖いものとは。

内戦から逃れたからといって、夫婦共々安心して暮らせるわけではない。

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.7

成田凌と清原果耶の掛け合いにずっとニヤニヤしてた。

劇場でこんなにも観客の笑い声が聞こえてきた作品はなかなかない。

成田凌の特殊すぎる笑い方にツボった。

2人の掛け合いを楽しむ作品だと思っていた
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

4.2

映画らしい大きな盛り上がりはないけれど、その分等身大でリアル。

仲野太賀の演技力。特に演劇会のシーン。

ラストカットは色々な感情が湧き出て来て、なんとも言えない気持ち。

下女(1960年製作の映画)

4.0

見たかったけど、配信やレンタルでもなかなか見つからなかった貴重な作品。

階段の使い方など、『パラサイト』に影響を与えたのがよくわかる。

『パラサイト』や『オールドボーイ』など、韓国映画の根っこの部
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スプリット(2017年製作の映画)

3.9

多重人格をひとりひとり完璧に演じ分けるジェームズ・マカヴォイの演技力が光る。

誘拐犯とふたりの共通点から生まれるオチは好きだった。

『アンブレイカブル』観ておいたほうが楽しめたかな。

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

4.5

章立て構成で、終盤になるにつれて点と点が線になっていくのが、気持ちよくて面白い。まるでタランティーノ。

最後まで大金を誰が手にするのか分からずハラハラドキドキ。

登場人物ひとりひとりのキャラが際立
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

5.0

言わずと知れた名作。

今までの観たSF映画の中でもこんなに泣いたの初めて。

エアロ・スミスの『I Don't Want to Miss a Thing』が涙腺を刺激してくる。

14歳の栞(2021年製作の映画)

4.8

色々な場面で色々な種類の涙が流れる。じぶんがどんな14歳を過ごしたかによって、刺さる部分が人それぞれ違ってくる映画。

たくさんの出会いや挑戦がある中1でもない、受験や卒業のある中3でもない、一見盛り
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悪人伝(2018年製作の映画)

4.4

殴らせないではなく、殴られてもビクともしないマ・ドンソクが強すぎて笑っちゃう。

警察とヤクザが手を組む新鮮な構成で、テンポも良く全く飽きない。

コメディっぽい笑えるシーンも多くて観ていてたのしい。
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学校の怪談(1995年製作の映画)

4.3

小学生のときの初々しい気持ちがフラッシュバックした。

小学生いいよなぁ。

あまり怖くない怪物造形が愛おしい。

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

4.7

ポン・ジュノもオススメの一本。

制作陣、役者の熱量、スクリーンから伝わってくる圧倒的迫力に終始スクリーンから目が離せない。

連続殺人犯の生涯を間近で目撃できる140分。

昔のフイルムの映像も相ま
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ビバリウム(2019年製作の映画)

4.2

冒頭のヒナの映像から伝わるただ者の映画じゃない感。

集合住宅全体が映画のセットのような、人工的で何かに監視されているようで不気味。

ネタバラシや問題が解決するわけでもなく、終始奇妙。

子供の叫び
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悪魔を見た(2010年製作の映画)

4.7

暴れたチェ・ミンシクを観てるとワクワクが止まらない。

冒頭のチェ・ミンシク×金槌は完全に『オールドボーイ』

痛いところを隠さずしっかり映像で見せてくるあたり、さすが韓国。「うーっ」と声が漏れてしま
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.9

今まで自分はそこそこ自由だと思っていたけど、あらゆる面で自由じゃないことに気付いた。

門脇麦と水原希子の配役逆のが良かったのでは、と思ってたけど観終わったらこの配役しか考えられない。逆ではダメだ。
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.1

冒頭の、人体実験の写真から不気味すぎる。

キム・ダミの農家のかわいいJKからの、後半になるにつれて豹変していく盛り上がりが爽快。

次作も楽しみ。